にしんのカロリーは高い？低い？カロリーの内訳を理解してダイエットに役立てよう。糖質制限や低脂質などダイエットメニューに適しているかも判定！

にしんのカロリーは196kcal（100gあたり）！これってどうなの？

引用元：キッコーマン

にしんの可食部100gあたりのカロリーは、196kcalです。

このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中621位です。これは多い順にすると上位39％に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「平均的」です。

また、日本食品標準成分表の「魚」ジャンルのでにしんのカロリーを評価すると、296件中72位です。これは上位から24％に位置するカロリーで、評価は「高い」となります。

カロリー	196Kcal
全体での評価	621位 / 1592件中（上位39％…平均的）
「魚」ジャンル内での評価	72位 / 296件中（上位24％…高い）

なぜにしんのカロリーは平均的？なにが含まれているの？

引用元：ニッスイ

なぜにしんのカロリーは平均的のか？

にしんは、可食部100gあたりのカロリーが196kcalで、「平均的」と評価されています。この評価の理由について、以下の栄養データを参照して考えてみましょう。

糖質がかなり低い

にしんの可食部100gあたりの糖質は4.7gで、「かなり低い」と評価されています。糖質の摂取量が多いと、血糖値の上昇が懸念されるため、糖質が低い食材はダイエットや血糖管理に適しています。にしんは糖質が低いため、カロリーの面でも平均的と評価されているのかもしれません。

食物繊維は無し

にしんの可食部100gあたりの食物繊維は0gで、「無し」と評価されています。食物繊維は腸内環境を整えたり、便通を促進する効果がありますが、にしんには食物繊維が含まれていないため、その点では平均的とは言えないかもしれません。

タンパク質が多い

にしんの可食部100gあたりのタンパク質は17.4gで、「多い」と評価されています。タンパク質は体の組織や筋肉の構成要素であり、代謝にも関与しています。タンパク質が多い食材は、食事の栄養バランスを保つ上で重要です。にしんはタンパク質が多いため、カロリーの面でも平均的と評価されているのかもしれません。

脂質が多い

にしんの可食部100gあたりの脂質は15.1gで、「多い」と評価されています。脂質はエネルギー源として重要ですが、摂りすぎると肥満や生活習慣病のリスクが高まる可能性があります。脂質が多い食材は、摂取量に注意が必要です。にしんは脂質が多いため、カロリーの面でも平均的と評価されているのかもしれません。

以上の栄養データを考慮すると、にしんは糖質が低く、タンパク質と脂質が多い食材と言えます。これらの要素がバランスよく含まれており、カロリーの面でも平均的と評価されているのかもしれません。ただし、食物繊維が無い点には注意が必要です。

それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。

「にしん」のカロリー内訳
栄養素	栄養素の量	1グラム あたりの カロリー	栄養素 によるカロリー
炭水化物のうち、糖質	4.7g	4	18.8kcal
炭水化物のうち、食物繊維	(0)g	2	0kcal
たんぱく質	17.4g	4	69.6kcal
脂質	15.1g	9	135.9kcal

※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。

にしんは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える！？

引用元：ニッスイ

にしんは、低糖質ダイエットに使える？

「にしんは低糖質ダイエットに少し効果的」ということを知っていましたか？にしんは、魚の中でも特に糖質量が低い食材として知られています。実際に、にしん100gあたりの糖質量はわずか4.7gしかありません。

にしんの糖質量

にしんは、糖質量が非常に少ないため、低糖質ダイエットにおいて有用な食材と言えます。糖質制限を行っている方や糖尿病の方にとっては、にしんは理想的な選択肢となるでしょう。

にしんの栄養価

にしんは、糖質だけでなく、栄養価も非常に高い魚です。にしんには、タンパク質やビタミンD、ビタミンB12などが豊富に含まれています。特にビタミンDは、カルシウムの吸収を助ける働きがあり、骨の健康にも良い影響を与えます。

にしんの調理方法

にしんは、さまざまな調理方法で楽しむことができます。焼いたり、煮たり、刺身にしたりと、自分の好みに合わせて調理することができます。また、にしんには特有の臭みがあるため、下処理を行うことでより美味しく食べることができます。

