このページでは、魚のとらふぐを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
とらふぐのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはとらふぐの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 80 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 0.2 | g | |
└糖質 | 3.7 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 19.3 | g | 多い |
脂質 | 0.3 | g | 低い |
食塩相当量 | 0.3 | mg | 普通 |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、魚分類に所属する正式名称「<魚類> (ふぐ類) とらふぐ 養殖 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、とらふぐがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
とらふぐはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
とらふぐとは?どんな食材?
とらふぐは、日本料理の高級食材として知られる魚です。特に冬季に美味しさが際立ち、贅沢な料理として親しまれています。
とらふぐの特徴
とらふぐは、その特異な姿と独特の食感が特徴です。体は円筒形で、ふくらんだ身と大きな目が特徴的です。また、とらふぐの皮は非常に厚く、鱗がないため、剥く際には注意が必要です。
とらふぐの食べ方
とらふぐは、主に刺身やてっちりとして食べられます。刺身では、薄くスライスしたとらふぐの身を、わさびと醤油でいただきます。また、てっちりでは、とらふぐの身や内臓を煮込んだ出汁に、野菜や豆腐を加えて煮込みます。とらふぐの身は、シャキシャキとした食感があり、上品な味わいを楽しむことができます。
以上、とらふぐの特徴と食べ方について説明しました。とらふぐは、その希少性と美味しさから、特別な場での食事やお祝いの席で人々に喜ばれています。ぜひ一度、とらふぐの美味しさを味わってみてください。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はとらふぐがダイエットにどう役立つか説明します!
とらふぐはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. 低カロリーでダイエットに適している
とらふぐは100gあたりのカロリーが80kcalとやや低いです。この低カロリーな特徴から、ダイエット中の方にとっては嬉しい食材と言えます。低カロリーでありながらも、タンパク質を豊富に含んでいるため、健康的な食事を摂りながら、食事制限を行うことができます。
2. 糖質がかなり低く、血糖値の上昇を抑える効果がある
とらふぐには糖質が0.2g含まれており、その中でも糖質の一部である糖質が3.7gとかなり低いです。この低糖質の特徴から、糖質制限を行っている方や糖尿病の方にとっては適した食材と言えます。糖質の摂取量を抑えることで、血糖値の上昇を抑える効果があります。
3. タンパク質が豊富で筋肉の合成を促進する効果がある
とらふぐには100gあたりのタンパク質が19.3g含まれており、多いと言えます。タンパク質は筋肉の合成に関与する重要な栄養素であり、筋肉量の増加や維持に役立ちます。特に運動を行っている方や筋肉量を増やしたい方にとっては、とらふぐは良いタンパク源となるでしょう。
以上のように、とらふぐは低カロリーでダイエットに適しているだけでなく、糖質がかなり低く血糖値の上昇を抑える効果があり、さらにタンパク質が豊富で筋肉の合成を促進する効果もあります。これらの健康効果を活かして、バランスの取れた食事に取り入れることが大切です。
おすすめ:とらふぐのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
とらふぐに含まれる無機質の栄養を解説!
1. ナトリウムが普通量である
「とらふぐ」は可食部100gあたりにおいて、ナトリウムが100 mg含まれています。この量は一般的な食材と比べて普通と言えます。ナトリウムは体内の水分バランスを調整するために必要な栄養素ですが、摂りすぎると高血圧や水分負荷が増える可能性があります。そのため、とらふぐを摂取する際は適量を守ることが重要です。
2. カリウムが多い
とらふぐにはカリウムが430 mg含まれており、一般的な食材と比べて多いと言えます。カリウムは神経や筋肉の正常な機能を維持するために必要な栄養素であり、血圧の調節にも関与しています。適切なカリウムの摂取は健康維持に重要ですが、過剰摂取も問題となる場合がありますので、バランスの取れた食事を心がけましょう。
3. カルシウムが低い
とらふぐにはカルシウムが6 mgしか含まれておらず、一般的な食材と比べて低いと言えます。カルシウムは骨や歯の形成に不可欠な栄養素であり、神経や筋肉の正常な機能にも関与しています。カルシウムの不足は骨粗鬆症や歯のトラブルの原因となる可能性がありますので、他の食材からもカルシウムを摂取することが大切です。
以上のように、「とらふぐ」はナトリウムが普通量であり、カリウムが多い一方で、カルシウムが低い特徴を持っています。適切な摂取量を守りながら、バランスの良い食事を心がけることが健康にとって重要です。
とらふぐに含まれるビタミンを解説!
1. ビタミンA
「とらふぐ」に含まれるビタミンAは、レチノール活性当量で3 μg含まれています。これは普通の量と言えます。
2. ビタミンD
「とらふぐ」にはビタミンDが4 μg含まれており、これは多い量です。
3. ビタミンB群
「とらふぐ」にはビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12が多く含まれています。ビタミンB1は0.06 mg、ビタミンB2は0.21 mg、ナイアシンは5.9 mg、ビタミンB6は0.45 mg、ビタミンB12は1.9 μgです。これらの量は多いと言えます。
最後に、とらふぐの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「とらふぐ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 80 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 0.2 | g | |
└糖質 | 3.7 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 19.3 | g | 多い |
脂質 | 0.3 | g | 低い |
「とらふぐ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 78.9 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.3 | g | 普通 |
コレステロール | 65 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.3 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「とらふぐ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 100 | mg | 普通 |
カリウム | 430 | mg | 多い |
カルシウム | 6 | mg | 低い |
マグネシウム | 25 | mg | 普通 |
リン | 250 | mg | 多い |
鉄 | 0.2 | mg | 低い |
亜鉛 | 0.9 | mg | 普通 |
銅 | 0.02 | mg | 低い |
マンガン | 0.01 | mg | 低い |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 3 | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 3 | μg | 普通 |
ビタミンD | 4 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.8 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.06 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.21 | mg | 多い |
ナイアシン | 5.9 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.45 | mg | 多い |
ビタミンB12 | 1.9 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.36 | mg | 普通 |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | Tr | mg | 無し |
切り身(皮なし)/(魚体全体から調理する場合、廃棄率: 80 %、廃棄部位: 頭部、内臓、骨、皮、ひれ等)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。