このページでは、果物のアサイーを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
アサイーのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはアサイーの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 62 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 5.0 | g | |
└糖質 | 0 | g | 無し |
└食物繊維 | 4.7 | g | 多い |
たんぱく質 | 0.9 | g | 低い |
脂質 | 5.3 | g | 普通 |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、果物分類に所属する正式名称「アサイー 冷凍 無糖」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、アサイーがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
アサイーはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:Eレシピ
アサイーとは?どんな食材?
アサイーは、ブラジル原産のフルーツであり、パームツリーの果実です。その特徴的な紫色の実は、直径約1センチメートルで、小さなベリーのような形状をしています。アサイーは、主にアマゾン川流域で栽培され、その栄養価の高さから、世界中で人気があります。
アサイーの特徴
アサイーは、非常に栄養価が高い食材です。豊富な抗酸化物質を含んでおり、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなどのビタミン類、カルシウム、鉄、カリウムなどのミネラル類も豊富に含まれています。また、アサイーベリーには、オメガ脂肪酸や食物繊維も含まれており、健康に良い影響を与えるとされています。
アサイーの食べ方
アサイーは、主にスムージーやアサイーボウルとして食べられます。スムージーにする場合は、アサイーピューレをベースに、ヨーグルトや牛乳、果物などと一緒にブレンドします。アサイーボウルは、アサイーピューレをベースに、トッピングとしてグラノーラやフルーツ、ナッツなどをのせて食べます。アサイーは、そのままでも食べることができますが、一般的には凍らせて使用することが多いです。
アサイーは、健康に良い影響を与える栄養価の高い食材であり、美味しく食べることができます。ぜひ、アサイーを取り入れて、バランスの取れた食生活を送りましょう。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はアサイーがダイエットにどう役立つか説明します!
アサイーはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
引用元:DELISH KITCHEN
アサイーの栄養データ
アサイーは、可食部100gあたりで以下のような栄養素を含んでいます。
1. 低カロリー
アサイーは、可食部100gあたりで62kcalと低カロリーです。カロリーを抑えた食事を心がける方にとって、アサイーは良い選択肢となります。低カロリーながらも、栄養価の高い食材であるため、ダイエット中でも健康的な食事に役立ちます。
2. 食物繊維が豊富
アサイーには、可食部100gあたりで4.7gの食物繊維が含まれています。食物繊維は、腸の働きを促進し、便通を良くする効果があります。また、食物繊維は血糖値の上昇を緩やかにするため、糖質制限をしている方にも適しています。アサイーの食物繊維の摂取は、健康的な食事に欠かせません。
3. 脂質が適量
アサイーには、可食部100gあたりで5.3gの脂質が含まれています。脂質はエネルギー源として重要な栄養素ですが、摂りすぎると肥満や生活習慣病のリスクが高まります。アサイーの脂質量は適量であり、健康的な食事に取り入れることができます。
以上のように、アサイーは低カロリーでありながら、食物繊維が豊富で脂質も適量含んでいます。これらの特徴から、アサイーは健康的な食事に役立つ果物と言えます。ダイエット中や健康を意識した食事に取り入れることで、バランスの取れた食事を実現することができます。
おすすめ:アサイーのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
アサイーに含まれる無機質の栄養を解説!
引用元:Eレシピ
1. ミネラル豊富な食材
アサイーは、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄などのミネラルを含んでいます。特に銅、マンガン、ヨウ素、セレン、クロムといったミネラルは多く含まれており、栄養バランスを整える上で重要な役割を果たします。
2. リンが低い
アサイーに含まれるリンの量は比較的低いです。リンは骨や歯の形成に関与しており、十分な量を摂取することが重要です。しかし、リンが過剰に摂取されるとカルシウムの吸収を妨げる可能性もあります。アサイーはリンの摂取量を調整する上で適切な食材と言えます。
3. ナトリウムが普通
アサイーに含まれるナトリウムの量は普通です。ナトリウムは体内の水分バランスや神経伝達に関与していますが、摂りすぎると高血圧や体の浮腫みの原因になる可能性があります。アサイーはナトリウムの摂取を過剰にすることなく、バランスの取れた食事を実現する上で役立つ果物です。
以上のように、アサイーはミネラル豊富な食材であり、リンが低く、ナトリウムも普通の量である特徴があります。これらの特徴を踏まえると、アサイーは栄養バランスを考えた食事に取り入れることができる食材と言えます。
アサイーに含まれるビタミンを解説!
引用元:Eレシピ
1. ビタミンAの特徴
アサイーに含まれるビタミンAは、レチノールがほとんど含まれず、代わりにα-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、β-カロテン当量、レチノール活性当量が多く含まれています。
2. ビタミンEの特徴
アサイーに含まれるビタミンEは、α-トコフェロールが多く含まれていますが、β-トコフェロールやγ-トコフェロール、δ-トコフェロールはほとんど含まれていません。
3. その他のビタミンの特徴
アサイーにはビタミンKが多く含まれており、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸、ビオチン、ビタミンCも普通から多く含まれています。しかし、ビタミンD、ビタミンB12、葉酸は含まれていません。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はアサイーの使用例としてレシピをご紹介します。
アサイーを使ったレシピ11選!