まとめ

にしんは、低糖質ダイエットにおいて使える食材として注目されています。その糖質量の少なさや栄養価の高さから、糖質制限を行っている方や糖尿病の方にとっては特に有用な食材と言えるでしょう。にしんを上手に活用して、健康的な食生活を送りましょう。

にしんは、低脂質ダイエットに使える！？

引用元：キッコーマン

にしんは、低脂質ダイエットに使える？

お客様から、「にしんは低脂質ダイエットに使えるのか？」というお問い合わせをいただきました。にしんは、おいしくて栄養価も高い魚ですが、実は低脂質とは言えないのが現実です。

にしんの脂質量は15.1g

にしんの脂質量は、100gあたり15.1gとなっています。一般的に、低脂質ダイエットとは、脂質摂取量を抑えることを意味しますが、にしんの脂質量はそれほど低くはありません。そのため、にしんを主食として摂取することで、低脂質ダイエットを実践することは難しいと言えます。

にしんは栄養価が高い

しかし、にしんは低脂質ではないものの、栄養価が非常に高い魚です。特に、EPAやDHAといった不飽和脂肪酸が豊富に含まれており、心臓病や脳卒中のリスクを低下させる効果があります。また、ビタミンDやビタミンB12、ミネラルも多く含まれており、健康維持に役立ちます。

低脂質ダイエットには他の魚が適している

低脂質ダイエットを実践したい場合は、にしんよりも脂質量の少ない魚を選ぶことをおすすめします。例えば、さばやいわしは、100gあたりの脂質量が6g程度となっており、にしんに比べて脂質量が少ないです。また、魚以外で言えば、鶏肉や豆腐なども低脂質な食材として適しています。

まとめ

にしんは、低脂質ダイエットにはあまり適していない魚です。脂質量が15.1gと比較的高く、低脂質ダイエットを実践する際には他の魚や食材を選ぶことが重要です。ただし、にしんには栄養価が高いという利点もありますので、バランスの良い食事に取り入れることをおすすめします。

「にしん」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	196	Kcal	平均的
炭水化物	0.1	g
└糖質	4.7	g	かなり低い
└食物繊維	(0)	g	無し
たんぱく質	17.4	g	多い
脂質	15.1	g	多い
「にしん」のその他栄養情報
廃棄率	45	%	特になし
水分	66.1	g	普通
有機酸	-	g	無し
灰分	1.3	g	普通
コレステロール	68	mg	多い
食塩相当量	0.3	mg	普通
アルコール	-	g	無し
「にしん」のビタミン・無機質等
ナトリウム	110	mg	普通
カリウム	350	mg	多い
カルシウム	27	mg	普通
マグネシウム	33	mg	多い
リン	240	mg	多い
鉄	1.0	mg	普通
亜鉛	1.1	mg	多い
銅	0.09	mg	普通
マンガン	0.02	mg	普通
ヨウ素	-	μg	無し
セレン	-	μg	無し
クロム	-	μg	無し
モリブデン	-	μg	無し
ビタミンA
└レチノール	18	μg	多い
└α-カロテン	0	μg	無し
└β-カロテン	0	μg	無し
└β-クリプトキサンチン	0	μg	無し
└β-カロテン当量	0	μg	無し
└レチノール活性当量	18	μg	普通
ビタミンD	22.0	μg	多い
ビタミンE
└α-トコフェロール	3.1	mg	多い
└β-トコフェロール	0	mg	無し
└γ-トコフェロール	0	mg	無し
└δ-トコフェロール	0	mg	無し
ビタミンK	(0)	μg	無し
ビタミンB1	0.01	mg	低い
ビタミンB2	0.23	mg	多い
ナイアシン	4.0	mg	多い
ビタミンB6	0.42	mg	多い
ビタミンB12	17.0	μg	多い
葉酸		μg	無し
パントテン酸	1.06	mg	多い
ビオチン	-	μg	無し
ビタミンC	Tr	mg	無し

別名： かどいわし／廃棄部位： 頭部、内臓、骨、ひれ等（三枚下ろし）

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。