このページでははまちのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
はまちのカロリーは217kcal(100gあたり)!これってどうなの?
引用元:サントリー
はまちの可食部100gあたりのカロリーは、217kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中555位です。これは多い順にすると上位34%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「平均的」です。
また、日本食品標準成分表の「魚」ジャンルのではまちのカロリーを評価すると、296件中62位です。これは上位から20%に位置するカロリーで、評価は「高い」となります。
カロリー | 217Kcal |
全体での評価 | 555位 / 1592件中(上位34%…平均的) |
「魚」ジャンル内での評価 | 62位 / 296件中(上位20%…高い) |
はまちはカロリーが平均的という評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜはまちのカロリーは平均的?なにが含まれているの?
引用元:サントリー
なぜはまちのカロリーは平均的のか?
はまちのカロリーは、可食部100gあたり217kcalで、他の食材と比較して「平均的」と評価されています。この評価の理由について、以下の栄養データを参照して説明します。
カロリー
はまちのカロリーは、可食部100gあたり217kcalです。この値は他の食材と比較して、平均的な範囲に収まっています。カロリーは、食事におけるエネルギーの量を示す指標です。はまちのカロリーが平均的であることは、バランスの取れた食事に適していることを意味します。
糖質
はまちの糖質は、可食部100gあたり6.2gです。この値は他の食材と比較して低いです。糖質は、体内でエネルギー源となる重要な栄養素ですが、過剰な摂取は健康に悪影響を与える可能性があります。はまちの低い糖質量は、糖質制限を心掛けている人にとって適していると言えます。
食物繊維
はまちには食物繊維が含まれていません。食物繊維は、腸内環境の改善や便通の促進に役立つ栄養素です。食物繊維の摂取は健康にとって重要ですが、はまちには食物繊維が含まれていないため、他の食材と比較して食物繊維の量は少ないと言えます。
タンパク質
はまちのタンパク質は、可食部100gあたり20.7gです。この値は他の食材と比較して多いです。タンパク質は、体の組織や筋肉の構成要素となる重要な栄養素です。はまちの多いタンパク質量は、筋肉の成長や修復に貢献することが期待できます。
脂質
はまちの脂質は、可食部100gあたり17.2gです。この値は他の食材と比較して多いです。脂質は、エネルギーの供給や栄養素の吸収に重要な役割を果たす栄養素です。はまちの多い脂質量は、エネルギー源としての役割を果たす一方で、過剰摂取には注意が必要です。
以上の栄養データを考慮すると、はまちのカロリーが平均的であることが理解できます。カロリー以外の栄養素も平均的な範囲に収まっており、バランスの取れた食事に適していると言えます。ただし、個々の栄養素の摂取量は、個人の体調や目標に応じて適切に調整する必要があります。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「はまち」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 6.2g | 4 | 24.8kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (0)g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 20.7g | 4 | 82.8kcal |
脂質 | 17.2g | 9 | 154.8kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「はまち」のカロリー内訳です。一番多いのは脂質で、154.8kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
はまちは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
引用元:Nadia
はまちは、低糖質ダイエットに使える?
はまちは、魚の一種です。その糖質量は6.2gですが、低糖質ダイエットにどちらかというと不向きと言えます。しかし、糖質量は控えめです。
はまちの糖質量は6.2g
はまちに含まれる糖質量は6.2gです。糖質量が低い食品は、低糖質ダイエットに適しているとされていますが、はまちはその点でやや不向きと言えます。
はまちは低糖質ダイエットにどちらかというと不向き
はまちは、低糖質ダイエットにどちらかというと不向きです。なぜなら、糖質量がやや高めであるため、糖質を制限したい方には適していません。
しかし、はまちの糖質量は控えめ
一方で、はまちの糖質量は他の魚に比べると控えめです。そのため、糖質を完全に制限する必要がない方や、糖質制限を軽めに行いたい方には、はまちを取り入れることができます。
まとめ
はまちは低糖質ダイエットにどちらかというと不向きですが、糖質量は控えめです。糖質を完全に制限する必要がない方や、糖質制限を軽めに行いたい方には、はまちを選ぶことができます。ただし、糖質制限を厳密に行いたい方には、他の低糖質の魚を選ぶことをおすすめします。
はまちは、低脂質ダイエットに使える!?
引用元:NHKきょうの料理
はまちは低脂質ダイエットに不向き
はまちは、魚の一種でありますが、その低脂質ダイエットにおいては、あまり適していないと言われております。その理由について、以下に詳しく説明いたします。
はまちの脂質含有量は高い
まず、はまちには高い脂質含有量があります。一般的に、低脂質ダイエットでは脂質摂取を抑えることが求められますが、はまちは100gあたり17.2gもの脂質を含んでいます。この数値は、他の魚種と比べると非常に高い部類に入ります。
脂質の種類にも注意が必要
また、はまちに含まれる脂質の種類にも注意が必要です。はまちには、不飽和脂肪酸と飽和脂肪酸がバランスよく含まれていますが、飽和脂肪酸は過剰摂取すると、動脈硬化や高血圧などの生活習慣病のリスクを高めることが知られています。したがって、低脂質ダイエットを目指す方にとっては、この点も注意が必要です。
他の魚種を選ぶべき
低脂質ダイエットを実践する際には、はまち以外の魚種を選ぶことをおすすめします。例えば、さばやいわし、さけなどは、はまちに比べて脂質含有量が低く、さらに不飽和脂肪酸の比率が高いため、より健康的な選択と言えます。
まとめ
はまちは、低脂質ダイエットにはあまり適していない魚の一種です。その脂質含有量の高さや、脂質の種類によるリスクがあるため、他の魚種を選ぶことが重要です。低脂質ダイエットを実践する際には、はまち以外の魚を積極的に摂取し、バランスの取れた食事を心がけましょう。
最後に、はまちの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「はまち」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 217 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 0.3 | g | |
└糖質 | 6.2 | g | 低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 20.7 | g | 多い |
脂質 | 17.2 | g | 多い |
「はまち」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 61.5 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.1 | g | 普通 |
コレステロール | 77 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
アルコール | - | g | 無し |
「はまち」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 38 | mg | 普通 |
カリウム | 340 | mg | 多い |
カルシウム | 19 | mg | 普通 |
マグネシウム | 29 | mg | 普通 |
リン | 210 | mg | 多い |
鉄 | 1.0 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.8 | mg | 普通 |
銅 | 0.09 | mg | 普通 |
マンガン | 0.01 | mg | 低い |
ヨウ素 | 14 | μg | 多い |
セレン | 32 | μg | 多い |
クロム | Tr | μg | 無し |
モリブデン | 0 | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 32 | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 32 | μg | 多い |
ビタミンD | 4 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 4.6 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0.1 | mg | 普通 |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | - | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.16 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.21 | mg | 多い |
ナイアシン | 9.0 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.45 | mg | 多い |
ビタミンB12 | 4.6 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.99 | mg | 多い |
ビオチン | 6.4 | μg | 多い |
ビタミンC | 2 | mg | 普通 |
切り身/(魚体全体から調理する場合、廃棄率: 40 %、廃棄部位: 頭部、内臓、骨、ひれ等)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。