このページでは、魚のめばちの赤身を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
めばちの赤身のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはめばちの赤身の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 115 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 0.3 | g | |
└糖質 | 3.0 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 25.4 | g | 多い |
脂質 | 2.3 | g | 普通 |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、魚分類に所属する正式名称「<魚類> (まぐろ類) めばち 赤身 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、めばちの赤身がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
めばちの赤身はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
めばちの赤身とは?どんな食材?
めばちの赤身は、魚の一部であり、その特徴は以下の3つです。
1. 赤身の豊富な旨味
めばちの赤身は、魚の中でも特に旨味が豊かです。そのため、食べると口の中に広がる深い味わいが特徴となっています。赤身の部位は、筋肉が多く含まれており、そのために旨味成分が多く含まれているのです。
2. 脂肪の少なさ
めばちの赤身は、脂肪の含有量が比較的少ないです。そのため、ヘルシーな食材としても人気があります。脂肪が少ないことにより、さっぱりとした食感や後味が楽しめます。
3. 繊維質の豊富さ
めばちの赤身には、繊維質が豊富に含まれています。繊維質は、食物の消化を助ける役割を果たしています。そのため、消化に悩む方や健康を気遣う方にとってもおすすめの食材です。
以上のように、めばちの赤身は旨味が豊富でありながら脂肪が少なく、さらに繊維質も含まれているため、ヘルシーで美味しい食材として人気があります。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はめばちの赤身がダイエットにどう役立つか説明します!
めばちの赤身はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
めばちの赤身の栄養データから見る健康的な食事への役立ち方
1. 低カロリーであるため、ダイエットに適している
めばちの赤身は100gあたり115kcalと、やや低いカロリー量です。これは、ダイエット中や体重管理をしている方にとって嬉しい特徴です。低カロリーな食材を摂取することで、摂取カロリーをコントロールしやすくなり、健康的な体重管理が可能となります。
2. タンパク質が豊富であるため、筋肉の形成や修復に役立つ
めばちの赤身は100gあたり25.4gのタンパク質を含んでいます。タンパク質は筋肉の主要な構成要素であり、筋肉の形成や修復に欠かせません。適切なタンパク質の摂取は、筋肉量の増加や維持につながり、健康的な体を作り上げるために重要です。
3. 脂質や塩分が控えめであるため、心臓の健康に配慮できる
めばちの赤身は100gあたり2.3gの脂質と0.1gの塩分を含んでいます。脂質や塩分の摂り過ぎは、心臓の健康に悪影響を及ぼす可能性がありますが、めばちの赤身はこれらが控えめな量であるため、心臓の健康に配慮することができます。心臓病や高血圧などのリスクを抑えたい方にとって、めばちの赤身は良い選択肢と言えるでしょう。
おすすめ:めばちの赤身のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
めばちの赤身に含まれる無機質の栄養を解説!
「めばちの赤身」の特徴
「めばちの赤身」は、以下の3つの特徴があります。
1. ナトリウムが普通量である
「めばちの赤身」は、可食部100gあたりに39 mgのナトリウムを含んでいます。この量は普通量とされており、塩分摂取を気にする必要がある方にも適しています。
2. カリウム、マグネシウム、リンが多い
この食材には、カリウム、マグネシウム、リンが多く含まれています。可食部100gあたりに440 mgのカリウム、35 mgのマグネシウム、270 mgのリンが含まれています。これらの栄養素は、体内の機能をサポートするために重要な役割を果たしています。
3. カルシウム、銅、マンガン、クロム、モリブデンが低いまたは無し
「めばちの赤身」には、カルシウム、銅、マンガン、クロム、モリブデンが低いまたは無いことが特徴です。可食部100gあたりにはわずかな量のカルシウムと銅が含まれていますが、それ以外の栄養素はほとんど含まれていません。これらの栄養素が必要な場合は、他の食材との組み合わせを考える必要があります。
めばちの赤身に含まれるビタミンを解説!
「めばちの赤身」のビタミンの特徴
1. ビタミンAの含有量は多くないが、レチノール活性当量が17μg含まれています。
- レチノールは、視力の維持や免疫力の向上に寄与する重要な栄養素です。
2. ビタミンDの含有量は多く、3.6μg含まれています。
- ビタミンDは、カルシウムの吸収を助けるため、骨の健康維持に重要な栄養素です。
3. ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12の含有量が多く、それぞれ15mg、0.76mg、1.4μg含まれています。
- ナイアシンは、エネルギー代謝に関与し、皮膚や消化器官の健康維持にも重要です。
- ビタミンB6は、脳や神経系の正常な機能をサポートし、血液中のホモシステイン濃度を調整します。
- ビタミンB12は、赤血球の生成や神経系の正常な機能に不可欠です。
最後に、めばちの赤身の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「めばちの赤身」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 115 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 0.3 | g | |
└糖質 | 3.0 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 25.4 | g | 多い |
脂質 | 2.3 | g | 普通 |
「めばちの赤身」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 72.2 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.3 | g | 普通 |
コレステロール | 41 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
アルコール | - | g | 無し |
「めばちの赤身」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 39 | mg | 普通 |
カリウム | 440 | mg | 多い |
カルシウム | 3 | mg | 低い |
マグネシウム | 35 | mg | 多い |
リン | 270 | mg | 多い |
鉄 | 0.9 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.4 | mg | 普通 |
銅 | 0.03 | mg | 低い |
マンガン | Tr | mg | 無し |
ヨウ素 | 18 | μg | 多い |
セレン | 75 | μg | 多い |
クロム | Tr | μg | 無し |
モリブデン | 0 | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 17 | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 17 | μg | 普通 |
ビタミンD | 3.6 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.9 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | Tr | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.09 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.05 | mg | 普通 |
ナイアシン | 15.0 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.76 | mg | 多い |
ビタミンB12 | 1.4 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.15 | mg | 低い |
ビオチン | 1.5 | μg | 普通 |
ビタミンC | 1 | mg | 普通 |
別名: ばちまぐろ、めばちまぐろ/切り身(皮なし)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。