このページではおひょうのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
おひょうのカロリーは93kcal(100gあたり)!これってどうなの?
おひょうの可食部100gあたりのカロリーは、93kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中995位です。これは多い順にすると上位62%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「やや低い」です。
また、日本食品標準成分表の「魚」ジャンルのでおひょうのカロリーを評価すると、296件中192位です。これは上位から64%に位置するカロリーで、評価は同じく「やや低い」となります。
カロリー | 93Kcal |
全体での評価 | 995位 / 1592件中(上位62%…やや低い) |
「魚」ジャンル内での評価 | 192位 / 296件中(上位64%…やや低い) |
おひょうはカロリーがやや低いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜおひょうのカロリーはやや低いの?なにが含まれているの?
おひょうのカロリーはやや低い理由
おひょうは、可食部100gあたり93kcalのカロリーを含んでおり、「やや低い」と評価されています。その理由について、以下の栄養データを参考に解説します。
糖質がかなり低い
おひょうの糖質は、可食部100gあたり4gと「かなり低い」です。糖質が少ないことにより、エネルギー源としてのカロリーが抑えられています。糖質の摂取量を制限したい方や、糖質制限ダイエットを行っている方にとって、おひょうは適した食材と言えるでしょう。
食物繊維は無し
おひょうには食物繊維が含まれていません。食物繊維は、腸内環境を整えたり、便通を促進するなどの役割を果たしますが、おひょうにはそれがありません。そのため、食物繊維を摂取したい方には、他の食材と組み合わせて摂ることがおすすめです。
タンパク質が多い
おひょうは、可食部100gあたり19.9gのタンパク質を含んでいます。「多い」と評価されるほど、タンパク質の含有量が豊富です。タンパク質は、筋肉や骨の形成に関与したり、免疫力の向上にも役立ちます。特に運動をする方や、筋肉をつけたい方にとっては、おひょうは良い選択肢となるでしょう。
脂質は普通
おひょうの脂質は、可食部100gあたり1.7gと「普通」です。脂質の摂取量は、健康にとって重要な要素の一つですが、過剰摂取は注意が必要です。おひょうは、脂質の摂取量を抑えたい方にも適した食材と言えるでしょう。
以上の理由から、おひょうのカロリーはやや低いと評価されています。糖質が少なく、タンパク質が多いことが特徴であり、健康的な食事に取り入れることができるでしょう。ただし、食物繊維は含まれていないため、他の食材と組み合わせて摂取することがおすすめです。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「おひょう」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 4.0g | 4 | 16kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (0)g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 19.9g | 4 | 79.6kcal |
脂質 | 1.7g | 9 | 15.3kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「おひょう」のカロリー内訳です。一番多いのはたんぱく質で、79.6kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
おひょうは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
おひょうの糖質量は4g
おひょうは、魚の一種であり、低糖質ダイエットにおいて利用できる食材として注目されています。おひょうの糖質量はわずか4gであり、糖質制限を行っている方にとっては適した食材と言えます。
おひょうの栄養価
おひょうには、糖質以外にも様々な栄養素が含まれています。たんぱく質やビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれており、健康的な食事に欠かせない栄養素を摂取することができます。
おひょうの効果
おひょうは、低糖質ダイエットにおいて少し効果的な食材と言われています。糖質制限を行うことで、血糖値の上昇を抑えることができます。また、おひょうに含まれるたんぱく質は、脂肪燃焼を促進する効果があるため、ダイエット効果を期待することができます。
おひょうの調理方法
おひょうは、さまざまな料理に活用することができます。焼き魚や煮物、刺身など、好みやシーンに合わせて調理方法を選ぶことができます。また、おひょうは比較的短時間で調理ができるため、忙しい方にもおすすめです。
まとめ
おひょうは、低糖質ダイエットにおいて少し効果的な食材と言えます。糖質量が4gと低く、たんぱく質や栄養素も豊富に含まれています。おひょうを上手に活用することで、健康的な食事を摂りながらダイエットをサポートすることができます。ぜひ、おひょうを取り入れて、理想の体型を目指しましょう。
おひょうは、低脂質ダイエットに使える!?
おひょうは、低脂質ダイエットに使える?
魚の中でも、特に低脂質である「おひょう」は、ダイエットに効果的な食材として注目されています。おひょうは、脂肪の含有量が非常に少なく、1.7gという低脂質な数値を誇っています。そのため、低脂質ダイエットを実践している方にとって、おひょうは理想的な食材と言えるでしょう。
おひょうの栄養価
おひょうは、低脂質だけでなく、栄養価も非常に高い食材です。おひょうには、タンパク質やビタミンD、ビタミンB12、カルシウム、鉄などが豊富に含まれています。これらの栄養素は、身体の健康維持に必要不可欠なものであり、ダイエット中に不足しがちな栄養を補うことができます。
おひょうの効果
おひょうは、低脂質でありながら、満腹感を与える効果もあります。そのため、ダイエット中の空腹感を抑えることができ、食事制限によるストレスを軽減することができます。また、おひょうには、代謝を促進する効果もあります。脂肪の燃焼をサポートするため、ダイエット効果を高めることが期待できます。
おひょうの摂り方
おひょうを効果的に摂るためには、調理方法にも注意が必要です。おひょうは、蒸し焼きや煮物、刺身などのシンプルな調理方法がおすすめです。油を使わずに調理することで、低脂質な状態を保ちながら、美味しく食べることができます。また、おひょうを食事の一部としてバランスよく摂ることも大切です。他の栄養素も含めた食事を心がけることで、健康的なダイエットを実践することができます。
まとめ
おひょうは、低脂質ダイエットにおいて、少し効果的な食材と言えます。低脂質でありながら栄養価も高いおひょうは、ダイエット中に必要な栄養素を摂ることができます。また、満腹感を与える効果や代謝を促進する効果もあり、ダイエット効果を高めることができます。おひょうをバランスよく摂りながら、健康的なダイエットを実践してみてください。
最後に、おひょうの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「おひょう」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 93 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 0.1 | g | |
└糖質 | 4.0 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 19.9 | g | 多い |
脂質 | 1.7 | g | 普通 |
「おひょう」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 77.0 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.3 | g | 普通 |
コレステロール | 49 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.2 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「おひょう」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 72 | mg | 普通 |
カリウム | 400 | mg | 多い |
カルシウム | 7 | mg | 低い |
マグネシウム | 28 | mg | 普通 |
リン | 260 | mg | 多い |
鉄 | 0.1 | mg | 低い |
亜鉛 | 0.5 | mg | 普通 |
銅 | 0.02 | mg | 低い |
マンガン | 0.01 | mg | 低い |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 13 | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 13 | μg | 普通 |
ビタミンD | 3 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.8 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.09 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.07 | mg | 普通 |
ナイアシン | 7.1 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.41 | mg | 多い |
ビタミンB12 | 2.1 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.47 | mg | 普通 |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | Tr | mg | 無し |
別名: おおひらめ/切り身
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。