このページではまかじきのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
まかじきのカロリーは107kcal(100gあたり)!これってどうなの?
まかじきの可食部100gあたりのカロリーは、107kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中925位です。これは多い順にすると上位58%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「やや低い」です。
また、日本食品標準成分表の「魚」ジャンルのでまかじきのカロリーを評価すると、296件中161位です。これは上位から54%に位置するカロリーで、評価は「平均的」となります。
カロリー | 107Kcal |
全体での評価 | 925位 / 1592件中(上位58%…やや低い) |
「魚」ジャンル内での評価 | 161位 / 296件中(上位54%…平均的) |
まかじきはカロリーがやや低いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜまかじきのカロリーはやや低いの?なにが含まれているの?
まかじきのカロリーがやや低い理由
「まかじき」は、可食部100gあたりのカロリーが107kcalと、他の食材と比較して「やや低い」と評価されています。その理由を以下に述べます。
糖質がかなり低い
まかじきには、可食部100gあたりの糖質が4.9gと「かなり低い」です。糖質はエネルギー源となるため、糖質の摂取量が多いとカロリーも高くなります。しかし、まかじきは糖質が比較的少ないため、カロリーも低く抑えられています。
食物繊維が無し
まかじきには、可食部100gあたりの食物繊維が無しです。食物繊維は消化吸収が遅く、満腹感を持続させる効果があります。食物繊維が少ないと、カロリーの摂取量が増える可能性がありますが、まかじきは食物繊維が無いため、カロリーが低くなっています。
タンパク質が多い
まかじきには、可食部100gあたりのタンパク質が23.1gと「多い」です。タンパク質は体の組織を作り、修復するために必要な栄養素です。タンパク質はエネルギー源としても利用されますが、脂質や糖質に比べてエネルギー量が低いため、まかじきのカロリーも低く抑えられています。
脂質が普通
まかじきには、可食部100gあたりの脂質が1.8gと「普通」です。脂質は高カロリーな栄養素であり、摂り過ぎると体重増加の原因となります。まかじきの脂質量は適度な範囲に収まっており、カロリーをやや低く抑える要因となっています。
以上の理由から、まかじきのカロリーはやや低いと評価されています。糖質が少なく、食物繊維が無いためにカロリーが低くなっており、またタンパク質や脂質の量も適切に調整されています。健康を意識した食事において、まかじきはカロリーコントロールに適した食材と言えるでしょう。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「まかじき」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 4.9g | 4 | 19.6kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (0)g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 23.1g | 4 | 92.4kcal |
脂質 | 1.8g | 9 | 16.2kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「まかじき」のカロリー内訳です。一番多いのはたんぱく質で、92.4kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
まかじきは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
まかじきは低糖質ダイエットに少し効果的
「まかじき」は、魚の一種であり、糖質量が4.9gと比較的低いことが特徴です。そのため、低糖質ダイエットを行いたい方にとって、まかじきは少し効果的な食材と言えるでしょう。
まかじきの糖質量は4.9g
まかじきは、糖質量が4.9gと非常に低いです。特に糖質制限を行っている方や糖尿病の方にとっては、まかじきは優れた選択肢となります。糖質制限を行うことで血糖値の上昇を抑えることができるため、健康維持にも役立ちます。
まかじきは栄養価も高い
まかじきには、たんぱく質やビタミン、ミネラルなどの栄養素も豊富に含まれています。特に、EPAやDHAといった不飽和脂肪酸が多く含まれており、血液の循環を促進したり、脳の機能をサポートする効果が期待されています。また、まかじきには低カロリーであるという利点もあります。ダイエット中の方にとっては、満腹感を得ながらカロリーを抑えることができるため、食事制限をしやすくなります。
まかじきの調理方法
まかじきは、さまざまな調理方法で楽しむことができます。焼いたり、蒸したり、煮たりといった方法で調理することが一般的です。また、まかじきは他の食材との相性も良く、野菜や海藻と組み合わせることで、より栄養バランスの良い食事を摂ることができます。
まかじきを取り入れたレシピ例
まかじきを使ったレシピは数多く存在します。例えば、まかじきの塩焼きや、まかじきの煮付け、まかじきの蒸し物などがあります。これらのレシピは簡単に作ることができるため、忙しい日常生活の中でも手軽にまかじきを取り入れることができます。
まとめ
まかじきは、低糖質ダイエットを行いたい方にとって、少し効果的な食材です。糖質量が4.9gと低いだけでなく、栄養価も高く、さまざまな調理方法で楽しむことができます。まかじきを使ったレシピを取り入れることで、健康的な食事を摂りながらダイエットをサポートすることができます。是非、まかじきを食事の一部に取り入れてみてください。
まかじきは、低脂質ダイエットに使える!?
まかじきは、低脂質ダイエットに使える?
魚の中でも、まかじきは低脂質であることが知られています。その脂質含有量は、たったの1.8gです。このことから、まかじきは低脂質ダイエットに少し効果的な食材と言えるでしょう。
まかじきの脂質含有量
まかじきは、1.8gの脂質を含んでいます。この値は、他の魚と比較しても非常に低いです。脂質が少ないため、まかじきはダイエット中の方にとって理想的な食材と言えます。
まかじきの効果
まかじきを低脂質ダイエットに取り入れることで、脂肪摂取量を抑えることができます。脂質はカロリーにもなりやすく、摂り過ぎると体重増加の原因になります。しかし、まかじきは低脂質でありながらも栄養価が高いため、健康的なダイエットに適しています。
まかじきの調理法
まかじきはさまざまな調理法で楽しむことができます。焼き魚や蒸し魚、煮魚など、自分の好みに合わせて調理方法を選ぶことができます。また、まかじきは刺身としても食べられます。新鮮なまかじきを使って、美味しい料理を楽しみましょう。
まとめ
まかじきは低脂質ダイエットに少し効果的な食材です。脂質含有量が1.8gと非常に低く、ダイエット中の方にとって理想的な選択肢となります。さまざまな調理法で楽しむことができるので、自分の好みに合わせてまかじきを取り入れてみてください。健康的なダイエットをサポートしてくれることでしょう。
最後に、まかじきの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「まかじき」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 107 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 0.1 | g | |
└糖質 | 4.9 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 23.1 | g | 多い |
脂質 | 1.8 | g | 普通 |
「まかじき」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 73.8 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.2 | g | 普通 |
コレステロール | 46 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.2 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「まかじき」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 65 | mg | 普通 |
カリウム | 380 | mg | 多い |
カルシウム | 5 | mg | 低い |
マグネシウム | 35 | mg | 多い |
リン | 270 | mg | 多い |
鉄 | 0.6 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.6 | mg | 普通 |
銅 | 0.04 | mg | 普通 |
マンガン | 0.01 | mg | 低い |
ヨウ素 | 11 | μg | 多い |
セレン | 55 | μg | 多い |
クロム | 0 | μg | 無し |
モリブデン | 0 | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 8 | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 8 | μg | 普通 |
ビタミンD | 12.0 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 1.2 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.09 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.07 | mg | 普通 |
ナイアシン | 10.0 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.44 | mg | 多い |
ビタミンB12 | 4.3 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 1.25 | mg | 多い |
ビオチン | 13.0 | μg | 多い |
ビタミンC | 2 | mg | 普通 |
切り身(皮なし)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。