このページではまるあじのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
まるあじのカロリーは133kcal(100gあたり)!これってどうなの?
まるあじの可食部100gあたりのカロリーは、133kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中815位です。これは多い順にすると上位51%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「平均的」です。
また、日本食品標準成分表の「魚」ジャンルのでまるあじのカロリーを評価すると、296件中123位です。これは上位から41%に位置するカロリーで、評価は同じく「平均的」となります。
カロリー | 133Kcal |
全体での評価 | 815位 / 1592件中(上位51%…平均的) |
「魚」ジャンル内での評価 | 123位 / 296件中(上位41%…平均的) |
まるあじはカロリーが平均的という評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜまるあじのカロリーは平均的?なにが含まれているの?
なぜまるあじのカロリーは平均的のか?
まず、まるあじの栄養データを見てみましょう。可食部100gあたりのカロリーは133kcalです。この数字は他の食材と比較して「平均的」と評価されています。
カロリー
まるあじのカロリーは133kcalです。この数値は他の食材と比べて平均的と評価されています。カロリーは食物のエネルギー源であり、体の機能を維持するために必要です。まるあじのカロリーは適度な量であり、健康的な食事に取り入れることができます。
糖質
まるあじの糖質は4.8gです。この数値は他の食材と比べてかなり低いと評価されています。糖質はエネルギー源として重要ですが、摂りすぎると血糖値の上昇や肥満のリスクが高まる可能性があります。まるあじは糖質が低いため、糖質制限を考えている方にもおすすめの食材です。
食物繊維
まるあじには食物繊維が含まれていません。食物繊維は腸内環境を整えるために重要な栄養素です。食物繊維は便通を促進し、腸内の善玉菌の増殖を助けます。まるあじには食物繊維が含まれていないため、他の食材と組み合わせてバランスの取れた食事を摂ることが大切です。
タンパク質
まるあじのタンパク質は22.1gです。この数値は他の食材と比べて多いと評価されています。タンパク質は体の組織や筋肉の構成要素となる重要な栄養素です。まるあじはタンパク質が豊富であり、筋肉の修復や再生に役立ちます。
脂質
まるあじの脂質は5.6gです。この数値は他の食材と比べて普通と評価されています。脂質はエネルギー源として重要ですが、摂りすぎると肥満や心血管疾患のリスクが高まる可能性があります。まるあじの脂質は適度な量であり、バランスの取れた食事に取り入れることができます。
以上の栄養データから、まるあじのカロリーは他の食材と比べて平均的と評価されていることがわかります。まるあじはカロリーが適度な量であり、糖質が低く、タンパク質が豊富です。ただし、食物繊維は含まれていないため、他の食材と組み合わせてバランスの取れた食事を摂ることが重要です。まるあじを適切に摂取することで、健康的な食生活を送ることができます。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「まるあじ」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 4.8g | 4 | 19.2kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (0)g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 22.1g | 4 | 88.4kcal |
脂質 | 5.6g | 9 | 50.4kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「まるあじ」のカロリー内訳です。一番多いのはたんぱく質で、88.4kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
まるあじは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
まるあじは、低糖質ダイエットに使える?
「まるあじ」は、魚の一種であり、その糖質量は4.8gとなっています。この数字からもわかるように、まるあじは低糖質の食材として利用することができます。
低糖質ダイエットは、血糖値の急上昇を抑えることで、体重の増加を防ぐ効果があります。また、低糖質の食材を摂取することで、脂肪燃焼を促進する効果も期待できます。
まるあじは、そのまま焼いたり、煮たりすることができるため、食事のバリエーションも広がります。また、まるあじには、タンパク質やビタミン、ミネラルなどの栄養素も含まれており、バランスの良い食事を摂ることができます。
低糖質ダイエットを行う際には、まるあじを積極的に取り入れることがおすすめです。ただし、食材の組み合わせや調理方法によっては、糖質量が増える場合もあるため、注意が必要です。
まとめ
まるあじは、低糖質ダイエットにおいて効果的な食材と言えます。その糖質量が4.8gと低いため、血糖値の急上昇を抑えることができます。また、まるあじには栄養素も豊富に含まれており、バランスの良い食事を摂ることができます。ただし、食材の組み合わせや調理方法によっては、糖質量が増える場合もあるため、注意が必要です。低糖質ダイエットを成功させるためには、まるあじを上手に取り入れながら、バランスの良い食事を心掛けることが大切です。
まるあじは、低脂質ダイエットに使える!?
まるあじは、低脂質ダイエットに使える?
魚の中でも、まるあじは低脂質とは言い難いですが、脂質の量は控えめです。そのため、まるあじは低脂質ダイエットにはどちらかというと不向きと言えます。
まるあじの脂質量は5.6g
まず、まるあじの脂質量についてですが、なんと5.6gもあります。この数値からもわかるように、まるあじは低脂質とは言い難いです。
まるあじの他の栄養素
しかし、まるあじには他の栄養素も含まれています。たんぱく質やビタミンD、ビタミンB12、カルシウムなどが豊富に含まれており、健康に良い影響を与えることができます。
まるあじを食べる際の注意点
まるあじを低脂質ダイエットに取り入れる際には、以下の点に注意が必要です。
まず、まるあじは脂肪分が多いため、摂取量を控えめにすることが大切です。1回の食事でのまるあじの量は、100g程度に抑えることをおすすめします。
また、まるあじにはコレステロールも含まれています。コレステロールの摂りすぎは動脈硬化や心臓病のリスクを高める可能性があるため、適度な摂取量に留めるようにしましょう。
まとめ
まるあじは低脂質ダイエットにどちらかというと不向きですが、脂質の量は控えめです。そのため、適度な摂取量を守りながら、まるあじの他の栄養素を摂取することで、健康的な食事を実現することができます。
最後に、まるあじの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「まるあじ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 133 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 0.2 | g | |
└糖質 | 4.8 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 22.1 | g | 多い |
脂質 | 5.6 | g | 普通 |
「まるあじ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 50 | % | 特になし |
水分 | 71.2 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.3 | g | 普通 |
コレステロール | 66 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.2 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「まるあじ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 59 | mg | 普通 |
カリウム | 410 | mg | 多い |
カルシウム | 53 | mg | 多い |
マグネシウム | 33 | mg | 多い |
リン | 260 | mg | 多い |
鉄 | 1.2 | mg | 普通 |
亜鉛 | 1.3 | mg | 多い |
銅 | 0.09 | mg | 普通 |
マンガン | 0.01 | mg | 低い |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 11 | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 11 | μg | 普通 |
ビタミンD | 19.0 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 1.2 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 1 | μg | 普通 |
ビタミンB1 | 0.10 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.19 | mg | 多い |
ナイアシン | 7.4 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.47 | mg | 多い |
ビタミンB12 | 9.9 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.59 | mg | 多い |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | Tr | mg | 無し |
廃棄部位: 頭部、内臓、骨、ひれ等(三枚おろし)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。