このページではアサイーのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
アサイーのカロリーは62kcal(100gあたり)!これってどうなの?
引用元:Eレシピ
アサイーの可食部100gあたりのカロリーは、62kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中1190位です。これは多い順にすると上位74%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「低い」です。
また、日本食品標準成分表の「果物」ジャンルのでアサイーのカロリーを評価すると、118件中47位です。これは上位から39%に位置するカロリーで、評価は「平均的」となります。
カロリー | 62Kcal |
全体での評価 | 1190位 / 1592件中(上位74%…低い) |
「果物」ジャンル内での評価 | 47位 / 118件中(上位39%…平均的) |
アサイーはカロリーが低いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜアサイーのカロリーは低いの?なにが含まれているの?
引用元:DELISH KITCHEN
アサイーのカロリーは低い理由
アサイーのカロリーは、可食部100gあたり62kcalと比較的低いです。その理由を以下の栄養データから考察してみましょう。
糖質がほとんど含まれていない
アサイーには糖質がほとんど含まれていません。糖質はエネルギー源として重要ですが、摂りすぎるとカロリーが高くなる可能性があります。その点、アサイーは糖質がほとんど含まれていないため、カロリーが低く抑えられています。
食物繊維が豊富に含まれている
アサイーには食物繊維が4.7g含まれています。食物繊維は消化吸収が遅く、満腹感を持続させる効果があります。そのため、アサイーを摂取することで満腹感を得られるため、食事のカロリー摂取量を抑えることができます。
タンパク質が少ない
アサイーにはタンパク質が0.9g含まれています。タンパク質は筋肉の合成や修復に重要な栄養素ですが、同時にカロリーも高くなります。アサイーのタンパク質量は比較的少ないため、カロリーを低く抑えることができます。
脂質は普通の量が含まれている
アサイーには脂質が5.3g含まれています。脂質もエネルギー源として重要ですが、摂りすぎるとカロリーが高くなる可能性があります。アサイーの脂質量は普通の量であり、カロリーを低く抑える一因となっています。
以上のように、アサイーのカロリーが低い理由は、糖質がほとんど含まれていないこと、食物繊維が豊富に含まれていること、タンパク質が少ないこと、脂質が普通の量であることなどが挙げられます。これらの要素が組み合わさり、アサイーのカロリーを低く抑えています。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「アサイー」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 0g | 4 | 0kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | 4.7g | 2 | 9.4kcal |
たんぱく質 | 0.9g | 4 | 3.6kcal |
脂質 | 5.3g | 9 | 47.7kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「アサイー」のカロリー内訳です。一番多いのは脂質で、47.7kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
アサイーは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
引用元:Eレシピ
アサイーは、低糖質ダイエットに使える?
果物の中でも特に注目されている「アサイー」は、糖質量が0gという特徴を持っています。そのため、低糖質ダイエットを実践している方にとって、アサイーは特に効果的な食材と言えるでしょう。
アサイーの糖質量は0g
アサイーはブラジル原産の果実であり、その特徴的な紫色が特徴です。このアサイーには、糖質がほとんど含まれていないという特徴があります。糖質を制限している方にとっては、アサイーは理想的な食材と言えるでしょう。
低糖質ダイエットに特に効果的
低糖質ダイエットを実践している方は、糖質の摂取を制限することで体重の管理や血糖値の安定を図っています。アサイーの糖質量が0gということは、糖質制限において非常に優れた果物であると言えます。
また、アサイーには食物繊維や抗酸化物質、ビタミンCなどの栄養素も豊富に含まれています。これらの栄養素は、健康維持や美容にも役立つものです。低糖質ダイエットを実践している方にとって、アサイーは栄養素を摂取しながら糖質制限を行うことができる理想的な食材と言えるでしょう。
まとめ
アサイーは糖質量が0gという特徴を持ち、低糖質ダイエットにおいて特に効果的な果物です。糖質制限を行っている方にとって、アサイーは栄養素を摂取しながら糖質制限を行うことができる理想的な食材と言えます。美容や健康維持にも役立つアサイーを取り入れて、健康的な生活を送りましょう。
アサイーは、低脂質ダイエットに使える!?
引用元:Eレシピ
アサイーは、低脂質ダイエットに使える?
果物の中でも、アサイーは低脂質の果物として知られています。しかし、実際にはどの程度の脂質を含んでいるのでしょうか。アサイーの脂質含有量を調べたところ、5.3gという結果が出ました。
アサイーは低脂質ダイエットにどちらかというと不向き
アサイーは低脂質ダイエットに使える果物ではありますが、その量は控えめと言えます。そのため、アサイーを主食として摂ることは、低脂質ダイエットにおいてはあまり効果的ではありません。
低脂質ダイエットを行う際には、脂質の摂取量を極力減らす必要があります。アサイーは他の果物と比べると脂質の含有量が少ないですが、それでも5.3gという数値は無視できるほど少なくはありません。
アサイーの脂質含有量を考慮した上での摂取量
アサイーを低脂質ダイエットに取り入れる場合、脂質の摂取量を考慮する必要があります。アサイーには他の栄養素も含まれていますが、脂質の摂取量が多くなりすぎないように注意が必要です。
アサイーを低脂質ダイエットに取り入れる際には、他の低脂質な食材と組み合わせることをおすすめします。例えば、アサイーをヨーグルトや野菜と一緒に摂ることで、バランスの良い食事にすることができます。
まとめ
アサイーは低脂質ダイエットに使える果物ではありますが、その脂質の量は控えめです。脂質を極力減らしたい場合には、他の低脂質な食材と組み合わせることをおすすめします。アサイーを上手に活用して、バランスの良い食事を心掛けましょう。
最後に、アサイーの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「アサイー」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 62 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 5.0 | g | |
└糖質 | 0 | g | 無し |
└食物繊維 | 4.7 | g | 多い |
たんぱく質 | 0.9 | g | 低い |
脂質 | 5.3 | g | 普通 |
「アサイー」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 87.7 | g | 多い |
有機酸 | 0.3 | g | 多い |
灰分 | 0.4 | g | 低い |
コレステロール | - | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「アサイー」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 11 | mg | 普通 |
カリウム | 150 | mg | 普通 |
カルシウム | 45 | mg | 普通 |
マグネシウム | 20 | mg | 普通 |
リン | 19 | mg | 低い |
鉄 | 0.5 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.3 | mg | 普通 |
銅 | 0.19 | mg | 多い |
マンガン | 5.91 | mg | 多い |
ヨウ素 | 1 | μg | 多い |
セレン | 6 | μg | 多い |
クロム | 60 | μg | 多い |
モリブデン | 3 | μg | 普通 |
ビタミンA | |||
└レチノール | - | μg | 無し |
└α-カロテン | 49 | μg | 多い |
└β-カロテン | 380 | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | 3 | μg | 多い |
└β-カロテン当量 | 410 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 34 | μg | 多い |
ビタミンD | - | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 3.7 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0.1 | mg | 普通 |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 91 | μg | 多い |
ビタミンB1 | 0.03 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.06 | mg | 普通 |
ナイアシン | 0.6 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.11 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | Tr | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.10 | mg | 低い |
ビオチン | 14.0 | μg | 多い |
ビタミンC | 1 | mg | 普通 |
ポリフェノール:0.4g、タンニン:0.4g/食物繊維:AOAC2011.25法
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。