このページでは、魚のみずだこを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
みずだこのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはみずだこの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 61 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 0.1 | g | |
└糖質 | 5.0 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 13.4 | g | 多い |
脂質 | 0.9 | g | 低い |
食塩相当量 | 1.1 | mg | 普通 |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、魚分類に所属する正式名称「<いか・たこ類> (たこ類) みずだこ 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、みずだこがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
みずだこはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
みずだことは?どんな食材?
みずだことは、魚の一種であり、主に日本の水産物として知られています。その特徴は、小さな体サイズと透明な身にあります。身は柔らかく、食べやすい食材として人気があります。
みずだこの特徴
みずだこの特徴は、その透明な身と小さな体サイズにあります。身はやわらかく、独特の食感を楽しむことができます。また、みずだこは魚の中でも比較的低カロリーであり、ヘルシーな食材としても知られています。
みずだこの利用方法
みずだこは、さまざまな料理に利用することができます。刺身や寿司、鍋料理など、生食で楽しむこともできます。また、みずだこの透明な身は、見た目にも美しいため、料理の彩りとしても活用されることがあります。さっと茹でるだけでも美味しくいただけますので、手軽に調理することができます。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はみずだこがダイエットにどう役立つか説明します!
みずだこはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. 低カロリーである
「みずだこ」は可食部100gあたり61kcalと、低カロリーな食材です。カロリーが低いため、ダイエットや体重管理をしている方にとっては適した食材と言えます。低カロリーな食材を摂取することで、摂取カロリーを抑えつつ満腹感を得ることができます。
2. タンパク質が豊富である
「みずだこ」は可食部100gあたり13.4gのタンパク質を含んでいます。タンパク質は体の組織や筋肉の形成に必要な栄養素であり、健康的な食事には欠かせません。特に運動をしている方や筋力をつけたい方にとっては、タンパク質の摂取は重要です。その点、「みずだこ」はタンパク質が豊富な食材と言えます。
3. 塩分が普通である
「みずだこ」は可食部100gあたり1.1gの塩分を含んでいます。塩分は適量であれば体に必要な栄養素ですが、摂りすぎると健康に悪影響を及ぼすこともあります。そのため、塩分の摂取量には注意が必要です。幸い、「みずだこ」の塩分量は普通であり、適度な塩分摂取を心掛ける健康的な食事に役立つ食材と言えます。
おすすめ:みずだこのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
みずだこに含まれる無機質の栄養を解説!
1. ナトリウムが多い
「みずだこ」は可食部100gあたりに430 mgのナトリウムを含んでいます。ナトリウムは体内の水分バランスや神経伝達に関与する重要な栄養素ですが、摂りすぎると高血圧や心臓病のリスクが増加する可能性があります。そのため、ナトリウムの摂取量には注意が必要です。
2. マグネシウムや亜鉛が多い
「みずだこ」にはマグネシウムや亜鉛も豊富に含まれています。マグネシウムは骨や筋肉の健康維持に関与し、亜鉛は免疫機能や傷の治癒に必要な栄養素です。これらの栄養素が多く含まれていることから、「みずだこ」は健康維持や免疫力向上に役立つ食材と言えます。
3. 鉄が低い
一方で、「みずだこ」には鉄が0.1 mgしか含まれていません。鉄は赤血球の形成や酸素の運搬に重要な役割を果たす栄養素であり、不足すると貧血のリスクが高まります。そのため、鉄を十分に摂取するためには他の食材との組み合わせや補完が必要となるかもしれません。
以上のように、「みずだこ」はナトリウムが多く、マグネシウムや亜鉛が豊富に含まれていますが、鉄の含有量は低いという特徴があります。これらの栄養データを踏まえて、バランスの取れた食事を心がけることが大切です。
みずだこに含まれるビタミンを解説!
1. ビタミンA
「みずだこ」に含まれるビタミンAは、レチノールとレチノール活性当量の2つがあります。レチノールは4 μg含まれており、量としては多い部類に入ります。一方、α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、β-カロテン当量は0 μgであり、含まれていません。レチノール活性当量は4 μgで、一般的な量です。
2. ビタミンD
「みずだこ」にはビタミンDが0.1 μg含まれており、量としては多いです。
3. ビタミンE
「みずだこ」に含まれるビタミンEは、α-トコフェロールのみが1.1 mg含まれています。他のβ-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロールは含まれていません。
最後に、みずだこの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「みずだこ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 61 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 0.1 | g | |
└糖質 | 5.0 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 13.4 | g | 多い |
脂質 | 0.9 | g | 低い |
「みずだこ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 20 | % | 特になし |
水分 | 83.5 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.8 | g | 普通 |
コレステロール | 100 | mg | 多い |
食塩相当量 | 1.1 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「みずだこ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 430 | mg | 多い |
カリウム | 270 | mg | 普通 |
カルシウム | 19 | mg | 普通 |
マグネシウム | 60 | mg | 多い |
リン | 150 | mg | 普通 |
鉄 | 0.1 | mg | 低い |
亜鉛 | 1.6 | mg | 多い |
銅 | 0.64 | mg | 多い |
マンガン | 0.04 | mg | 普通 |
ヨウ素 | 8 | μg | 多い |
セレン | 46 | μg | 多い |
クロム | 0 | μg | 無し |
モリブデン | 1 | μg | 普通 |
ビタミンA | |||
└レチノール | 4 | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 4 | μg | 普通 |
ビタミンD | 0.1 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 1.1 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 0 | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.04 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.05 | mg | 普通 |
ナイアシン | 1.9 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.05 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | 0.8 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.43 | mg | 普通 |
ビオチン | 2.4 | μg | 普通 |
ビタミンC | 1 | mg | 普通 |
廃棄部位: 頭部、内臓
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。