このページではまぐろの赤みのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
まぐろの赤みのカロリーは115kcal(100gあたり)!これってどうなの?
まぐろの赤みの可食部100gあたりのカロリーは、115kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中896位です。これは多い順にすると上位56%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「やや低い」です。
また、日本食品標準成分表の「魚」ジャンルのでまぐろの赤みのカロリーを評価すると、296件中145位です。これは上位から48%に位置するカロリーで、評価は「平均的」となります。
カロリー | 115Kcal |
全体での評価 | 896位 / 1592件中(上位56%…やや低い) |
「魚」ジャンル内での評価 | 145位 / 296件中(上位48%…平均的) |
まぐろの赤みはカロリーがやや低いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜまぐろの赤みのカロリーはやや低いの?なにが含まれているの?
まぐろの赤みのカロリーはなぜやや低いのか?
まぐろの赤みは、可食部100gあたり115kcalというカロリーがありますが、「やや低い」と評価されています。その理由を栄養データを参考に解説します。
糖質がかなり低い
まぐろの赤みは、可食部100gあたり4.9gの糖質を含んでいます。この数値は「かなり低い」と評価されています。糖質が低いため、エネルギー源としてのカロリーも低くなっています。
食物繊維は無し
まぐろの赤みには、可食部100gあたり食物繊維が含まれていません。食物繊維は消化を助け、満腹感を与える役割がありますが、まぐろの赤みにはその効果は期待できません。
タンパク質が多い
まぐろの赤みは、可食部100gあたり26.4gのタンパク質を含んでいます。タンパク質は筋肉の材料として重要な栄養素であり、食事においても重要な役割を果たします。タンパク質の含有量が多いため、カロリーはやや低いものとなっています。
脂質が低い
まぐろの赤みには、可食部100gあたり1.4gの脂質が含まれています。脂質はエネルギー源としてのカロリーを高める要素ですが、まぐろの赤みには脂質が低いため、カロリーもやや低くなっています。
以上の栄養データから、まぐろの赤みのカロリーがやや低い理由が分かりました。糖質がかなり低く、食物繊維は無く、タンパク質が多い、脂質が低いという特徴が影響しています。健康やダイエットを考える際に、まぐろの赤みはカロリーの面で選びやすい食材と言えるでしょう。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「まぐろの赤み」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 4.9g | 4 | 19.6kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (0)g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 26.4g | 4 | 105.6kcal |
脂質 | 1.4g | 9 | 12.6kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「まぐろの赤み」のカロリー内訳です。一番多いのはたんぱく質で、105.6kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
まぐろの赤みは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
まぐろの赤みは、低糖質ダイエットに使える?
魚の中でも、まぐろの赤みは糖質量が4.9gと比較的低いです。そのため、低糖質ダイエットを実践している方にとっては、まぐろの赤みは少し効果的な食材と言えるでしょう。
まぐろの赤みの糖質量は4.9g
まぐろの赤みは、100gあたりの糖質量が4.9gです。これは、他の魚と比較しても低い数値と言えます。糖質を制限することで体重を減らしたい方や、血糖値をコントロールしたい方にとっては、まぐろの赤みは選びやすい食材となるでしょう。
まぐろの赤みに含まれる栄養素
まぐろの赤みには、タンパク質やビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。特に、オメガ3脂肪酸が多く含まれており、心臓の健康維持や脳機能の改善に役立つとされています。また、まぐろの赤みには、鉄分やカルシウムも含まれており、貧血や骨の健康維持にも効果的です。
まぐろの赤みの食べ方
まぐろの赤みは、刺身や寿司、ステーキなど様々な料理に利用することができます。ただし、加熱しすぎるとタンパク質が固くなるため、適度な加熱加減が重要です。また、まぐろの赤みを食べる際には、新鮮なものを選ぶことが大切です。新鮮なまぐろの赤みは、より美味しく食べることができます。
まぐろの赤みを活用したレシピ
まぐろの赤みを活用したレシピとしては、まぐろの赤身とアボカドのサラダや、まぐろの赤身のポケボウルなどがあります。これらのレシピは、低糖質ダイエットに適した食事として人気があります。まぐろの赤みの旨味とアボカドや野菜の食物繊維が組み合わさることで、満腹感を得ながら糖質を抑えることができます。
まぐろの赤みを上手に取り入れて
まぐろの赤みは、低糖質ダイエットを実践している方にとっては、少し効果的な食材と言えます。糖質量が比較的低く、栄養素も豊富に含まれているため、バランスの取れた食事を摂ることができます。ただし、適度な加熱加減や新鮮なものを選ぶことが重要です。まぐろの赤みを上手に取り入れて、健康的な食生活を送りましょう。
まぐろの赤みは、低脂質ダイエットに使える!?
まぐろの赤みは、低脂質ダイエットに使える?
魚の中でも特に人気のあるまぐろには、赤い色合いがあります。このまぐろの赤みには、低脂質ダイエットに少し効果的な要素が含まれていると言われています。
まぐろの赤みの脂質量は1.4g
まぐろの赤みには、1.4gという低脂質量が含まれています。この低脂質量は、ダイエット中の方にとっては非常に魅力的な要素です。脂質を制限することは、体重管理や健康維持において重要なポイントとなります。
まぐろの赤みには栄養価も豊富
まぐろの赤みには、脂質だけでなく栄養価も豊富に含まれています。たんぱく質やビタミン、ミネラルなど、身体に必要な栄養素がバランスよく含まれています。これらの栄養素は、ダイエット中の方が健康を維持するために必要なものです。
まぐろの赤みの摂取方法
まぐろの赤みを効果的に摂取するためには、調理方法にも注意が必要です。まぐろの赤みは、生で食べることが一般的ですが、生食が苦手な方や安全性に不安を感じる方は、加熱調理することもできます。焼きまぐろや蒸しまぐろなど、自分の好みに合わせた調理方法を選びましょう。
まぐろの赤みは低脂質ダイエットに少し効果的
まぐろの赤みは、低脂質ダイエットに少し効果的な食材と言えます。低脂質量の他にも栄養価も豊富であり、健康的なダイエットをサポートしてくれます。ただし、食べ過ぎには注意が必要です。適度な量を摂取し、バランスの取れた食事を心がけましょう。
最後に、まぐろの赤みの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「まぐろの赤み」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 115 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 0.1 | g | |
└糖質 | 4.9 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 26.4 | g | 多い |
脂質 | 1.4 | g | 低い |
「まぐろの赤み」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 70.4 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.7 | g | 普通 |
コレステロール | 50 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
アルコール | - | g | 無し |
「まぐろの赤み」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 49 | mg | 普通 |
カリウム | 380 | mg | 多い |
カルシウム | 5 | mg | 低い |
マグネシウム | 45 | mg | 多い |
リン | 270 | mg | 多い |
鉄 | 1.1 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.4 | mg | 普通 |
銅 | 0.04 | mg | 普通 |
マンガン | 0.01 | mg | 低い |
ヨウ素 | 14 | μg | 多い |
セレン | 110 | μg | 多い |
クロム | 0 | μg | 無し |
モリブデン | 0 | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 83 | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 83 | μg | 多い |
ビタミンD | 5 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.8 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | Tr | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.10 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.05 | mg | 普通 |
ナイアシン | 14.0 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.85 | mg | 多い |
ビタミンB12 | 1.3 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.41 | mg | 普通 |
ビオチン | 1.9 | μg | 普通 |
ビタミンC | 2 | mg | 普通 |
別名: まぐろ、ほんまぐろ、しび /切り身(皮なし)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。