このページではくろだいのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
くろだいのカロリーは137kcal(100gあたり)!これってどうなの?
くろだいの可食部100gあたりのカロリーは、137kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中808位です。これは多い順にすると上位50%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「平均的」です。
また、日本食品標準成分表の「魚」ジャンルのでくろだいのカロリーを評価すると、296件中121位です。これは上位から40%に位置するカロリーで、評価は同じく「平均的」となります。
カロリー | 137Kcal |
全体での評価 | 808位 / 1592件中(上位50%…平均的) |
「魚」ジャンル内での評価 | 121位 / 296件中(上位40%…平均的) |
くろだいはカロリーが平均的という評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜくろだいのカロリーは平均的?なにが含まれているの?
なぜくろだいのカロリーは平均的のか?
「くろだい」は、可食部100gあたりのカロリーが137kcalであり、他の食材と比較して「平均的」と評価されています。その理由について、以下の栄養データを参照し、説明します。
カロリー
「くろだい」のカロリーは、可食部100gあたり137kcalです。この値は、他の食材と比較して平均的と評価されています。カロリーは、食材のエネルギー源としての重要な指標であり、適度な量を摂取することが健康的な食生活につながります。
糖質
「くろだい」の糖質は、可食部100gあたり5.1gです。この値は、他の食材と比較してかなり低いと評価されています。糖質は、体内でエネルギー源として利用されるため、過剰な摂取は血糖値の上昇につながる可能性があります。低糖質の「くろだい」は、糖質制限を意識する方にとって適した食材と言えます。
食物繊維
「くろだい」には、可食部100gあたり食物繊維が0g含まれています。食物繊維は、腸内環境の改善や便通の促進に役立つ成分です。ただし、「くろだい」には食物繊維が含まれていないため、他の食材と比較して食物繊維の摂取量は少ないと言えます。
タンパク質
「くろだい」のタンパク質は、可食部100gあたり20.4g含まれています。この値は、他の食材と比較して多いと評価されています。タンパク質は、体の組織や筋肉の形成に重要な役割を果たす栄養素です。多くのタンパク質を含む「くろだい」は、筋肉をつけたい方や運動をしている方にとって適した食材と言えます。
脂質
「くろだい」の脂質は、可食部100gあたり6.7g含まれています。この値は、他の食材と比較して普通と評価されています。脂質は、エネルギー源としての役割や体温調節、栄養素の吸収などに関与しています。適度な量の脂質を摂取することが健康的な食生活につながります。
以上の栄養データから、「くろだい」のカロリーは平均的と評価されていることが分かります。糖質は低く、タンパク質は多く含まれており、脂質は普通の量です。これらの栄養バランスが平均的とされている理由として考えられます。ただし、食物繊維は含まれていないため、他の食材と組み合わせて摂取することがおすすめです。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「くろだい」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 5.1g | 4 | 20.4kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (0)g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 20.4g | 4 | 81.6kcal |
脂質 | 6.7g | 9 | 60.3kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「くろだい」のカロリー内訳です。一番多いのはたんぱく質で、81.6kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
くろだいは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
くろだいは、低糖質ダイエットに使える?
「くろだいは低糖質ダイエットに少し効果的」ということが言われていますが、本当でしょうか?今回は、魚の一種である「くろだい」の糖質量や栄養価について詳しく調べてみました。
くろだいの糖質量は5.1g
まず、くろだいの糖質量ですが、100gあたり5.1gとされています。これは、低糖質ダイエットを行う上で非常に優れたポイントです。糖質を制限することで血糖値の上昇を抑え、脂肪の燃焼を促進することができます。
くろだいに含まれる栄養素
くろだいには、糖質以外にも様々な栄養素が含まれています。たんぱく質やビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれており、健康的な食事に欠かせない成分です。また、くろだいにはEPAやDHAといった不飽和脂肪酸も含まれており、脂質のバランスを整える効果も期待できます。
くろだいの調理方法
くろだいは、さまざまな調理方法で楽しむことができます。蒸し焼きや煮付け、唐揚げなど、自分の好みに合わせて調理することができます。ただし、揚げ物やバターソテーなどの高カロリーな調理方法は避けることが望ましいです。低糖質ダイエットを行う上では、調理方法にも気を配ることが大切です。
まとめ
くろだいは、低糖質ダイエットにおいて少し効果的な食材と言えます。糖質量が5.1gと低く、さまざまな栄養素も含まれています。ただし、調理方法には注意が必要です。揚げ物や高カロリーな調理方法は避け、蒸し焼きや煮付けなどの低カロリーな調理方法を選ぶことが望ましいです。低糖質ダイエットを成功させるためには、バランスの取れた食事と適度な運動も大切です。くろだいを上手に取り入れながら、健康的な生活を送りましょう。
くろだいは、低脂質ダイエットに使える!?
