このページでは、魚のニジマスを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
ニジマスのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはニジマスの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 201 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 0.1 | g | |
└糖質 | 5.2 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 21.4 | g | 多い |
脂質 | 14.2 | g | 多い |
食塩相当量 | 0.2 | mg | 普通 |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、魚分類に所属する正式名称「<魚類> (さけ・ます類) にじます 海面養殖 皮つき 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、ニジマスがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
ニジマスはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:Eレシピ
ニジマスとは?どんな食材?
ニジマスは、美味しさと栄養価の高さで知られる魚の一種です。その鮮やかな色彩と豊かな風味は、多くの人々に愛されています。
ニジマスの特徴
ニジマスは、寒冷な水域に生息する淡水魚であり、主に北半球の湖や川で見られます。体長は一般的に30〜40センチメートル程度であり、銀色の体に虹色の斑点が特徴的です。また、ニジマスは鱗が小さく滑らかであり、身はやわらかくて繊細な味わいがあります。
ニジマスの栄養価
ニジマスは、高い栄養価を持つ食材としても知られています。特に、良質なタンパク質や不飽和脂肪酸、ビタミンD、ビタミンB12などが豊富に含まれています。これらの栄養素は、体の健康維持や免疫力の向上に役立ちます。
ニジマスの調理法
ニジマスは、さまざまな調理法で楽しむことができます。生食や刺身、焼き魚、煮物、フライなど、多様な料理に活用されています。また、ニジマスの身は柔らかく、風味が豊かなため、そのまま食べるだけでも美味しさを楽しむことができます。
まとめ
ニジマスは、美味しさと栄養価の高さで人気のある魚の一種です。鮮やかな色彩と豊かな風味が特徴であり、寒冷な水域に生息しています。栄養価も高く、体に必要な栄養素を豊富に含んでいます。さまざまな調理法で楽しむことができるため、料理の幅も広がります。ぜひ、ニジマスを取り入れて健康的で美味しい食事を楽しんでください。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はニジマスがダイエットにどう役立つか説明します!
ニジマスはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
引用元:DELISH KITCHEN
1. タンパク質が豊富
ニジマスは、可食部100gあたりに約21.4gのタンパク質を含んでいます。タンパク質は、私たちの体の細胞や組織を作り、修復するために必要な栄養素です。十分なタンパク質を摂取することで、筋肉の成長や免疫力の向上に役立ちます。また、タンパク質は食事の満足感を高めるため、ダイエット中にも適した食材と言えます。
2. 糖質が低い
ニジマスは、可食部100gあたりにわずか5.2gの糖質を含んでいます。糖質はエネルギー源として重要ですが、摂りすぎると血糖値の上昇や肥満のリスクが高まる可能性があります。ニジマスは糖質が低いため、糖質制限をしている方や糖尿病の方にも適した食材と言えます。
3. 脂質が多い
ニジマスは、可食部100gあたりに約14.2gの脂質を含んでいます。脂質は私たちの体にとって必要な栄養素であり、エネルギー源やビタミンの吸収を助ける役割があります。また、脂質は食事の満足感を高めるため、食欲を抑える効果があります。ただし、脂質の摂りすぎには注意が必要です。適度な量の脂質を摂取することで、健康的な食事を実現することができます。
おすすめ:ニジマスのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
ニジマスに含まれる無機質の栄養を解説!
引用元:Eレシピ
ニジマスの栄養データの特徴
ニジマスは、以下のような栄養データを持っています。
1. カリウムが多い
ニジマスは、可食部100gあたりに390 mgのカリウムを含んでいます。カリウムは、血圧の調節や心臓の健康維持に重要な役割を果たしています。カリウムは体内の水分バランスを調整し、神経や筋肉の正常な機能にも関与しています。
2. リンが多い
ニジマスには、可食部100gあたりに250 mgのリンが含まれています。リンは、骨や歯の形成や修復に必要な栄養素です。また、エネルギーの代謝や細胞の機能にも関与しています。
3. ヨウ素とセレンが多い
ニジマスには、可食部100gあたりに4 μgのヨウ素と22 μgのセレンが含まれています。ヨウ素は、甲状腺ホルモンの合成に必要な栄養素であり、正常な代謝や成長に重要な役割を果たしています。セレンは、抗酸化作用を持ち、免疫機能の維持や甲状腺ホルモンの代謝にも関与しています。
以上のように、ニジマスはカリウムやリン、ヨウ素、セレンなどの栄養素が豊富に含まれています。これらの栄養素は、体内の機能維持や健康促進に役立つことが期待されます。
ニジマスに含まれるビタミンを解説!
