このページでは、魚のきちじを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
きちじのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはきちじの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 238 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | Tr | g | |
└糖質 | 3.6 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 13.6 | g | 多い |
脂質 | 21.7 | g | 多い |
食塩相当量 | 0.2 | mg | 普通 |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、魚分類に所属する正式名称「<魚類> きちじ 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、きちじがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
きちじはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
きちじとは?どんな食材?
「きちじ」とは、魚の一種であり、日本料理において重要な食材の一つです。その特徴は、鮮やかな赤い身と独特の風味を持っていることです。日本の伝統的な料理において、きちじは高級な食材として扱われ、特別な場での料理に使用されることが多いです。
きちじの特徴
きちじは、深い海に生息しているため、身には豊富な栄養が含まれています。そのため、食べることで健康に良い影響を与えることができます。また、きちじは脂がのっていて、その脂は非常に美味しく、口の中でとろけるような食感を楽しむことができます。
きちじの調理法
きちじは、さまざまな調理法で楽しむことができます。一般的には、刺身や寿司として食べられることが多いです。また、焼き魚や煮付け、蒸し物などにも使用されます。きちじの風味を最大限に引き出すためには、新鮮なものを選び、丁寧に調理することが重要です。
以上のように、きちじは魚の一種であり、鮮やかな赤い身と独特の風味を持っています。健康に良い栄養が含まれており、さまざまな調理法で楽しむことができます。特別な場での料理に使用されることが多く、日本料理の一部として重要な存在です。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はきちじがダイエットにどう役立つか説明します!
きちじはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
「きちじ」の栄養データ
「きちじ」は、可食部100gあたりで以下のような栄養成分を含んでいます。
1. タンパク質が多い
「きちじ」は、可食部100gあたりで13.6gのタンパク質を含んでいます。タンパク質は身体の成長や修復に必要な栄養素であり、筋肉の形成や免疫機能の維持にも重要です。タンパク質は食事において不可欠な栄養素であり、健康的な食事に役立つと言えます。
2. 脂質が多い
「きちじ」は、可食部100gあたりで21.7gの脂質を含んでいます。脂質はエネルギー源として利用されるほか、ビタミンの吸収や細胞の構成要素としても重要です。ただし、脂質の摂取量は適度に抑える必要があります。過剰な脂質摂取は肥満や心血管疾患のリスクを高める可能性があるため、バランスの取れた食事に組み込むことが重要です。
3. 糖質がかなり低い
「きちじ」は、可食部100gあたりで3.6gの糖質を含んでいます。糖質はエネルギー源として利用されますが、過剰な糖質摂取は血糖値の上昇や肥満の原因となる可能性があります。そのため、糖質を制限した食事を心掛ける方にとっては、低糖質の「きちじ」は健康的な食事に役立つ食材と言えます。
まとめ
「きちじ」はタンパク質が多く含まれており、筋肉の形成や免疫機能の維持に役立つ食材です。また、脂質や糖質の摂取量にも注意が必要ですが、適度な摂取であればエネルギー源として利用されるほか、ビタミンの吸収や細胞の構成要素としても重要です。バランスの取れた食事に組み込むことで、健康的な食事に貢献することができます。
おすすめ:きちじのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
きちじに含まれる無機質の栄養を解説!
1. ミネラルバランスが良い
「きちじ」は、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、亜鉛、銅などのミネラルを含んでいます。これらのミネラルは、体内の機能を正常に保つために必要な栄養素です。特にカリウムやカルシウムは骨や筋肉の健康維持に重要な役割を果たしています。そのため、「きちじ」はミネラルバランスが良く、健康をサポートする食材と言えます。
2. 鉄が低い
「きちじ」に含まれる鉄の量は0.3 mgと低いです。鉄は赤血球の形成や酸素の運搬に不可欠な栄養素ですが、不足すると貧血の原因となることがあります。そのため、鉄の摂取量には注意が必要です。鉄が低い「きちじ」を食べる場合は、他の食材と組み合わせて鉄の吸収を促進する工夫をすることが大切です。
3. ヨウ素とセレンが多い
「きちじ」にはヨウ素とセレンが豊富に含まれています。ヨウ素は甲状腺ホルモンの合成に必要な栄養素であり、代謝や成長に関与しています。セレンは抗酸化作用を持ち、免疫機能の維持や酸化ストレスからの身体の保護に役立ちます。ヨウ素とセレンは体内での必要量が比較的少ないため、少量の「きちじ」でも十分に摂取することができます。
以上のように、「きちじ」はミネラルバランスが良く、特にヨウ素とセレンが豊富に含まれています。ただし、鉄の量は低いため、他の食材と組み合わせてバランスの取れた食事を心掛ける必要があります。
きちじに含まれるビタミンを解説!
「きちじ」のビタミン含有量の特徴
1. ビタミンAはレチノールが65 μg含まれており、多いです。また、α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、β-カロテン当量も含まれていません。
2. ビタミンDは4 μg含まれており、多いです。
3. ビタミンEはα-トコフェロールが2.4 mg含まれており、多いです。しかし、β-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロールは含まれていません。
その他のビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、パントテン酸、ビオチン、ビタミンCは普通の含有量です。
ビタミンKと葉酸は含まれていません。
最後に、きちじの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「きちじ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 238 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | Tr | g | |
└糖質 | 3.6 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 13.6 | g | 多い |
脂質 | 21.7 | g | 多い |
「きちじ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 63.9 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.8 | g | 普通 |
コレステロール | 74 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.2 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「きちじ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 75 | mg | 普通 |
カリウム | 250 | mg | 普通 |
カルシウム | 32 | mg | 普通 |
マグネシウム | 32 | mg | 普通 |
リン | 130 | mg | 普通 |
鉄 | 0.3 | mg | 低い |
亜鉛 | 0.4 | mg | 普通 |
銅 | 0.11 | mg | 普通 |
マンガン | - | mg | 無し |
ヨウ素 | 84 | μg | 多い |
セレン | 58 | μg | 多い |
クロム | 0 | μg | 無し |
モリブデン | 0 | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 65 | μg | 多い |
└α-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 65 | μg | 多い |
ビタミンD | 4 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 2.4 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.03 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.07 | mg | 普通 |
ナイアシン | 0.8 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.04 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | 1.0 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.20 | mg | 普通 |
ビオチン | 0.8 | μg | 普通 |
ビタミンC | 2 | mg | 普通 |
別名: きんきん、きんき/三枚におろしたもの/(魚体全体から調理する場合、廃棄率: 60 %、廃棄部位: 頭部、内臓、骨、ひれ等)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。