くろだいは低脂質ダイエットに不向き
魚といえば、健康に良いとされる食材の一つです。特に、低脂質ダイエットを目指す方にとっては、魚の摂取は欠かせない要素となっています。しかし、その中でも「くろだい」は、低脂質ダイエットにはあまり適していない魚と言われています。
くろだいの脂質含有量
くろだいの脂質含有量は、100gあたり6.7gとなっています。一般的な魚と比較すると、この数値はかなり高いです。低脂質ダイエットを行う際には、脂質の摂取量を抑えることが重要ですが、くろだいはその点で注意が必要です。
くろだいの脂質の種類
くろだいに含まれる脂質は、主に不飽和脂肪酸です。不飽和脂肪酸は、体に必要な栄養素であり、心血管疾患の予防やコレステロールの低下などに効果があります。しかし、過剰な摂取は逆効果となり、肥満や生活習慣病のリスクを高める可能性もあります。
くろだいの調理方法
くろだいを調理する際にも注意が必要です。揚げ物やバターソテーなど、油を多く使用する調理方法は、脂質摂取量を増やすことになります。低脂質ダイエットを目指す方は、蒸し焼きや煮物など、調理方法にも気を配る必要があります。
低脂質ダイエットにおすすめの魚
くろだいが低脂質ダイエットに不向きである一方で、低脂質な魚もたくさんあります。例えば、さばやあじ、さけなどは、脂質含有量が比較的低く、低脂質ダイエットに適した食材と言えます。これらの魚を上手に取り入れることで、健康的なダイエットを実践することができます。
まとめ
くろだいは低脂質ダイエットにはあまり適していない魚と言えます。脂質含有量が比較的高く、過剰な摂取は肥満や生活習慣病のリスクを高める可能性があります。低脂質ダイエットを目指す方は、くろだいの摂取を控え、代わりに低脂質な魚を積極的に取り入れることをおすすめします。健康的なダイエットを実践するために、バランスの取れた食事を心がけましょう。
最後に、くろだいの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「くろだい」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 137 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 0.3 | g | |
└糖質 | 5.1 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 20.4 | g | 多い |
脂質 | 6.7 | g | 普通 |
「くろだい」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 55 | % | 特になし |
水分 | 71.4 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.2 | g | 普通 |
コレステロール | 78 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
アルコール | - | g | 無し |
「くろだい」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 59 | mg | 普通 |
カリウム | 400 | mg | 多い |
カルシウム | 13 | mg | 普通 |
マグネシウム | 36 | mg | 多い |
リン | 250 | mg | 多い |
鉄 | 0.3 | mg | 低い |
亜鉛 | 0.8 | mg | 普通 |
銅 | 0.03 | mg | 低い |
マンガン | 0.01 | mg | 低い |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 12 | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 12 | μg | 普通 |
ビタミンD | 4 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 1.4 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.12 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.30 | mg | 多い |
ナイアシン | 5.5 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.42 | mg | 多い |
ビタミンB12 | 3.7 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.62 | mg | 多い |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 3 | mg | 多い |
別名: ちぬ/廃棄部位: 頭部、内臓、骨、ひれ等(三枚下ろし)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。