このページでは、魚のシマアジを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
シマアジのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはシマアジの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 153 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 0.1 | g | |
└糖質 | 5.2 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 21.9 | g | 多い |
脂質 | 8.0 | g | 普通 |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、魚分類に所属する正式名称「<魚類> しまあじ 養殖 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、シマアジがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
シマアジはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
シマアジとは?どんな食材?
シマアジとは、魚の一種であり、美味しさと栄養価の両方を兼ね備えた食材です。その特徴を3つに絞って説明します。
1. 鮮やかな見た目
シマアジは、体側に黒い縞模様があり、美しい魚の一つです。その独特の模様は、料理の盛り付けに華やかさを加えることができます。また、鮮度が良い時には、体色が鮮やかで、目を引く存在感を持っています。
2. 豊富な栄養素
シマアジは、タンパク質やビタミン、ミネラルなどの栄養素が豊富に含まれています。特に、オメガ-3脂肪酸が多く含まれており、血液をサラサラにする効果や脳の健康維持に役立つとされています。また、ビタミンB群やカルシウムも含まれており、体の健康をサポートします。
3. 多彩な調理法
シマアジは、その美味しさと食材の特性から、さまざまな調理法に適しています。刺身や寿司、焼き魚、煮付け、唐揚げなど、様々な料理に活用することができます。また、魚の身はやわらかく、風味も豊かなため、幅広い料理のバリエーションを楽しむことができます。
以上のように、シマアジは見た目の美しさ、栄養価の高さ、調理法の幅広さが特徴であり、多くの人々に愛される食材となっています。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はシマアジがダイエットにどう役立つか説明します!
シマアジはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. タンパク質の豊富さ
シマアジは、可食部100gあたりに約21.9gのタンパク質を含んでいます。タンパク質は私たちの体の成長や修復に不可欠な栄養素であり、筋肉や骨の形成にも関与しています。シマアジのタンパク質の摂取は、健康的な食事において必要な栄養素を補うのに役立ちます。
2. 糖質の低さ
シマアジは、可食部100gあたりに約5.2gの糖質を含んでいます。糖質はエネルギー源として必要ですが、摂りすぎると血糖値の上昇や肥満のリスクを高める可能性があります。シマアジの糖質の摂取は、糖質制限を意識した健康的な食事において適切な選択肢となります。
3. 塩分の低さ
シマアジは、可食部100gあたりに約0.1gの塩分を含んでいます。塩分は私たちの体に必要な栄養素ではありますが、摂りすぎると高血圧や心血管疾患のリスクを高める可能性があります。シマアジの塩分の摂取は、塩分制限を意識した健康的な食事において適切な選択肢となります。
以上のように、シマアジはタンパク質が豊富で糖質と塩分が低い食材です。これらの栄養データから見ると、シマアジは健康的な食事においてバランスのとれた栄養摂取をサポートする役割を果たすことができます。
おすすめ:シマアジのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
シマアジに含まれる無機質の栄養を解説!
1. ミネラル豊富な食材
シマアジは、カリウムやリン、亜鉛などのミネラルが豊富に含まれています。特にカリウムやリンは多く含まれており、体内の水分バランスや骨の形成に重要な役割を果たしています。また、亜鉛は免疫力の向上や傷の治癒にも関与しています。
2. ナトリウムが適度な量
シマアジに含まれるナトリウムは、普通の量とされています。適度なナトリウムの摂取は、細胞の正常な機能を維持するために必要ですが、過剰摂取は高血圧や心臓病のリスクを高める可能性があります。シマアジは、バランスの取れた食事に取り入れることができる食材です。
3. ヨウ素やセレンなどの微量栄養素は不足
一方で、シマアジにはヨウ素やセレンなどの微量栄養素がほとんど含まれていません。ヨウ素は甲状腺ホルモンの合成に必要であり、セレンは抗酸化作用を持つ重要な栄養素です。これらの栄養素は他の食材から摂取する必要があります。
以上、シマアジの特徴を3つに絞ってご説明しました。ミネラル豊富な食材であり、ナトリウムの摂取量も適度ですが、ヨウ素やセレンなどの微量栄養素は不足しているため、バランスの取れた食事に組み合わせて摂取することがおすすめです。
シマアジに含まれるビタミンを解説!
シマアジのビタミンの特徴
シマアジに含まれるビタミンの特徴を以下の3つに絞って論じます。
1. ビタミンAの特徴
シマアジにはビタミンAが含まれています。具体的には、レチノールが10 μg含まれています。また、レチノール活性当量も10 μg含まれています。これはビタミンAの一種であり、視力の維持や免疫機能の強化に役立ちます。シマアジはビタミンAを摂取するための良い食材と言えます。
2. ビタミンDの特徴
シマアジにはビタミンDが豊富に含まれています。具体的には、18 μgのビタミンDが含まれています。ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、骨の健康を維持するために重要な役割を果たします。シマアジを摂取することで、ビタミンDを効果的に摂取することができます。
3. ビタミンB群の特徴
シマアジにはビタミンB群が豊富に含まれています。具体的には、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、パントテン酸が多く含まれています。これらのビタミンB群はエネルギー代謝に関与し、神経系の正常な機能を維持するために必要です。シマアジを食べることで、ビタミンB群を効果的に摂取することができます。
以上のように、シマアジにはビタミンA、ビタミンD、ビタミンB群が豊富に含まれています。これらのビタミンはそれぞれの役割を果たし、健康維持に役立ちます。シマアジは栄養価の高い魚の一つと言えます。
最後に、シマアジの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「シマアジ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 153 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 0.1 | g | |
└糖質 | 5.2 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 21.9 | g | 多い |
脂質 | 8.0 | g | 普通 |
「シマアジ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 55 | % | 特になし |
水分 | 68.9 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.1 | g | 普通 |
コレステロール | 71 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
アルコール | - | g | 無し |
「シマアジ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 53 | mg | 普通 |
カリウム | 390 | mg | 多い |
カルシウム | 16 | mg | 普通 |
マグネシウム | 29 | mg | 普通 |
リン | 250 | mg | 多い |
鉄 | 0.7 | mg | 普通 |
亜鉛 | 1.1 | mg | 多い |
銅 | 0.04 | mg | 普通 |
マンガン | 0.01 | mg | 低い |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 10 | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 10 | μg | 普通 |
ビタミンD | 18.0 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 1.6 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.25 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.15 | mg | 多い |
ナイアシン | 8.3 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.52 | mg | 多い |
ビタミンB12 | 3.2 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.88 | mg | 多い |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | Tr | mg | 無し |
廃棄部位: 頭部、内臓、骨、ひれ等(三枚下ろし)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。