このページでは、魚のあこうだいを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
あこうだいのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはあこうだいの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 86 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 0.1 | g | |
└糖質 | 2.8 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 16.8 | g | 多い |
脂質 | 2.3 | g | 普通 |
食塩相当量 | 0.2 | mg | 普通 |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、魚分類に所属する正式名称「<魚類> あこうだい 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、あこうだいがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
あこうだいはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
あこうだいとは?どんな食材?
「あこうだい」とは、日本の海に生息する魚の一種です。主に太平洋沿岸で獲れることが多く、美味しい食材として知られています。
あこうだいの特徴
あこうだいは、体長が30センチメートルから40センチメートルほどになる中型の魚です。体は細長く、背中側は青緑色で、腹側は銀白色をしています。また、鱗は小さくて滑らかであり、見た目も美しい特徴があります。
あこうだいの味と食べ方
あこうだいの特徴的な味わいは、淡白であることです。身は柔らかく、繊維が細かいため、口の中でほどけるような食感があります。そのため、刺身や寿司、煮付け、焼き物など、さまざまな調理法で楽しむことができます。
また、あこうだいは低脂肪でありながら、タンパク質やミネラルが豊富に含まれています。健康的な食材としても人気があります。
まとめ
あこうだいは日本の海で獲れる美味しい食材であり、淡白な味わいが特徴です。柔らかい身と豊富な栄養素を含んでおり、さまざまな料理に活用することができます。ぜひ、あこうだいを使った料理を楽しんでみてください。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はあこうだいがダイエットにどう役立つか説明します!
あこうだいはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. カロリーがやや低いため、ダイエットに適している
「あこうだい」は可食部100gあたりのカロリーが86kcalとやや低いです。カロリーが低いため、食事のカロリー制限をする際に適した食材と言えます。ダイエット中でも満腹感を得ながらカロリーを抑えることができるため、健康的な食事に役立ちます。
2. 糖質がかなり低いため、血糖値の上昇を抑える効果がある
「あこうだい」の糖質は可食部100gあたり2.8gとかなり低いです。糖質の摂取量が少ないため、血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。血糖値の急激な上昇は、糖尿病や肥満のリスクを高める可能性がありますが、糖質が少ない「あこうだい」を摂取することで、血糖値のコントロールをサポートすることができます。
3. タンパク質が多いため、筋肉の修復・成長に効果的
「あこうだい」には可食部100gあたり16.8gのタンパク質が含まれています。タンパク質は筋肉の修復や成長に重要な栄養素であり、適切な量を摂取することは健康的な食事に欠かせません。特に運動をしている方や筋肉を増やしたい方にとって、「あこうだい」は良質なタンパク源となります。筋肉の健康維持や増強に役立つ食材として活用できます。
おすすめ:あこうだいのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
あこうだいに含まれる無機質の栄養を解説!
「あこうだい」の特徴
「あこうだい」の栄養データを見ると、以下の3つの特徴があります。
1. リンが多い
「あこうだい」はリンの含有量が170 mgと多いです。リンは骨や歯の形成に必要な栄養素であり、エネルギー代謝や神経伝達にも関与しています。リンの摂取が不足すると骨の健康に影響が出るため、「あこうだい」は骨の健康維持に役立つ食材と言えます。
2. 鉄が低い
「あこうだい」には鉄が0.3 mg含まれており、比較的低い量です。鉄は赤血球の形成や酸素の運搬に必要な栄養素であり、鉄不足は貧血の原因となります。そのため、鉄を多く摂取する必要がある場合は、他の食材との組み合わせや補完が必要となるでしょう。
3. その他の無機質栄養素は普通または無し
「あこうだい」に含まれるナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、銅は、いずれも普通の量とされています。これらの栄養素は体内の機能や代謝に関与しており、バランスの取れた食事に必要な成分です。また、「あこうだい」にはマンガン、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンは含まれていません。これらの栄養素は必須ではありませんが、他の食材から摂取することが推奨されています。
以上のように、「あこうだい」はリンが多く含まれ、鉄が比較的低い食材です。また、その他の無機質栄養素は普通または無しとされています。これらの特徴を考慮しながら、バランスの取れた食事に取り入れることが大切です。
あこうだいに含まれるビタミンを解説!
魚()の「あこうだい」に含まれるビタミンの特徴
1. ビタミンAの特徴
- レチノール含有量は26 μgで、多いです。
- α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、β-カロテン当量は0 μgで、含まれていません。
- レチノール活性当量も26 μgで、多いです。
2. ビタミンDの特徴
- ビタミンDの含有量は1 μgで、多いです。
3. ビタミンEの特徴
- α-トコフェロール含有量は3.4 mgで、多いです。
- β-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロールは含まれておらず、無しです。
その他のビタミンの特徴は以下の通りです:
- ビタミンB1の含有量は0.11 mgで、多いです。
- ビタミンB2の含有量は0.04 mgで、普通です。
- ナイアシンの含有量は1.1 mgで、普通です。
- ビタミンB6の含有量は0.05 mgで、普通です。
- ビタミンB12の含有量は0.7 μgで、多いです。
- パントテン酸の含有量は0.35 mgで、普通です。
なお、「あこうだい」にはビタミンK、葉酸、ビオチン、ビタミンCは含まれていません。
最後に、あこうだいの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「あこうだい」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 86 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 0.1 | g | |
└糖質 | 2.8 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 16.8 | g | 多い |
脂質 | 2.3 | g | 普通 |
「あこうだい」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 79.8 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.0 | g | 普通 |
コレステロール | 56 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.2 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「あこうだい」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 75 | mg | 普通 |
カリウム | 310 | mg | 普通 |
カルシウム | 15 | mg | 普通 |
マグネシウム | 24 | mg | 普通 |
リン | 170 | mg | 多い |
鉄 | 0.3 | mg | 低い |
亜鉛 | 0.4 | mg | 普通 |
銅 | 0.02 | mg | 低い |
マンガン | Tr | mg | 無し |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 26 | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 26 | μg | 多い |
ビタミンD | 1 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 3.4 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.11 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.04 | mg | 普通 |
ナイアシン | 1.1 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.05 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | 0.7 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.35 | mg | 普通 |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | Tr | mg | 無し |
切り身/(魚体全体から調理する場合、廃棄率: 60%、廃棄部位: 頭部、内臓、骨、ひれ等)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。