このページでは、果物のアテモヤを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
アテモヤのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはアテモヤの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 81 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 19.4 | g | |
└糖質 | 16.9 | g | 普通 |
└食物繊維 | 3.3 | g | 多い |
たんぱく質 | 1.8 | g | 低い |
脂質 | 0.4 | g | 低い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、果物分類に所属する正式名称「アテモヤ 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、アテモヤがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
アテモヤはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
アテモヤとは?どんな食材?
アテモヤは、南アメリカ原産の熱帯果樹であり、外見は特徴的な形状をしています。果物の一種でありながら、見た目はユニークで、その姿はまるで花と果物が一体化したようにも見えます。
アテモヤの味と食感
アテモヤの味は、甘くクリーミーであり、バナナやパイナップルのような風味があります。また、果肉は柔らかく、口の中でとろけるような食感があります。これにより、アテモヤは果物の中でも特に食べやすいと言われています。
アテモヤの栄養価
アテモヤには、ビタミンCやビタミンB6、カリウムなどの栄養素が豊富に含まれています。特にビタミンCは免疫力を高める効果があり、ビタミンB6はエネルギー代謝に関与しています。また、カリウムは体内の水分バランスを調整する役割があります。
以上のように、アテモヤはユニークな形状と甘くクリーミーな味、柔らかい食感が特徴の果物であり、栄養価も高い食材です。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はアテモヤがダイエットにどう役立つか説明します!
アテモヤはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
アテモヤの栄養データ
アテモヤは、可食部100gあたり81kcalのカロリーを含んでいます。炭水化物は19.4gで、そのうち糖質は16.9g、食物繊維は3.3gです。タンパク質は1.8g、脂質は0.4gで、塩分は0gです。
1. カロリーがやや低い
アテモヤは、可食部100gあたり81kcalのカロリーを含んでいます。この低いカロリーは、ダイエットや健康的な食事を目指す人にとって魅力的です。アテモヤを摂取することで、満腹感を得ながらカロリーを抑えることができます。
2. 食物繊維が多い
アテモヤには、可食部100gあたり3.3gの食物繊維が含まれています。食物繊維は腸内環境を整え、便通を促進する効果があります。また、食物繊維は血糖値の上昇を緩やかにするため、糖質の摂取をコントロールするのに役立ちます。アテモヤを摂取することで、健康的な腸内環境を維持し、血糖値の上昇を抑えることができます。
3. 脂質と塩分が低い
アテモヤには、可食部100gあたり0.4gの脂質と0gの塩分が含まれています。脂質の摂取量と塩分の摂取量が適切でないと、生活習慣病のリスクが高まります。アテモヤを摂取することで、脂質と塩分の摂取を抑えることができ、健康的な食事を実現することができます。
おすすめ:アテモヤのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
アテモヤに含まれる無機質の栄養を解説!
アテモヤの特徴
アテモヤは、果物の中でも特徴的な栄養価を持っています。以下にアテモヤの特徴を3つご紹介します。
1. カリウムが多い
アテモヤは、可食部100gあたり340mgのカリウムを含んでいます。カリウムは、体内の水分バランスを調整するために重要な役割を果たしています。また、カリウムは心臓の健康をサポートするため、血圧の調整にも関与しています。
2. ナトリウムが低い
アテモヤは、可食部100gあたりわずか4mgのナトリウムしか含んでいません。ナトリウムは、食塩や加工食品などに多く含まれることが一般的ですが、アテモヤはその点で優れています。低ナトリウムの食事は、高血圧や心臓病の予防に役立ちます。
3. マグネシウムが普通
アテモヤは、可食部100gあたり29mgのマグネシウムを含んでいます。マグネシウムは、骨の形成や神経伝達に関与しており、体内のエネルギー代謝にも重要な役割を果たしています。アテモヤには普通量のマグネシウムが含まれているため、健康な体を維持する上で役立つ果物と言えます。
以上、アテモヤの特徴として、カリウムが多く、ナトリウムが低い、そしてマグネシウムが普通量含まれていることが挙げられます。アテモヤはこれらの栄養素をバランスよく含んでおり、健康な食生活に取り入れることで様々な効果が期待できます。
アテモヤに含まれるビタミンを解説!
アテモヤのビタミンの特徴
アテモヤに含まれるビタミンの特徴を以下の3つに絞って論じます。
1. ビタミンEの含有量は普通レベル
アテモヤに含まれるビタミンEは、α-トコフェロールのみで0.2 mgです。この量は普通レベルとされています。ビタミンEは抗酸化作用があり、細胞を保護する効果があります。
2. ビタミンB6の含有量は多い
アテモヤにはビタミンB6が0.28 mg含まれており、多いと言えます。ビタミンB6はエネルギー代謝に関与し、神経や血液の健康維持にも重要な役割を果たしています。
3. ビタミンCの含有量は多い
アテモヤにはビタミンCが14 mg含まれており、多いと言えます。ビタミンCは抗酸化作用や免疫力向上に効果があり、またコラーゲンの生成にも関与しています。
最後に、アテモヤの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「アテモヤ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 81 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 19.4 | g | |
└糖質 | 16.9 | g | 普通 |
└食物繊維 | 3.3 | g | 多い |
たんぱく質 | 1.8 | g | 低い |
脂質 | 0.4 | g | 低い |
「アテモヤ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 35 | % | 特になし |
水分 | 77.7 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.7 | g | 普通 |
コレステロール | 0 | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「アテモヤ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 4 | mg | 低い |
カリウム | 340 | mg | 多い |
カルシウム | 26 | mg | 普通 |
マグネシウム | 29 | mg | 普通 |
リン | 24 | mg | 低い |
鉄 | 0.3 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.2 | mg | 低い |
銅 | 0.09 | mg | 普通 |
マンガン | 0.20 | mg | 普通 |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | (0) | μg | 無し |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.2 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | - | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.08 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.12 | mg | 普通 |
ナイアシン | 0.9 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.28 | mg | 多い |
ビタミンB12 | 0 | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.23 | mg | 普通 |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 14 | mg | 多い |
廃棄部位: 果皮及び種子
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。