このページでははぜのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
はぜのカロリーは78kcal(100gあたり)!これってどうなの?
はぜの可食部100gあたりのカロリーは、78kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中1085位です。これは多い順にすると上位68%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「やや低い」です。
また、日本食品標準成分表の「魚」ジャンルのではぜのカロリーを評価すると、296件中240位です。これは上位から81%に位置するカロリーで、評価は「低い」となります。
カロリー | 78Kcal |
全体での評価 | 1085位 / 1592件中(上位68%…やや低い) |
「魚」ジャンル内での評価 | 240位 / 296件中(上位81%…低い) |
はぜはカロリーがやや低いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜはぜのカロリーはやや低いの?なにが含まれているの?
「はぜ」のカロリーはやや低い理由
「はぜ」は魚の一種であり、可食部100gあたりのカロリーは78kcalと評価されています。この値は他の食材と比較して「やや低い」とされています。その理由について、以下の栄養データを参照しながら解説します。
糖質がかなり低い
「はぜ」の可食部100gあたりの糖質は3.2gと評価されています。この値は「かなり低い」とされており、カロリーの低さに影響を与えています。糖質はエネルギー源となるため、糖質が少ないことでカロリーも低くなる傾向があります。
食物繊維は無し
「はぜ」には可食部100gあたりの食物繊維が0gと評価されています。食物繊維は消化吸収されずに腸内で水分を含んでふくらみ、便通を促す役割があります。食物繊維が少ないため、消化吸収される栄養素の量が少なくなり、カロリーも低くなる傾向があります。
タンパク質が多い
「はぜ」の可食部100gあたりのタンパク質は19.1gと評価されています。この値は「多い」とされており、カロリーの低さに寄与しています。タンパク質は筋肉の構成要素であり、代謝にも関与しているため、摂取することでカロリー消費が促進されることがあります。
脂質が低い
「はぜ」の可食部100gあたりの脂質は0.2gと評価されています。この値は「低い」とされており、カロリーの低さに寄与しています。脂質は高カロリーな栄養素であり、摂取量が多いとカロリーが増える傾向があります。脂質が低いことで、カロリーも低くなることが期待されます。
以上の理由から、「はぜ」のカロリーがやや低いと評価されています。糖質がかなり低く、食物繊維が無く、タンパク質が多い、脂質が低いという特徴がカロリーの低さに寄与しています。健康やダイエットを意識する際には、このような栄養データを参考にして、「はぜ」を選ぶことが良いでしょう。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「はぜ」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 3.2g | 4 | 12.8kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (0)g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 19.1g | 4 | 76.4kcal |
脂質 | 0.2g | 9 | 1.8kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「はぜ」のカロリー内訳です。一番多いのはたんぱく質で、76.4kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
はぜは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
はぜは、低糖質ダイエットに使える?
はぜは、魚の一種です。このはぜは、糖質量が3.2gと低く、ダイエットに効果的な食材の一つと言えます。
はぜの糖質量
はぜには、糖質が3.2g含まれています。この数値は、低糖質ダイエットを行う上で非常に重要なポイントです。低糖質ダイエットは、血糖値の急激な上昇を抑えることで、体脂肪の燃焼を促進します。そのため、糖質量が少ない食材を選ぶことが重要です。
はぜの効果
はぜは、低糖質ダイエットにおいて少し効果的な食材と言えます。糖質量が3.2gと低いため、血糖値の急激な上昇を抑えることができます。また、はぜには、たんぱく質やビタミン、ミネラルなどの栄養素も豊富に含まれています。これらの栄養素は、ダイエット中の栄養バランスを保つために必要です。
はぜの摂り方
はぜを摂る際には、調理方法にも注意が必要です。揚げ物や油で調理すると、カロリーが増えてしまうため、蒸したり焼いたりすることをおすすめします。また、はぜをメインディッシュとして食べるだけでなく、サラダやスープの具材としても利用することができます。
まとめ
はぜは、糖質量が3.2gと低く、低糖質ダイエットに少し効果的な食材です。血糖値の急激な上昇を抑えることができ、栄養素も豊富に含まれています。調理方法にも注意しながら、はぜを上手に取り入れて、健康的なダイエットを実践しましょう。
はぜは、低脂質ダイエットに使える!?
はぜは、低脂質ダイエットに使える?
はぜは、低脂質ダイエットに特に効果的な食材として注目されています。その理由は、はぜが含む脂質量が非常に低いことにあります。実際、はぜ100gあたりの脂質量はわずか0.2gしかありません。
はぜの低脂質量について
はぜは、その特徴的な見た目と美味しい味わいから、多くの人に親しまれています。しかし、多くの魚種が脂質を含んでいる中で、はぜは驚くべき低脂質量を誇っています。この低脂質量は、低脂質ダイエットを実践している人々にとって非常に魅力的なポイントとなっています。
低脂質ダイエットの効果
低脂質ダイエットは、脂肪の摂取量を減らすことで体重を減らすことを目指すダイエット方法です。脂質は高カロリーなため、摂取量を抑えることでカロリー摂取量を減らすことができます。その結果、体重の増加を抑えることができ、ダイエット効果が期待できます。
はぜの効果的な利用法
はぜは、その低脂質量から、低脂質ダイエットを実践している人々にとって理想的な食材となっています。はぜを使った料理は、低脂質でありながらも栄養価が高く、満足感を得ることができます。例えば、はぜの刺身や蒸し物、煮物などは、脂質を気にせずに楽しむことができるでしょう。
まとめ
はぜは、低脂質ダイエットに特に効果的な食材として注目されています。その低脂質量は、低脂質ダイエットを実践している人々にとって大きな魅力となっています。はぜを使った料理は、低脂質でありながらも栄養価が高く、満足感を得ることができます。ぜひ、はぜを取り入れて、健康的なダイエットを実践してみてください。
最後に、はぜの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「はぜ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 78 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 0.1 | g | |
└糖質 | 3.2 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 19.1 | g | 多い |
脂質 | 0.2 | g | 低い |
「はぜ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 60 | % | 特になし |
水分 | 79.4 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.2 | g | 普通 |
コレステロール | 92 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.2 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「はぜ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 93 | mg | 普通 |
カリウム | 350 | mg | 多い |
カルシウム | 42 | mg | 普通 |
マグネシウム | 27 | mg | 普通 |
リン | 190 | mg | 多い |
鉄 | 0.2 | mg | 低い |
亜鉛 | 0.6 | mg | 普通 |
銅 | 0.02 | mg | 低い |
マンガン | 0.10 | mg | 普通 |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 6 | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 7 | μg | 普通 |
└β-クリプトキサンチン | 4 | μg | 多い |
└β-カロテン当量 | 9 | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | 7 | μg | 普通 |
ビタミンD | 3 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 1.0 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.04 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.04 | mg | 普通 |
ナイアシン | 1.4 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.07 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | 2.7 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.42 | mg | 普通 |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 1 | mg | 普通 |
廃棄部位: 頭部、内臓、骨、ひれ等(三枚下ろし)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。