このページではおおさがのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
おおさがのカロリーは131kcal(100gあたり)!これってどうなの?
おおさがの可食部100gあたりのカロリーは、131kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中821位です。これは多い順にすると上位51%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「平均的」です。
また、日本食品標準成分表の「魚」ジャンルのでおおさがのカロリーを評価すると、296件中129位です。これは上位から43%に位置するカロリーで、評価は同じく「平均的」となります。
カロリー | 131Kcal |
全体での評価 | 821位 / 1592件中(上位51%…平均的) |
「魚」ジャンル内での評価 | 129位 / 296件中(上位43%…平均的) |
おおさがはカロリーが平均的という評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜおおさがのカロリーは平均的?なにが含まれているの?
「おおさが」のカロリーは平均的な理由
「おおさが」のカロリーは、可食部100gあたり131kcalであり、他の食材と比較して「平均的」と評価されています。この評価がなされた理由について、以下の栄養データを参照して考えてみましょう。
糖質の低さ
「おおさが」は、可食部100gあたりの糖質が4.3gと「かなり低い」です。糖質の低さは、ダイエットや血糖値の管理を目指す人々にとって重要なポイントです。糖質が少ない食材は、血糖値の急上昇を抑える効果があります。そのため、「おおさが」は糖質制限を行っている人々にとって適した食材と言えるでしょう。
食物繊維の欠如
「おおさが」には食物繊維が含まれておらず、「無し」となっています。食物繊維は腸内環境を整える役割や便通を促進する効果があります。食物繊維の摂取が不足すると、便秘や腸の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、「おおさが」は食物繊維を多く摂取したい人には向いていないと言えます。
タンパク質の豊富さ
「おおさが」は、可食部100gあたりのタンパク質が16.3gと「多い」です。タンパク質は体の組織や筋肉の修復・成長に必要な栄養素です。タンパク質の摂取は、筋肉量の維持や増加、免疫力の向上などに寄与します。そのため、「おおさが」はタンパク質を摂取したい人にとって良い選択肢となるでしょう。
脂質の適度な量
「おおさが」の脂質は、可食部100gあたり8gであり、「普通」と評価されています。脂質はエネルギー源として重要な栄養素ですが、摂りすぎると肥満や生活習慣病のリスクが高まる可能性があります。適度な量の脂質を摂取することは、健康を維持するために重要です。その点で、「おおさが」はバランスの取れた脂質摂取を目指す人に適していると言えるでしょう。
以上の栄養データを考慮すると、「おおさが」のカロリーが平均的と評価される理由が明確になります。糖質が低く、タンパク質が豊富であり、脂質も適度な量であるため、バランスの良い食事に組み込むことができます。ただし、食物繊維が欠如している点には注意が必要です。個々の栄養ニーズや健康状態に合わせて食事を選ぶことが大切です。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「おおさが」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 4.3g | 4 | 17.2kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (0)g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 16.3g | 4 | 65.2kcal |
脂質 | 8.0g | 9 | 72kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「おおさが」のカロリー内訳です。一番多いのは脂質で、72kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
おおさがは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
おおさがは、低糖質ダイエットに使える?
