このページでは、魚のさくらますを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
さくらますのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはさくらますの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 146 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 0.1 | g | |
└糖質 | 5.2 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 20.9 | g | 多い |
脂質 | 7.7 | g | 普通 |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、魚分類に所属する正式名称「<魚類> (さけ・ます類) さくらます 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、さくらますがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
さくらますはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
さくらますとは?どんな食材?
さくらますとは、魚の一種であり、日本料理において重要な食材として知られています。その美しいピンク色の身と繊細な味わいは、多くの人々に愛されています。
さくらますの特徴
さくらますは、主に北海道や東北地方で漁獲されることが多く、冷たい海の水域で育つため、身は瑞々しく脂ののった食材です。そのため、口の中でとろけるような食感と濃厚な味わいを楽しむことができます。
さくらますの料理方法
さくらますは、さまざまな料理方法で楽しむことができます。刺身や寿司、焼き魚など、生食や加熱調理に適しています。また、そのまま食べるだけでなく、さくらますの旨味を引き立てるために、醤油やわさび、ポン酢などの調味料と一緒に食べることもおすすめです。
さくらますは、日本料理の中でも特に高級な食材とされており、季節や地域によって異なる味わいを楽しむことができます。ぜひ、さくらますを使った料理を試してみてください。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はさくらますがダイエットにどう役立つか説明します!
さくらますはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. 低糖質でダイエットに適している
「さくらます」は糖質が5.2gとかなり低い食材です。糖質の摂取量を制限することは、ダイエットや血糖値の管理にとって重要です。低糖質の食材を選ぶことで、血糖値の急激な上昇を抑えることができます。また、糖質の摂取量を減らすことで、脂肪の蓄積を防ぐこともできます。そのため、「さくらます」は低糖質の食事を目指す人やダイエット中の方にとって、健康的な食材と言えます。
2. 高タンパク質で筋肉の合成を促進する
「さくらます」はタンパク質が20.9gと多い食材です。タンパク質は筋肉の合成に重要な栄養素であり、筋肉量の増加や修復に関与しています。適切なタンパク質の摂取は、運動や筋力トレーニングの効果を高めるだけでなく、健康的な体を維持するためにも重要です。そのため、「さくらます」は筋肉を増やしたい方やスポーツをしている方にとって、健康的な食材と言えます。
3. 低塩分で高血圧の予防に役立つ
「さくらます」は塩分が0.1gと低い食材です。塩分の摂り過ぎは高血圧の原因となるため、塩分の摂取量を制限することは健康にとって重要です。高血圧は心臓や血管に負担をかけることで、心疾患や脳卒中などのリスクを高めます。そのため、「さくらます」は塩分制限を必要とする方や高血圧の予防を考えている方にとって、健康的な食材と言えます。
おすすめ:さくらますのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
さくらますに含まれる無機質の栄養を解説!
さくらますの特徴
さくらますの栄養データを見ると、以下の3つの特徴が挙げられます。
1. カリウムが多い
さくらますは可食部100gあたりに390 mgのカリウムを含んでいます。カリウムは体内の水分バランスを調整し、心臓の機能や血圧の調節にも関与しています。カリウムが多いため、さくらますは健康な心臓や血圧を維持するために適した食材と言えます。
2. リンが多い
さくらますは可食部100gあたりに260 mgのリンを含んでいます。リンは骨や歯の形成に必要な栄養素であり、エネルギー代謝や細胞の機能にも関与しています。リンが多いため、さくらますは骨や歯の健康を維持するために適した食材と言えます。
3. 低いマンガン含有量
さくらますは可食部100gあたりに0.01 mgのマンガンを含んでいます。マンガンは酵素の働きや抗酸化作用に関与しており、体内の代謝をサポートします。さくらますのマンガン含有量は低いため、マンガンを摂取したい場合には他の食材と組み合わせる必要があります。
以上のように、さくらますはカリウムやリンが多く、マンガンは低い特徴を持っています。これらの栄養素のバランスを考慮しながら、さくらますを摂取することで健康な体を維持することができます。
さくらますに含まれるビタミンを解説!
1. ビタミンAの特徴
「さくらます」に含まれるビタミンAは、レチノールとレチノール活性当量の形で存在しています。レチノールの含有量は63 μgであり、レチノール活性当量も同様に63 μgとなっています。これは多い量です。一方で、α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、β-カロテン当量は無しです。ビタミンAは、視力の維持や免疫力の向上に重要な役割を果たします。
2. ビタミンDの特徴
「さくらます」にはビタミンDが含まれており、その含有量は10 μgです。これは多い量です。ビタミンDはカルシウムの吸収を促進し、骨の健康を維持するために必要な栄養素です。
3. ビタミンEの特徴
「さくらます」にはビタミンEが含まれており、その中でもα-トコフェロールの含有量が2.3 mgと多いです。一方で、β-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロールは無しです。ビタミンEは抗酸化作用があり、細胞の酸化ストレスから守る働きをします。
最後に、さくらますの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「さくらます」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 146 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 0.1 | g | |
└糖質 | 5.2 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 20.9 | g | 多い |
脂質 | 7.7 | g | 普通 |
「さくらます」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 69.8 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.5 | g | 普通 |
コレステロール | 54 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
アルコール | - | g | 無し |
「さくらます」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 53 | mg | 普通 |
カリウム | 390 | mg | 多い |
カルシウム | 15 | mg | 普通 |
マグネシウム | 28 | mg | 普通 |
リン | 260 | mg | 多い |
鉄 | 0.4 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.5 | mg | 普通 |
銅 | 0.06 | mg | 普通 |
マンガン | 0.01 | mg | 低い |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 63 | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 63 | μg | 多い |
ビタミンD | 10.0 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 2.3 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.11 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.14 | mg | 普通 |
ナイアシン | 8.8 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.52 | mg | 多い |
ビタミンB12 | 7.6 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.97 | mg | 多い |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 1 | mg | 普通 |
別名: ます/切り身/(魚体全体から調理する場合、廃棄率: 30 %、廃棄部位: 頭部、内臓、骨、ひれ等)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。