#1 アサイーのトロピカルスムージー
アサイーピュレ、パイナップル、バナナ
このレシピはスーパーフルーツアサイーを使ったトロピカルなスムージーの作り方です。アサイーピュレを冷凍庫から出しておき、パイナップルとバナナを適度な大きさに切ります。…
レシピを見る#2 ミキサーで簡単! バナナとアサイーのスムージー
バナナ、アサイー[冷凍、砂糖
このレシピはバナナとアサイーを使ったスムージーの作り方です。冷凍のフルーツも使用することで、いつでも簡単に作れるのが嬉しいポイント!バナナとアサイーの組み合わせで、優しい甘さのスムージーが完成します。…
レシピを見る#3 アサイーバナナヨーグルトのアイスキャンディー
バナナ、アサイードリンク、プレーンヨーグルト、アーモンドミルク、ハチミツ
このレシピはアサイーとバナナを使ったアイスキャンディーの作り方です。栄養価が高く、美容や健康志向の高い方にはもちろん、食欲のない日の栄養補給にもおすすめです。…
レシピを見る#4 人気のアサイーボウル 10分で完成 栄養と美容効果も
プレーンヨーグルト、アサイーピュレ、バナナ、イチゴ、グラノ―ラ
このレシピは、アサイーピュレを使った人気のアサイーボウルの作り方です。朝食や小腹が減ったときに、ヘルシーなアサイーボウルを作ってみましょう。…
レシピを見る#5 綺麗になれる♪アサイーボウル
冷凍アサイーピューレ、プレーンヨーグルト、バナナ、グラノーラ、ブルーベリー、クコの実、ピスタチオダイス、ローストアーモンド、ローストくるみ、等
…
レシピを見る#6 アサイーとキウイのスーパービューティスムージー
アサイーピュレ、リンゴジュース、キウイ、リンゴ
このレシピはアサイーピュレとキウイを使ったスーパービューティスムージーです。アマゾンのスーパーフルーツと呼ばれているアサイーを使用し、美容にも良いスムージーを作ります。…
レシピを見る#7 朝食にぴったり♪ アサイーボウル
アサイー(冷凍)、バナナ、レモン汁、いちご、キウイ、はちみつ、グラノーラ
このレシピはアサイーを使った朝食料理です。アサイーは冷凍のものを使用するので、手軽に作ることができます。…
レシピを見る#8 アサイーヨーグルトゼリー
プレーンヨーグルト、アサイーパウダー、レモン汁、グラニュー糖、板ゼラチン、ブルーベリー、ミントの葉
このレシピはアサイーを使ったヨーグルトゼリーの作り方です。アサイーには栄養素が豊富に含まれており、ヘルシーなスイーツとしても人気があります。…
レシピを見る#9 アサイーボウル/米粉のパンケーキ
冷凍アサイー(ピューレ無糖)、冷凍ミックスベリー、バナナ、豆乳、グラノーラ(好みのもの)、ブルーベリー(生)、ミント、米粉、ベーキングパウダー、等
アサイーボウルはブラジル発祥のデザート。バナナと豆乳と一緒にペースト状にし、お好きなグラノーラにかけていただきます。…
レシピを見る#10 アサイ―のパープルサラダ
紫キャベツ、レーズン、リンゴ、バルサミコ酢、オリーブ油、塩麹、アサイーパウダー、マスタード、アーモンド、等
スーパーフードとして知られるアサイーパウダーを使ったサラダのレシピ。紫キャベツなどの食材を合わせて、彩りも統一感あるデリ風の一品です。…
レシピを見る#11 不思議なドリンク
バタフライピー、お湯、レモン汁、オレンジジュース、カルピス、アサイー
「バタフライピー」を使った、見た目も楽しいドリンクレシピ。バタフライピーはレモンなどの酸性を加えると色が変化するので、アレンジもしやすく来客時のおもてなしにぴったりです。…
レシピを見る最後に、アサイーの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「アサイー」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 62 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 5.0 | g | |
└糖質 | 0 | g | 無し |
└食物繊維 | 4.7 | g | 多い |
たんぱく質 | 0.9 | g | 低い |
脂質 | 5.3 | g | 普通 |
「アサイー」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 87.7 | g | 多い |
有機酸 | 0.3 | g | 多い |
灰分 | 0.4 | g | 低い |
コレステロール | - | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「アサイー」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 11 | mg | 普通 |
カリウム | 150 | mg | 普通 |
カルシウム | 45 | mg | 普通 |
マグネシウム | 20 | mg | 普通 |
リン | 19 | mg | 低い |
鉄 | 0.5 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.3 | mg | 普通 |
銅 | 0.19 | mg | 多い |
マンガン | 5.91 | mg | 多い |
ヨウ素 | 1 | μg | 多い |
セレン | 6 | μg | 多い |
クロム | 60 | μg | 多い |
モリブデン | 3 | μg | 普通 |
ビタミンA | |||
└レチノール | - | μg | 無し |
└α-カロテン | 49 | μg | 多い |
└β-カロテン | 380 | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | 3 | μg | 多い |
└β-カロテン当量 | 410 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 34 | μg | 多い |
ビタミンD | - | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 3.7 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0.1 | mg | 普通 |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 91 | μg | 多い |
ビタミンB1 | 0.03 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.06 | mg | 普通 |
ナイアシン | 0.6 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.11 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | Tr | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.10 | mg | 低い |
ビオチン | 14.0 | μg | 多い |
ビタミンC | 1 | mg | 普通 |
ポリフェノール:0.4g、タンニン:0.4g/食物繊維:AOAC2011.25法
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。