このページでは、魚のにぎすを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
にぎすのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはにぎすの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 84 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 0.1 | g | |
└糖質 | 3.6 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 18.7 | g | 多い |
脂質 | 1.2 | g | 低い |
食塩相当量 | 0.5 | mg | 普通 |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、魚分類に所属する正式名称「<魚類> にぎす 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、にぎすがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
にぎすはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
にぎすとは?どんな食材?
にぎすは、日本の伝統的な食材の一つです。魚の一種であり、主に鮮やかな色彩と独特の風味で知られています。にぎすは、日本料理や寿司の世界で広く使用されており、その美味しさと食感は多くの人々に愛されています。
にぎすの特徴
にぎすは、主に魚の身を指します。その特徴的な点は、プリプリとした食感と鮮やかな色合いです。にぎすは、魚の中でも特に新鮮で良質なものが選ばれ、丁寧に加工されます。そのため、にぎすは鮮度が非常に重要であり、美味しさを引き立たせるためにも新鮮なものを選ぶことが大切です。
にぎすの利用方法
にぎすは、日本料理の代表的な食材として幅広く利用されています。主に寿司や刺身として提供されることが一般的ですが、他にもにぎすの風味を生かした料理があります。例えば、にぎすを使った煮物や焼き物、またはにぎすの旨味を引き出すための出汁として使用することもあります。にぎすは、その鮮やかな色合いと独特の風味により、料理に華やかさと美味しさを与えることができます。
以上のように、にぎすは魚の一種であり、鮮やかな色彩と独特の風味が特徴です。日本料理や寿司の世界で広く使用され、プリプリとした食感と鮮やかな色合いが美味しさを引き立たせます。さまざまな料理に利用され、華やかさと美味しさを与える存在として重要な役割を果たしています。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はにぎすがダイエットにどう役立つか説明します!
にぎすはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. カロリーがやや低い
「にぎす」は可食部100gあたりのカロリーが84kcalとやや低いです。カロリーが低い食材は、ダイエットや体重管理をしている方にとっては嬉しい食材です。カロリー摂取を抑えつつ、満腹感を得ることができるため、健康的な食事に役立ちます。
2. 糖質がかなり低い
「にぎす」には可食部100gあたりの糖質が3.6gとかなり低いです。糖質制限をしている方や血糖値を気にしている方にとっては適した食材です。糖質の摂取量を抑えることで、血糖値の上昇を抑えることができます。また、糖質が低いため、ダイエット中でも安心して食べることができます。
3. タンパク質が多い
「にぎす」には可食部100gあたりのタンパク質が18.7gと多いです。タンパク質は体の組織や筋肉の修復・成長に必要な栄養素です。タンパク質は食事から摂取する必要があり、特に筋肉をつけたい方や運動をする方にとっては重要な栄養素です。また、タンパク質は満腹感を与えるため、食事の満足感を得ることができます。
おすすめ:にぎすのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
にぎすに含まれる無機質の栄養を解説!
「にぎす」の特徴
「にぎす」は、無機質栄養データを見ると、以下の3つの特徴があります。
1. カルシウムとリンが多い
「にぎす」は、可食部100gあたりにカルシウムが70mg、リンが220mg含まれています。カルシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素であり、リンはエネルギー代謝や細胞の構成要素として重要です。このように「にぎす」は、骨や歯の健康維持や体内の代謝に役立つ栄養素を含んでいます。
2. ナトリウムとカリウムが普通
「にぎす」には、ナトリウムが190mg、カリウムが320mg含まれています。ナトリウムは体内の水分バランスや神経伝達に関与していますが、摂りすぎると高血圧の原因になることもあります。一方、カリウムは体内の水分バランスや筋肉の収縮に関与しており、心臓の健康にも重要です。このように「にぎす」は、ナトリウムとカリウムの含有量が普通であり、バランスの取れた食事に適しています。
3. 銅とマンガンが低い
「にぎす」には、銅が0.03mg、マンガンが0.01mg含まれています。銅は血液の酸素運搬や骨の形成に関与しており、マンガンは酵素の働きに必要な栄養素です。しかし、「にぎす」には銅とマンガンの含有量が低いため、これらの栄養素を摂るためには他の食材との組み合わせが必要です。
以上のように、「にぎす」はカルシウムとリンが多く含まれ、ナトリウムとカリウムは普通の量です。一方、銅とマンガンの含有量は低いです。これらの特徴を考慮しながら、バランスの良い食事に取り入れることが大切です。
にぎすに含まれるビタミンを解説!
ビタミンA
「にぎす」に含まれるビタミンAは、レチノールとレチノール活性当量の形で存在します。レチノールの含有量は75 μgであり、多いと言えます。一方、α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、β-カロテン当量は無しです。
ビタミンE
「にぎす」に含まれるビタミンEは、α-トコフェロールのみが存在し、その含有量は0.5 mgです。この量は普通と言えます。β-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロールは無しです。
その他のビタミン
「にぎす」にはビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、パントテン酸、ビタミンCが含まれています。これらのビタミンの含有量はすべて多いか、普通です。
ビタミンD、ビタミンK、葉酸、ビオチンは「にぎす」には含まれていません。
最後に、にぎすの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「にぎす」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 84 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 0.1 | g | |
└糖質 | 3.6 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 18.7 | g | 多い |
脂質 | 1.2 | g | 低い |
「にぎす」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 45 | % | 特になし |
水分 | 78.5 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.5 | g | 普通 |
コレステロール | 120 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.5 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「にぎす」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 190 | mg | 普通 |
カリウム | 320 | mg | 普通 |
カルシウム | 70 | mg | 多い |
マグネシウム | 27 | mg | 普通 |
リン | 220 | mg | 多い |
鉄 | 0.4 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.4 | mg | 普通 |
銅 | 0.03 | mg | 低い |
マンガン | 0.01 | mg | 低い |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 75 | μg | 多い |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 75 | μg | 多い |
ビタミンD | Tr | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.5 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.12 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.26 | mg | 多い |
ナイアシン | 3.5 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.15 | mg | 多い |
ビタミンB12 | 3.4 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.77 | mg | 多い |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 1 | mg | 普通 |
廃棄部位: 頭部、内臓、骨、ひれ等(三枚下ろし)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。