このページではマダイ(鯛)のカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
マダイ(鯛)のカロリーは129kcal(100gあたり)!これってどうなの?
引用元:DELISH KITCHEN
マダイ(鯛)の可食部100gあたりのカロリーは、129kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中837位です。これは多い順にすると上位52%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「平均的」です。
また、日本食品標準成分表の「魚」ジャンルのでマダイ(鯛)のカロリーを評価すると、296件中130位です。これは上位から43%に位置するカロリーで、評価は同じく「平均的」となります。
カロリー | 129Kcal |
全体での評価 | 837位 / 1592件中(上位52%…平均的) |
「魚」ジャンル内での評価 | 130位 / 296件中(上位43%…平均的) |
マダイ(鯛)はカロリーが平均的という評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜマダイ(鯛)のカロリーは平均的?なにが含まれているの?
引用元:DELISH KITCHEN
マダイ(鯛)のカロリーは平均的な理由
マダイ(鯛)のカロリーは、可食部100gあたり129kcalであり、他の食材と比較して「平均的」と評価されています。その理由について、以下の栄養データを参考に説明します。
糖質の量はかなり低い
マダイ(鯛)の可食部100gあたりの糖質は4.1gであり、他の食材と比較してかなり低いです。糖質の摂取量が多いと、血糖値の上昇や体重増加のリスクが高まることがあります。マダイ(鯛)は糖質の摂取を控えたい方に適していると言えます。
食物繊維は無し
マダイ(鯛)には可食部100gあたりの食物繊維が0g含まれています。食物繊維は腸内環境を整えたり、便通を促進する効果がありますが、マダイ(鯛)にはそれが含まれていないため、食物繊維を摂りたい方には他の食材を選ぶことをおすすめします。
タンパク質の量は多い
マダイ(鯛)の可食部100gあたりのタンパク質は20.6g含まれており、他の食材と比較して多いです。タンパク質は筋肉の生成や修復に必要な栄養素であり、体の機能を維持するために欠かせません。マダイ(鯛)はタンパク質を摂りたい方に適していると言えます。
脂質の量は普通
マダイ(鯛)の可食部100gあたりの脂質は5.8gであり、他の食材と比較して普通です。脂質はエネルギー源として重要な栄養素ですが、摂りすぎると体重増加や生活習慣病のリスクが高まることがあります。マダイ(鯛)は脂質の摂取を控えたい方にも適していると言えます。
以上の栄養データから、マダイ(鯛)のカロリーは平均的と評価されていることが分かります。糖質は低く、食物繊維は含まれていませんが、タンパク質は多く、脂質は普通の量です。これらのバランスが取れた栄養価があるため、平均的と評価されているのです。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「マダイ(鯛)」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 4.1g | 4 | 16.4kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (0)g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 20.6g | 4 | 82.4kcal |
脂質 | 5.8g | 9 | 52.2kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「マダイ(鯛)」のカロリー内訳です。一番多いのはたんぱく質で、82.4kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
マダイ(鯛)は、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
引用元:DELISH KITCHEN
マダイ(鯛)の糖質量は4.1g
マダイ(鯛)は、美味しさと栄養価の高さで知られる魚の一つです。糖質制限を行っている方にとっては、食事の選択肢が限られることが多いかもしれません。しかし、マダイ(鯛)は低糖質ダイエットに少し効果的な食材と言えます。なぜなら、マダイ(鯛)の糖質量はたったの4.1gであり、糖質制限を行っている方にとっては嬉しい数字です。
マダイ(鯛)の栄養価
マダイ(鯛)は、糖質だけでなく、たんぱく質やビタミン、ミネラルも豊富に含まれています。たんぱく質は筋肉の合成や修復に必要な栄養素であり、ダイエット中には特に重要です。また、ビタミンやミネラルは体の代謝をサポートし、健康的な体作りに役立ちます。マダイ(鯛)はこれらの栄養素をバランスよく摂取することができる食材としても優れています。
マダイ(鯛)の調理方法
マダイ(鯛)は、さまざまな調理方法で楽しむことができます。焼き魚や煮付け、刺身など、自分の好みに合わせて調理することができます。糖質制限を行っている方は、特に焼き魚や蒸し魚などのシンプルな調理方法がおすすめです。調味料にも気を付けて、糖質を抑えた料理を楽しむことができます。
まとめ
マダイ(鯛)は、低糖質ダイエットに少し効果的な食材と言えます。糖質量が4.1gと低いため、糖質制限を行っている方にとっては嬉しい選択肢となります。また、栄養価も高く、たんぱく質やビタミン、ミネラルをバランスよく摂取することができます。さまざまな調理方法で楽しむことができるため、自分の好みに合わせて食べることができます。マダイ(鯛)を取り入れて、低糖質ダイエットをサポートしましょう。
マダイ(鯛)は、低脂質ダイエットに使える!?