おおさがは、魚の一種であり、糖質量が4.3gと非常に低いことが知られています。そのため、低糖質ダイエットを実践している方にとって、おおさがは有効な食材と言えるでしょう。
おおさがの糖質量は4.3g
おおさがは、糖質量が4.3gと非常に低いです。糖質制限を行っている方にとっては、糖質量が少ない食材を選ぶことが重要です。糖質を摂り過ぎると、血糖値が急上昇し、体に脂肪が蓄積されやすくなります。そのため、低糖質な食材を選ぶことで、血糖値の上昇を抑え、ダイエット効果を高めることができます。
おおさがは低糖質ダイエットに少し効果的
おおさがは、低糖質ダイエットに少し効果的と言えます。糖質量が4.3gと低いため、糖質制限を行っている方にとっては、積極的に摂取することができる食材です。また、おおさがには、たんぱく質やビタミン、ミネラルなどの栄養素も豊富に含まれており、健康的な食事を実践するためにも適しています。
しかし、おおさがを食べるだけで痩せるわけではありません。低糖質ダイエットは、糖質制限だけでなく、バランスの取れた食事や適度な運動も重要です。また、個人の体質や生活習慣によっても効果は異なるため、無理なダイエットは避けるべきです。
まとめ
おおさがは、糖質量が4.3gと低く、低糖質ダイエットに少し効果的な食材です。糖質制限を行っている方にとっては、積極的に摂取することができるでしょう。ただし、おおさがを食べるだけで痩せるわけではなく、バランスの取れた食事や適度な運動も大切です。個人の体質や生活習慣に合わせたダイエット方法を選び、健康的な体づくりを目指しましょう。
おおさがは、低脂質ダイエットに使える!?
おおさがは、低脂質ダイエットに不向き
おおさがは、魚の一種でありますが、低脂質ダイエットには不向きな食材であると言われています。
おおさがの脂質量
おおさがの脂質量は、8gとなっております。この数値は、一般的な魚の中では比較的高いものと言えます。低脂質ダイエットを行う際には、通常、脂質量が少ない食材を選ぶことが求められますので、おおさがはその点で不向きとされています。
低脂質ダイエットの目的
低脂質ダイエットは、脂質の摂取を抑えることによって、体重の減少や健康維持を目指す食事法です。脂質は高カロリーであり、摂りすぎると肥満や生活習慣病のリスクが高まるとされています。そのため、低脂質ダイエットを行う際には、脂質量の少ない食材を選ぶことが重要です。
おおさがの脂質量の影響
おおさがの脂質量が8gということは、低脂質ダイエットを行う際には避けるべき食材であることを意味します。例えば、一般的な魚であるさけやまぐろの脂質量は1g以下であり、おおさがと比較すると非常に低いです。そのため、低脂質ダイエットを行う方には、おおさがを選ぶことはおすすめできません。
代替の食材
低脂質ダイエットを行う際には、おおさがのような脂質量の多い食材を避けることが重要です。代わりに、さけやまぐろのような脂質量の少ない魚を選ぶことがおすすめです。また、鶏肉や豆腐などの脂質量の少ない食材も低脂質ダイエットに適しています。
まとめ
おおさがは、脂質量が8gと比較的高いため、低脂質ダイエットには不向きな食材と言えます。低脂質ダイエットを行う際には、脂質量の少ないさけやまぐろなどの魚や、鶏肉や豆腐などの食材を選ぶことが重要です。健康的な食事を心掛けながら、バランスの取れた食事を摂ることが大切です。
最後に、おおさがの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「おおさが」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 131 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 0.1 | g | |
└糖質 | 4.3 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 16.3 | g | 多い |
脂質 | 8.0 | g | 普通 |
「おおさが」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 74.7 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.9 | g | 普通 |
コレステロール | 55 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.2 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「おおさが」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 71 | mg | 普通 |
カリウム | 310 | mg | 普通 |
カルシウム | 16 | mg | 普通 |
マグネシウム | 22 | mg | 普通 |
リン | 160 | mg | 普通 |
鉄 | 0.2 | mg | 低い |
亜鉛 | 0.4 | mg | 普通 |
銅 | 0.02 | mg | 低い |
マンガン | 0.01 | mg | 低い |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 85 | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 85 | μg | 多い |
ビタミンD | 3 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 4.9 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.01 | mg | 低い |
ビタミンB2 | 0.03 | mg | 低い |
ナイアシン | 1.0 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.05 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | 3.3 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.21 | mg | 普通 |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 1 | mg | 普通 |
別名: こうじんめぬけ/切り身/(魚体全体から調理する場合、廃棄率: 60%、廃棄部位: 頭部、内臓、骨、ひれ等)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。