引用元:Eレシピ
ニジマスのビタミンの特徴
ニジマスに含まれるビタミンの特徴は以下の3つです。
1. ビタミンAの含有量が多い
ニジマスにはビタミンAの一種であるレチノールが57 μg含まれています。レチノールは視力の維持や免疫力の向上に役立つビタミンであり、ニジマスを食べることで十分なビタミンAを摂取することができます。
2. ビタミンDの含有量が多い
ニジマスにはビタミンDが11 μg含まれています。ビタミンDはカルシウムの吸収を促進し、骨や歯の健康維持に重要な役割を果たします。ニジマスを食べることでビタミンDを効果的に摂取することができます。
3. ビタミンB群の含有量が多い
ニジマスにはビタミンB群の各種ビタミンが多く含まれています。ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンB12などが豊富に含まれており、エネルギー代謝や神経機能の維持に重要な役割を果たします。また、ナイアシンやパントテン酸なども含まれており、健康的な皮膚や消化器系の維持に役立ちます。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はニジマスの使用例としてレシピをご紹介します。
ニジマスを使ったレシピ7選!
#1 皮はパリっと身はほっくほく!ニジマスの塩焼き
ニジマス、キュウリ、もろみ、甘酢ショウガ、サラダ油
グリルで焼くニジマスの塩焼きのレシピ。シンプルに高温のグリルで焼くときは、塩を多めにふるのがポイント。…
レシピを見る#2 しっとりジューシー! ニジマスのムニエル
ニジマス、塩こしょう、薄力粉、サラダ油、無塩バター
ニジマスを使った、主菜やお酒のおつまみになるムニエルのレシピ。下処理したニジマスを、たっぷりのバターで風味をまとわせるように焼き上げます。…
レシピを見る#4 ニジマスと野菜のハーブ焼き
ニジマス、塩コショウ、小麦粉、カボチャ、ピーマン、赤ピーマン、ローズマリー、タイム、ニンニク、等
このレシピは、ニジマスを使ったハーブ焼き料理です。野菜のカボチャ、ピーマン、赤ピーマンとともに、ローズマリーやタイム、ニンニクなどのハーブで風味を加え、白ワインとバターで蒸し焼きにしています。…
レシピを見る#5 フライパンで作る! ニジマスの塩焼き
ニジマス、サラダ油
このレシピはニジマスを使った塩焼き料理です。下処理から丁寧にご紹介します!串や炭がなくても、フライパンがあれば美味しくふっくらと焼き上げることができますよ♪ニジマスが手に入ったらぜひお試しください。…
レシピを見る#7 サラダシャンペットル
水菜、リーフレタス(赤、緑)、ルッコラ、マスタードリーフ(赤、緑)、ラデッシュ、マッシュルーム、ニジマスマリネ、フレンチマスタード、赤ワインビネガー、等
素朴なブーケのようなサラダのレシピ。「シャンペットル」とは田園風というフランス語で、野花をかき集めて作った自然な花束を表しています。…
レシピを見る最後に、ニジマスの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「ニジマス」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 201 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 0.1 | g | |
└糖質 | 5.2 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 21.4 | g | 多い |
脂質 | 14.2 | g | 多い |
「ニジマス」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 63.0 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.3 | g | 普通 |
コレステロール | 69 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.2 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「ニジマス」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 64 | mg | 普通 |
カリウム | 390 | mg | 多い |
カルシウム | 13 | mg | 普通 |
マグネシウム | 28 | mg | 普通 |
リン | 250 | mg | 多い |
鉄 | 0.3 | mg | 低い |
亜鉛 | 0.5 | mg | 普通 |
銅 | 0.04 | mg | 普通 |
マンガン | 0.01 | mg | 低い |
ヨウ素 | 4 | μg | 多い |
セレン | 22 | μg | 多い |
クロム | 0 | μg | 無し |
モリブデン | (0) | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 57 | μg | 多い |
└α-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 57 | μg | 多い |
ビタミンD | 11.0 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 5.5 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 1.1 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | - | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.17 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.10 | mg | 普通 |
ナイアシン | 6.8 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.45 | mg | 多い |
ビタミンB12 | 5.2 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 1.78 | mg | 多い |
ビオチン | 5.4 | μg | 多い |
ビタミンC | 2 | mg | 普通 |
別名: スチールヘッドトラウト、サーモントラウト/切り身
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。