このページではあこうだいのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
あこうだいのカロリーは86kcal(100gあたり)!これってどうなの?
あこうだいの可食部100gあたりのカロリーは、86kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中1026位です。これは多い順にすると上位64%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「やや低い」です。
また、日本食品標準成分表の「魚」ジャンルのであこうだいのカロリーを評価すると、296件中208位です。これは上位から70%に位置するカロリーで、評価は同じく「やや低い」となります。
カロリー | 86Kcal |
全体での評価 | 1026位 / 1592件中(上位64%…やや低い) |
「魚」ジャンル内での評価 | 208位 / 296件中(上位70%…やや低い) |
あこうだいはカロリーがやや低いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜあこうだいのカロリーはやや低いの?なにが含まれているの?
なぜあこうだいのカロリーはやや低いのか?
「あこうだい」は、魚の中でもカロリーがやや低い食材とされています。その理由について、以下の栄養データを参照しながら解説します。
カロリー
「あこうだい」のカロリーは、可食部100gあたり86kcalです。この数値は他の食材と比較してやや低いと評価されています。
糖質
「あこうだい」の糖質は、可食部100gあたり2.8gです。この数値は他の食材と比較してかなり低いと言えます。糖質が少ないため、ダイエット中や血糖値を気にする方にもおすすめの食材となっています。
食物繊維
「あこうだい」には食物繊維が含まれていません。食物繊維は腸内環境を整える効果があり、便通を促進する役割を果たしますが、「あこうだい」にはその効果は期待できません。
タンパク質
「あこうだい」のタンパク質は、可食部100gあたり16.8g含まれています。この数値は他の食材と比較して多いと評価されています。タンパク質は筋肉の修復や再生に関与し、健康な体作りに必要な栄養素です。
脂質
「あこうだい」の脂質は、可食部100gあたり2.3g含まれています。この数値は他の食材と比較して普通と評価されています。脂質はエネルギー源として利用されるほか、脂溶性ビタミンの吸収を助ける役割もあります。
以上の栄養データから、「あこうだい」のカロリーがやや低い理由が明らかになりました。低糖質であり、タンパク質も豊富に含まれているため、ダイエットや健康志向の方にとっては優れた食材と言えるでしょう。また、脂質も普通の範囲に収まっているため、バランスの取れた食事にも適しています。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「あこうだい」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 2.8g | 4 | 11.2kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (0)g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 16.8g | 4 | 67.2kcal |
脂質 | 2.3g | 9 | 20.7kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「あこうだい」のカロリー内訳です。一番多いのはたんぱく質で、67.2kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
あこうだいは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
あこうだいは、低糖質ダイエットに使える?
魚の中でも、あこうだいは糖質量が2.8gと比較的低いです。そのため、低糖質ダイエットを実践している方にとって、あこうだいは少し効果的な食材と言えるでしょう。
あこうだいの糖質量は2.8g
あこうだいは、一般的な魚の中でも糖質量が比較的少ないです。糖質制限を行っている方にとっては、低糖質の食材として選びやすいでしょう。糖質制限をすることで、血糖値の上昇を抑えることができ、ダイエット効果を期待することができます。
あこうだいは栄養価も高い
あこうだいには、タンパク質やビタミン、ミネラルなどの栄養素も豊富に含まれています。特に、タンパク質は筋肉の形成や修復に必要な栄養素であり、ダイエット中には重要な役割を果たします。また、ビタミンやミネラルも、体の健康維持に不可欠な栄養素です。あこうだいを食べることで、栄養バランスを整えながらダイエットを進めることができます。
あこうだいの調理方法に注意
あこうだいを低糖質ダイエットに活用するためには、調理方法にも注意が必要です。油で揚げるなど高カロリーな調理法は避け、蒸したり焼いたりするなど、カロリーを抑えた調理方法を選ぶようにしましょう。また、付け合わせの野菜も低糖質のものを選ぶことで、より効果的なダイエットが可能となります。
まとめ
あこうだいは糖質量が2.8gと比較的低く、低糖質ダイエットには少し効果的な食材です。また、栄養価も高く、タンパク質やビタミン、ミネラルなどをバランスよく摂取することができます。ただし、調理方法には注意が必要であり、油で揚げるなど高カロリーな調理法は避けるようにしましょう。あこうだいを上手に活用して、低糖質ダイエットを成功させましょう。
あこうだいは、低脂質ダイエットに使える!?
あこうだいは、低脂質ダイエットに使える?
低脂質ダイエットは、健康的な体重管理や生活習慣病の予防に効果的とされています。そのため、低脂質の食材を選ぶことが重要です。魚は一般的に低脂質であり、栄養豊富な食材として知られています。その中でも「あこうだい」は、低脂質ダイエットに少し効果的な食材と言えます。
あこうだいの脂質含有量
あこうだいの脂質含有量は、100gあたり2.3gです。この数値は、他の魚種に比べて非常に低いです。低脂質ダイエットを実践している方にとっては、あこうだいは優れた選択肢となるでしょう。
あこうだいの栄養価
あこうだいには、脂質以外にもさまざまな栄養素が含まれています。たんぱく質やビタミン、ミネラルなどがバランスよく含まれており、健康的な食事に欠かせない成分です。さらに、あこうだいにはEPAやDHAといった不飽和脂肪酸も含まれています。これらの成分は、心臓病や認知症の予防にも役立つとされています。
あこうだいの調理方法
あこうだいは、さまざまな調理方法で楽しむことができます。蒸し焼きや煮付け、刺身など、自分の好みに合わせて調理してください。ただし、低脂質ダイエットを目指している場合は、揚げ物やバターソテーなどの高脂質の調理方法は避けるようにしましょう。
まとめ
あこうだいは、低脂質ダイエットに少し効果的な食材と言えます。その低脂質ながら栄養豊富な成分や健康に良い不飽和脂肪酸も含まれており、健康的な食事に適しています。調理方法にも注意し、バランスの取れた食事を心がけましょう。
最後に、あこうだいの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「あこうだい」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 86 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 0.1 | g | |
└糖質 | 2.8 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 16.8 | g | 多い |
脂質 | 2.3 | g | 普通 |
「あこうだい」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 79.8 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.0 | g | 普通 |
コレステロール | 56 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.2 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「あこうだい」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 75 | mg | 普通 |
カリウム | 310 | mg | 普通 |
カルシウム | 15 | mg | 普通 |
マグネシウム | 24 | mg | 普通 |
リン | 170 | mg | 多い |
鉄 | 0.3 | mg | 低い |
亜鉛 | 0.4 | mg | 普通 |
銅 | 0.02 | mg | 低い |
マンガン | Tr | mg | 無し |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 26 | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 26 | μg | 多い |
ビタミンD | 1 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 3.4 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.11 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.04 | mg | 普通 |
ナイアシン | 1.1 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.05 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | 0.7 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.35 | mg | 普通 |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | Tr | mg | 無し |
切り身/(魚体全体から調理する場合、廃棄率: 60%、廃棄部位: 頭部、内臓、骨、ひれ等)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。