このページでは、魚のいいだこを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
いいだこのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはいいだこの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 64 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 0.1 | g | |
└糖質 | 4.5 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 14.6 | g | 多い |
脂質 | 0.8 | g | 低い |
食塩相当量 | 0.6 | mg | 普通 |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、魚分類に所属する正式名称「<いか・たこ類> (たこ類) いいだこ 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、いいだこがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
いいだこはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:ニッスイ
いいだことは?どんな食材?
いいだことは、日本の海で獲れる美味しい魚の一つです。その特徴的な姿と風味から、多くの人々に愛されています。
1. 鮮度が良く、身が締まっている
いいだこの特徴の一つは、鮮度が非常に良いことです。獲れたてのいいだこは、身が締まっており、プリプリとした食感があります。そのため、刺身や寿司ネタとして最適です。
2. 風味が豊かで、味わい深い
いいだこのもう一つの特徴は、風味の豊かさです。身の中には脂が多く含まれており、それが独特の旨みを生み出します。そのため、煮付けや焼き物など、様々な料理に使われます。また、いいだこの身は柔らかく、口の中でとろけるような食感があります。
3. 栄養価が高く、健康に良い
いいだこは、栄養価が非常に高い食材です。たんぱく質やビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれており、健康に良い影響を与えます。特に、EPAやDHAといった不飽和脂肪酸が豊富に含まれているため、脳や心臓の健康維持に役立ちます。
以上のように、いいだこは鮮度が良く、身が締まっていること、風味が豊かで味わい深いこと、栄養価が高く健康に良いことが特徴です。これらの点から、いいだこは多くの人にとって魅力的な食材と言えるでしょう。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はいいだこがダイエットにどう役立つか説明します!
いいだこはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
引用元:ニッスイ
「いいだこ」の栄養データの分析
「いいだこ」の可食部100gあたりの栄養データを見ると、以下のような特徴があります。
1. 低カロリーである
「いいだこ」はカロリーが64kcalと低い食材です。カロリーが低いため、ダイエット中や健康的な食事を心掛けている方にとって、摂取することでカロリー制限を守りながら満腹感を得ることができます。
2. 糖質がかなり低い
「いいだこ」の糖質は4.5gとかなり低いです。糖質が低い食材は血糖値の急激な上昇を抑える効果があり、糖尿病の予防や血糖値のコントロールに役立ちます。
3. タンパク質が多い
「いいだこ」はタンパク質が14.6gと多いです。タンパク質は体の組織や筋肉の形成に必要な栄養素であり、免疫力の向上や体力の維持にも関与しています。タンパク質が多いことから、「いいだこ」は筋肉をつけたい方やスポーツをしている方にとって、良質なタンパク源となるでしょう。
以上のように、「いいだこ」は低カロリーでありながら糖質がかなり低く、さらにタンパク質が多い食材です。これらの特徴から、「いいだこ」は健康的な食事に役立つと言えます。
おすすめ:いいだこのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
いいだこに含まれる無機質の栄養を解説!
引用元:ニッスイ
1. ミネラルのバランスが良い
「いいだこ」は、ナトリウムやカリウム、カルシウムなどのミネラルを含んでいます。特にマグネシウムやリン、鉄、亜鉛、銅などは多く含まれており、栄養バランスが良い食材と言えます。
2. マグネシウムやリンが豊富
「いいだこ」には、マグネシウムやリンが多く含まれています。マグネシウムは骨や筋肉の健康維持に役立ち、リンはエネルギー代謝や骨の形成に関与しています。これらの栄養素が多く含まれていることから、体の機能をサポートする食材と言えます。
3. ヨウ素やセレンなどの微量元素は含まれていない
「いいだこ」には、ヨウ素やセレン、クロム、モリブデンなどの微量元素はほとんど含まれていません。これらの栄養素は体内で僅かしか必要とされないため、他の食材から摂取する必要があります。ただし、ヨウ素やセレンなどの不足は健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、バランスの取れた食事を心がける必要があります。
いいだこに含まれるビタミンを解説!
