くろだいのカロリー・栄養を徹底解説！糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

くろだいのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら！

まずはくろだいの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー	137	Kcal	平均的
炭水化物	0.3	g
└糖質	5.1	g	かなり低い
└食物繊維	(0)	g	無し
たんぱく質	20.4	g	多い
脂質	6.7	g	普通
食塩相当量	0.1	mg	低い

データは「日本食品標準成分表（八訂）増補2023年」より、魚分類に所属する正式名称「＜魚類＞　（たい類）　くろだい　生」の値を表示。評価（普通、低い、多い等）は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、くろだいがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています！

くろだいはどんな食材？用途や使い道をざっくり紹介

くろだいとは？どんな食材？

「くろだい」とは、日本の海に生息する魚の一種です。その名の通り、体の色が黒く、大きさは中型から大型になります。日本では高級魚として扱われ、繊細な味わいと豊かな脂が特徴です。

くろだいの特徴

くろだいは、深海に生息しているため、身は引き締まっており、白身の部分は繊細で柔らかい食感があります。また、脂ののった部分は濃厚でありながらもあっさりとした味わいがあります。そのため、幅広い料理に使われ、特に刺身や煮付け、焼き物などによく利用されます。

くろだいの栄養価

くろだいには、タンパク質やビタミンD、不飽和脂肪酸などが豊富に含まれています。これらの栄養素は、体の健康維持や免疫力向上に役立ちます。また、美容効果も期待できるため、女性にもおすすめの食材です。

以上のように、くろだいは繊細な味わいと豊かな脂が特徴の高級魚であり、幅広い料理に利用されます。栄養価も高く、健康や美容にも良い影響を与える食材です。

くろだいはダイエットに役立つ？カロリーや炭水化物を徹底評価！

1. タンパク質が豊富である

「くろだい」は可食部100gあたり20.4gのタンパク質を含んでおり、その量は多いと言えます。タンパク質は体の細胞や組織を作り、修復するために必要な栄養素です。また、タンパク質は食事から摂取する必要があり、不足すると体の機能が低下する可能性があります。そのため、「くろだい」はタンパク質を摂取するための健康的な食材と言えます。

2. 糖質が低い

「くろだい」は可食部100gあたりの糖質が5.1gと、かなり低い量です。糖質はエネルギー源として重要ですが、過剰摂取すると血糖値の上昇や肥満のリスクが高まる可能性があります。そのため、糖質の摂取量を抑えたい方や糖質制限を行っている方にとって、「くろだい」は適切な選択肢となります。

3. 塩分が低い

「くろだい」は可食部100gあたりの塩分が0.1gと、低い量です。塩分は体内の水分バランスや神経伝達物質の働きに関与していますが、摂りすぎると高血圧や心臓病のリスクが高まる可能性があります。そのため、塩分の摂取量を抑えたい方や塩分制限を行っている方にとって、「くろだい」は適した食材となるでしょう。

以上のように、「くろだい」はタンパク質が豊富で糖質や塩分が低いため、健康的な食事に役立つ食材と言えます。タンパク質の摂取や糖質制限、塩分制限を考えている方には特におすすめです。ただし、個々の栄養摂取目標や体調に合わせて食事を選ぶことが重要ですので、バランスの取れた食事を心がけましょう。

おすすめ：くろだいのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください！

くろだいに含まれる無機質の栄養を解説！

1. カリウムやマグネシウムが多い

「くろだい」は可食部100gあたりに、カリウムやマグネシウムが多く含まれています。カリウムは体内の水分バランスや神経伝達に関与し、マグネシウムは骨や筋肉の健康維持に役立ちます。これらの栄養素が豊富に含まれていることから、「くろだい」は体内のバランスを保つために適した食材と言えます。

2. リンの含有量が多い

「くろだい」にはリンも多く含まれています。リンは骨や歯の形成に必要な栄養素であり、エネルギー代謝や細胞の機能にも関与しています。リンの含有量が多いことから、「くろだい」は骨や歯の健康に貢献する食材として選ばれることができます。

3. 鉄や銅、マンガンが低い

一方で、「くろだい」には鉄や銅、マンガンの含有量が低いことが特徴です。これらの栄養素は血液や酵素の構成に必要なため、不足すると貧血や酵素活性の低下などの問題が生じる可能性があります。そのため、「くろだい」を摂取する際には、他の食材との組み合わせやバランスの取れた食事を心がけることが重要です。

以上のように、「くろだい」はカリウムやマグネシウムが多く含まれ、リンも豊富な食材です。一方で、鉄や銅、マンガンの含有量は低いため、これらの栄養素には注意が必要です。バランスの取れた食事に組み込むことで、「くろだい」の栄養素を効果的に摂取することができます。

くろだいに含まれるビタミンを解説！

1. ビタミンAの特徴

「くろだい」に含まれるビタミンAは、レチノール活性当量で12 μg含まれています。これは普通の量と言えます。また、α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、β-カロテン当量は0 μgであり、含まれていません。

2. ビタミンDの特徴

「くろだい」にはビタミンDが多く含まれており、可食部100gあたり4 μg含まれています。ビタミンDは骨や歯の健康に重要な役割を果たすため、十分な量が摂取されることは大切です。

3. ビタミンEの特徴

「くろだい」にはビタミンEが多く含まれています。可食部100gあたり、α-トコフェロールが1.4 mg含まれています。一方で、β-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロールは含まれていません。

「くろだい」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	137	Kcal	平均的
炭水化物	0.3	g
└糖質	5.1	g	かなり低い
└食物繊維	(0)	g	無し
たんぱく質	20.4	g	多い
脂質	6.7	g	普通
「くろだい」のその他栄養情報
廃棄率	55	%	特になし
水分	71.4	g	普通
有機酸	-	g	無し
灰分	1.2	g	普通
コレステロール	78	mg	多い
食塩相当量	0.1	mg	低い
アルコール	-	g	無し
「くろだい」のビタミン・無機質等
ナトリウム	59	mg	普通
カリウム	400	mg	多い
カルシウム	13	mg	普通
マグネシウム	36	mg	多い
リン	250	mg	多い
鉄	0.3	mg	低い
亜鉛	0.8	mg	普通
銅	0.03	mg	低い
マンガン	0.01	mg	低い
ヨウ素	-	μg	無し
セレン	-	μg	無し
クロム	-	μg	無し
モリブデン	-	μg	無し
ビタミンA
└レチノール	12	μg	多い
└α-カロテン	0	μg	無し
└β-カロテン	0	μg	無し
└β-クリプトキサンチン	0	μg	無し
└β-カロテン当量	0	μg	無し
└レチノール活性当量	12	μg	普通
ビタミンD	4	μg	多い
ビタミンE
└α-トコフェロール	1.4	mg	多い
└β-トコフェロール	0	mg	無し
└γ-トコフェロール	0	mg	無し
└δ-トコフェロール	0	mg	無し
ビタミンK	(0)	μg	無し
ビタミンB1	0.12	mg	多い
ビタミンB2	0.30	mg	多い
ナイアシン	5.5	mg	多い
ビタミンB6	0.42	mg	多い
ビタミンB12	3.7	μg	多い
葉酸		μg	無し
パントテン酸	0.62	mg	多い
ビオチン	-	μg	無し
ビタミンC	3	mg	多い

別名： ちぬ／廃棄部位： 頭部、内臓、骨、ひれ等（三枚下ろし）

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。