このページでは、魚のおきあみを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
おきあみのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはおきあみの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 84 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 0.2 | g | |
└糖質 | 6.1 | g | 低い |
└食物繊維 | - | g | 無し |
たんぱく質 | 15.0 | g | 多い |
脂質 | 3.2 | g | 普通 |
食塩相当量 | 1.1 | mg | 普通 |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、魚分類に所属する正式名称「<その他> おきあみ 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、おきあみがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
おきあみはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
おきあみとは?どんな食材?
おきあみとは、魚の一種であり、その食材は非常に特徴的です。以下におきあみの3つの特徴をご説明いたします。
特徴1:豊富な栄養素
おきあみは、豊富な栄養素を含んでいます。たんぱく質、ビタミン、ミネラルなど、身体に必要な栄養素がバランスよく含まれています。特に、オメガ-3脂肪酸の含有量が多く、心臓の健康をサポートする効果があります。
特徴2:独特な風味
おきあみは、独特な風味を持っています。その魚特有の香りと味わいは、多くの人にとって魅力的な要素となっています。そのため、おきあみは多様な料理に利用され、さまざまな味わいを楽しむことができます。
特徴3:調理のバリエーションが豊富
おきあみは、調理のバリエーションが非常に豊富です。刺身や寿司、焼き魚、煮物など、さまざまな料理方法で楽しむことができます。また、おきあみの身は柔らかく、食べやすいため、幅広い年齢層の方々に愛されています。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はおきあみがダイエットにどう役立つか説明します!
おきあみはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
おきあみの栄養データ
おきあみは、可食部100gあたりで以下の栄養素を含んでいます。
低カロリーである
おきあみは、カロリーが84kcalとやや低いです。これは、ダイエットや健康管理をしている方にとっては嬉しい特徴です。低カロリーな食材を取り入れることで、摂取カロリーを抑えることができ、体重管理に役立ちます。
タンパク質が豊富である
おきあみには、タンパク質が15g含まれています。タンパク質は、筋肉や骨の形成に欠かせない栄養素であり、体の組織を修復する働きもあります。タンパク質は、食事の満足感を高める効果もあるため、食事のバランスを考えた健康的な食事におきあみを取り入れることで、満足感を得ながら栄養を摂取することができます。
塩分が普通である
おきあみには、塩分が1.1g含まれています。塩分は、適度に摂取することが大切です。過剰な塩分摂取は高血圧や腎臓疾患のリスクを高めることがありますが、適度な摂取は体の水分バランスを保ち、神経や筋肉の正常な働きをサポートします。おきあみの塩分量は普通であり、塩分摂取を適切にコントロールしながら、健康的な食事を実現することができます。
おすすめ:おきあみのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
おきあみに含まれる無機質の栄養を解説!
特徴1: ナトリウムが多い
おきあみは可食部100gあたりに420 mgのナトリウムを含んでいます。ナトリウムは体内の水分バランスを調整するために必要な栄養素ですが、摂りすぎると高血圧や心臓病のリスクが高まる可能性があります。そのため、おきあみを摂取する際には適量に注意が必要です。
特徴2: カルシウムやマグネシウムが多い
おきあみは可食部100gあたりに360 mgのカルシウムと85 mgのマグネシウムを含んでいます。カルシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素であり、マグネシウムは神経や筋肉の正常な機能を維持するために必要な栄養素です。おきあみの摂取は骨や筋肉の健康に良い影響を与える可能性があります。
特徴3: 銅が多い
おきあみは可食部100gあたりに2.30 mgの銅を含んでいます。銅は体内の酵素反応に関与し、骨や結合組織の形成にも関わっています。また、銅は鉄の吸収を助ける働きもあります。おきあみの摂取は銅の適切な摂取量を確保するために役立つかもしれません。
おきあみに含まれるビタミンを解説!
1. ビタミンAの特徴
魚の「おきあみ」に含まれるビタミンAは、主にレチノールとして存在しています。可食部100gあたりのビタミンAの含有量は180 μgで、他の食材と比べて多いです。また、魚にはα-カロテンやβ-カロテンといったプロビタミンAはほとんど含まれていません。したがって、魚を摂取することでビタミンAを効率的に摂取することができます。
2. ビタミンEの特徴
魚の「おきあみ」に含まれるビタミンEは、主にα-トコフェロールとして存在しています。可食部100gあたりのビタミンEの含有量は2.5 mgで、他の食材と比べて多いです。しかし、β-トコフェロールやγ-トコフェロール、δ-トコフェロールはほとんど含まれていません。したがって、魚を摂取することで主にα-トコフェロールを摂取することができます。
3. その他のビタミンの特徴
魚の「おきあみ」にはビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、パントテン酸、ビタミンCも含まれています。これらのビタミンは、可食部100gあたりの含有量が多いまたは普通であり、バランスの良い栄養摂取をサポートします。
以上のように、魚の「おきあみ」に含まれるビタミンは、ビタミンAとビタミンEが特に豊富であり、他のビタミンもバランスよく含まれています。魚を摂取することで、これらのビタミンを効率的に摂取することができます。
最後に、おきあみの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「おきあみ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 84 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 0.2 | g | |
└糖質 | 6.1 | g | 低い |
└食物繊維 | - | g | 無し |
たんぱく質 | 15.0 | g | 多い |
脂質 | 3.2 | g | 普通 |
「おきあみ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 78.5 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 3.1 | g | 多い |
コレステロール | 60 | mg | 多い |
食塩相当量 | 1.1 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「おきあみ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 420 | mg | 多い |
カリウム | 320 | mg | 普通 |
カルシウム | 360 | mg | 多い |
マグネシウム | 85 | mg | 多い |
リン | 310 | mg | 多い |
鉄 | 0.8 | mg | 普通 |
亜鉛 | 1.0 | mg | 普通 |
銅 | 2.30 | mg | 多い |
マンガン | 0.15 | mg | 普通 |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 180 | μg | 多い |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 16 | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | 180 | μg | 多い |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 2.5 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.15 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.26 | mg | 多い |
ナイアシン | 1.9 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.09 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | 6.2 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.50 | mg | 普通 |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 2 | mg | 普通 |
試料: なんきょくおきあみ、冷凍品(殻つき)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。