このページでは、魚のまるあじを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
まるあじのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはまるあじの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 133 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 0.2 | g | |
└糖質 | 4.8 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 22.1 | g | 多い |
脂質 | 5.6 | g | 普通 |
食塩相当量 | 0.2 | mg | 普通 |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、魚分類に所属する正式名称「<魚類> (あじ類) まるあじ 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、まるあじがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
まるあじはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
まるあじとは?どんな食材?
まるあじとは、魚の一種であります。その名の通り、体の形がまるく愛らしい見た目が特徴です。日本ではよく食べられる魚の一つであり、多くの人々に親しまれています。
まるあじの特徴
まるあじは、身がやわらかくて繊維が細かいため、食べやすい食材です。また、脂肪分が豊富でありながらも、あっさりとした味わいが特徴です。そのため、さまざまな料理に活用することができます。
まるあじの料理法
まるあじは、さばきやすい魚としても知られています。一般的な調理方法としては、焼き魚や煮付け、刺身などがあります。焼き魚にする場合は、塩をふって香ばしく仕上げることがおすすめです。煮付けにする場合は、醤油やみりんで味付けし、じっくりと煮込むことで旨味が引き立ちます。刺身にする場合は、新鮮なまま薄く切り、醤油やポン酢でいただくことが一般的です。
まるあじは、そのまま食べても美味しいですが、他の食材との相性も抜群です。野菜と一緒に炒めたり、お味噌汁に入れたりすることで、さらに食卓を彩ることができます。ぜひ、まるあじを使った料理を楽しんでみてください。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はまるあじがダイエットにどう役立つか説明します!
まるあじはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
まるあじの栄養データ
以下は、まるあじの栄養データです。
1. 糖質がかなり低い
まるあじは、可食部100gあたりの糖質が4.8gとかなり低いです。糖質の摂取量が気になる方や糖質制限をしている方にとって、まるあじは適した食材と言えます。
2. タンパク質が多い
まるあじは、可食部100gあたりのタンパク質が22.1gと多いです。タンパク質は体の成長や修復に必要な栄養素であり、筋肉の形成や免疫力の向上にも役立ちます。まるあじを食べることで、タンパク質の摂取を効果的に行うことができます。
3. 脂質や塩分が普通
まるあじは、可食部100gあたりの脂質が5.6g、塩分が0.2gと普通の範囲です。脂質や塩分の摂り過ぎは健康に悪影響を与える可能性がありますが、まるあじは適度な量の脂質や塩分を含んでいるため、バランスの良い食事に取り入れることができます。
以上のように、まるあじは糖質が低く、タンパク質が多い食材です。また、脂質や塩分も適度な範囲に収まっています。これらの栄養データから、まるあじは健康的な食事に役立つ食材と言えます。
おすすめ:まるあじのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
まるあじに含まれる無機質の栄養を解説!
まるあじの特徴
まるあじは、以下のような栄養データを持っています。
カリウムやカルシウム、マグネシウム、リンなどの無機質栄養素が多い
まるあじには、カリウムやカルシウム、マグネシウム、リンといった無機質栄養素が多く含まれています。これらの栄養素は体内の様々な機能に関与しており、特にカリウムは血圧の調節や筋肉の収縮に重要な役割を果たしています。また、カルシウムやリンは骨や歯の形成に必要な栄養素であり、マグネシウムは神経や筋肉の正常な機能を維持するために必要です。まるあじを摂取することで、これらの栄養素を効果的に摂ることができます。
ナトリウムや鉄などの栄養素は普通程度
まるあじには、ナトリウムや鉄といった栄養素も含まれていますが、その含有量は普通程度です。ナトリウムは体内の水分バランスを調節するために必要ですが、摂りすぎると高血圧のリスクが高まる可能性があります。鉄は赤血球の形成に必要な栄養素であり、不足すると貧血の原因になります。まるあじはこれらの栄養素を適度な量で摂ることができる食材と言えます。
ヨウ素やセレン、クロム、モリブデンなどの栄養素は無し
まるあじには、ヨウ素やセレン、クロム、モリブデンといった栄養素は含まれていません。これらの栄養素は体内の様々な機能に関与しており、不足すると健康に影響を及ぼす可能性があります。まるあじを摂取する場合は、他の食材からこれらの栄養素を摂る必要があります。
以上のように、まるあじはカリウムやカルシウム、マグネシウム、リンといった無機質栄養素が多く含まれている食材です。また、ナトリウムや鉄は普通程度の含有量であり、ヨウ素やセレン、クロム、モリブデンなどの栄養素は含まれていません。まるあじをバランスの取れた食事に取り入れることで、必要な栄養素を摂ることができます。
まるあじに含まれるビタミンを解説!
「まるあじ」のビタミン含有量の特徴
1. ビタミンAの含有量は低いです
「まるあじ」に含まれるビタミンAは、レチノール活性当量で11 μgと少ないです。ビタミンAは視力の維持や免疫力向上に重要な役割を果たしますが、他の魚に比べると「まるあじ」のビタミンAは少ないと言えます。
2. ビタミンDの含有量は高いです
「まるあじ」にはビタミンDが多く含まれており、100gあたり19 μgという量が含まれています。ビタミンDはカルシウムの吸収を助けるため、骨の健康を維持するのに役立ちます。
3. ビタミンB群の含有量は豊富です
「まるあじ」にはビタミンB1、B2、ナイアシン、B6、B12、パントテン酸が多く含まれています。これらのビタミンB群はエネルギー代謝や神経機能の維持に必要な栄養素です。特にビタミンB12の含有量は9.9 μgと非常に多いです。
最後に、まるあじの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「まるあじ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 133 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 0.2 | g | |
└糖質 | 4.8 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 22.1 | g | 多い |
脂質 | 5.6 | g | 普通 |
「まるあじ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 50 | % | 特になし |
水分 | 71.2 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.3 | g | 普通 |
コレステロール | 66 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.2 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「まるあじ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 59 | mg | 普通 |
カリウム | 410 | mg | 多い |
カルシウム | 53 | mg | 多い |
マグネシウム | 33 | mg | 多い |
リン | 260 | mg | 多い |
鉄 | 1.2 | mg | 普通 |
亜鉛 | 1.3 | mg | 多い |
銅 | 0.09 | mg | 普通 |
マンガン | 0.01 | mg | 低い |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 11 | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 11 | μg | 普通 |
ビタミンD | 19.0 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 1.2 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 1 | μg | 普通 |
ビタミンB1 | 0.10 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.19 | mg | 多い |
ナイアシン | 7.4 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.47 | mg | 多い |
ビタミンB12 | 9.9 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.59 | mg | 多い |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | Tr | mg | 無し |
廃棄部位: 頭部、内臓、骨、ひれ等(三枚おろし)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。