引用元:DELISH KITCHEN
「いいだこ」のビタミン含有量の特徴
1. ビタミンAの特徴
- レチノールの含有量は35 μgで、多いです。
- α-カロテンやβ-クリプトキサンチンは含まれておらず、無しです。
- β-カロテンの含有量は9 μgで、普通です。
- レチノール活性当量は36 μgで、多いです。
2. ビタミンEの特徴
- α-トコフェロールの含有量は2.7 mgで、多いです。
- β-トコフェロールやγ-トコフェロール、δ-トコフェロールは含まれておらず、無しです。
3. その他のビタミンの特徴
- ビタミンB1の含有量は0.01 mgで、低いです。
- ビタミンB2の含有量は0.08 mgで、普通です。
- ナイアシンの含有量は3.2 mgで、多いです。
- ビタミンB6の含有量は0.11 mgで、普通です。
- ビタミンB12の含有量は2 μgで、多いです。
- パントテン酸の含有量は0.7 mgで、多いです。
- ビタミンCの含有量は1 mgで、普通です。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はいいだこの使用例としてレシピをご紹介します。
いいだこを使ったレシピ5選!
#1 いいだこのピリ辛トマト煮
いいだこ、たまねぎ、パセリ(乾燥)、おろしにんにく、トマトソース、オリーブ油、唐辛子(輪切り)、こしょう
たこのピり辛トマト煮のレシピ。材料をまるごと煮込むだけの簡単調理。…
レシピを見る#2 いいだことブロッコリーのチリソース煮
いいだこ、ブロッコリー、長ねぎ、チリソース(市販品)、ごま油
いいだこを使ったチリソース煮のレシピ。市販のチリソースを使うので味付けが簡単です。…
レシピを見る#3 いいだことさといもの煮物
いいだこ、にんじん、さといも」、きぬさや、だし汁、しょうゆ、砂糖
だしのしみた里芋といいだこの食感が味わい深い煮物、おつまみにもオススメです。ポイントは、いいだこの下処理。…
レシピを見る#4 プリッと美味しい♪ いいだこのトマト煮
いいだこ(ゆで)、オリーブオイル、ブラックオリーブ(輪切り)、おろしにんにく、コンソメ、塩こしょう、パセリ(乾燥)
このレシピはいいだこを使ったトマト煮料理です。小さくて可愛らしいいいだこをトマトで煮込み、ブラックオリーブの輪切りを加えて味を引き締めます。…
レシピを見る#5 優しい甘さにうっとり♪ イイダコの柔らか煮
いいだこ[ゆで、砂糖、しょうゆ
このレシピは、イイダコを使った柔らか煮料理です。砂糖、酒、しょうゆのシンプルな味付けが、たこの味を引き立て、優しい甘さが特徴的な一品です。…
レシピを見る最後に、いいだこの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「いいだこ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 64 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 0.1 | g | |
└糖質 | 4.5 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 14.6 | g | 多い |
脂質 | 0.8 | g | 低い |
「いいだこ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 83.2 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.3 | g | 普通 |
コレステロール | 150 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.6 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「いいだこ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 250 | mg | 普通 |
カリウム | 200 | mg | 普通 |
カルシウム | 20 | mg | 普通 |
マグネシウム | 43 | mg | 多い |
リン | 190 | mg | 多い |
鉄 | 2.2 | mg | 多い |
亜鉛 | 3.1 | mg | 多い |
銅 | 2.96 | mg | 多い |
マンガン | 0.06 | mg | 普通 |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 35 | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 9 | μg | 普通 |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 9 | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | 36 | μg | 多い |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 2.7 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.01 | mg | 低い |
ビタミンB2 | 0.08 | mg | 普通 |
ナイアシン | 3.2 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.11 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | 2.0 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.70 | mg | 多い |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 1 | mg | 普通 |
内臓等を含んだもの
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。