引用元:ぐるなびシェフごはん
マダイ(鯛)は、低脂質ダイエットに使える?
マダイ(鯛)は、美味しさと栄養価の高さで知られる魚の一つです。しかし、低脂質ダイエットを行っている人にとっては、その脂質の量が気になるところかもしれません。そこで、今回はマダイ(鯛)の脂質量について調査しました。
マダイ(鯛)の脂質量は5.8g
マダイ(鯛)の脂質量は、100gあたり5.8gでした。一般的な魚の中では、それほど高い数値ではありません。しかし、低脂質ダイエットを行っている方にとっては、やはり気になる数字かもしれません。
マダイ(鯛)は低脂質ダイエットにどちらかというと不向き
マダイ(鯛)は、低脂質ダイエットに使える魚ではありますが、どちらかというと不向きと言えるかもしれません。なぜなら、低脂質ダイエットでは、脂質の摂取量を抑えることが求められますが、マダイ(鯛)の脂質量は他の魚に比べて多めです。
マダイ(鯛)の脂質量は控えめ
一方で、マダイ(鯛)の脂質量は他の肉類や加工品に比べると控えめです。特に、赤身の部分には比較的少ない脂質が含まれています。そのため、低脂質ダイエットを行っている方でも、適度な量を摂取することで、バランスの良い食事を楽しむことができるかもしれません。
まとめ
マダイ(鯛)は、低脂質ダイエットに使える魚ではありますが、どちらかというと不向きと言えます。その脂質量は他の魚に比べて多めですが、他の肉類や加工品に比べると控えめです。低脂質ダイエットを行っている方でも、適度な量を摂取することで、バランスの良い食事を楽しむことができるでしょう。
最後に、マダイ(鯛)の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「マダイ(鯛)」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 129 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 0.1 | g | |
└糖質 | 4.1 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 20.6 | g | 多い |
脂質 | 5.8 | g | 普通 |
「マダイ(鯛)」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 50 | % | 特になし |
水分 | 72.2 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.3 | g | 普通 |
コレステロール | 65 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
アルコール | - | g | 無し |
「マダイ(鯛)」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 55 | mg | 普通 |
カリウム | 440 | mg | 多い |
カルシウム | 11 | mg | 普通 |
マグネシウム | 31 | mg | 普通 |
リン | 220 | mg | 多い |
鉄 | 0.2 | mg | 低い |
亜鉛 | 0.4 | mg | 普通 |
銅 | 0.02 | mg | 低い |
マンガン | 0.01 | mg | 低い |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 8 | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 8 | μg | 普通 |
ビタミンD | 5 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 1.0 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.09 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.05 | mg | 普通 |
ナイアシン | 6.0 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.31 | mg | 多い |
ビタミンB12 | 1.2 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.64 | mg | 多い |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 1 | mg | 普通 |
廃棄部位: 頭部、内臓、骨、ひれ等(三枚下ろし)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。