このページでは、魚のぎんざけを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
ぎんざけのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはぎんざけの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 188 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 0.3 | g | |
└糖質 | 4.5 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 19.6 | g | 多い |
脂質 | 12.8 | g | 多い |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、魚分類に所属する正式名称「<魚類> (さけ・ます類) ぎんざけ 養殖 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、ぎんざけがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
ぎんざけはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
ぎんざけとは?どんな食材?
ぎんざけとは、魚の一種であり、新鮮な魚を使用して作られる料理です。
ぎんざけの特徴
ぎんざけは、淡白で上品な味わいが特徴です。そのため、和食の中でも特に重宝される食材です。
ぎんざけの見た目と食感
ぎんざけは、白身魚の一種であり、見た目は淡いピンク色をしています。また、ふわっとした食感があり、口の中でほどけるような感じがします。
ぎんざけの主な使い方
ぎんざけは、刺身や寿司ネタとして使用されることが一般的です。また、煮物や焼き物にも利用されます。その他にも、鍋料理やお吸い物に入れることで、風味を引き立てる役割も果たします。
ぎんざけの栄養価
ぎんざけには、豊富なタンパク質やビタミン、ミネラルが含まれています。特に、良質なたんぱく質が多く含まれており、健康な体作りに役立ちます。
ぎんざけの選び方と保存方法
ぎんざけを選ぶ際には、魚の身がピンク色で鮮やかであり、ツヤがあるものを選びましょう。また、臭いやぬめりがないことも重要なポイントです。保存する際には、冷蔵庫の中で保管し、早めに食べるようにしましょう。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はぎんざけがダイエットにどう役立つか説明します!
ぎんざけはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. ローカロリーであるためダイエットに適している
「ぎんざけ」は可食部100gあたり188kcalと、平均的なカロリー量です。この低カロリーな食材は、ダイエット中の方にとって非常に有益です。食事の中でカロリーを抑えることは、体重管理や健康維持に大切な要素です。ぎんざけを摂取することで、満足感を得ながらカロリーを制限できるため、健康的な食事をサポートします。
2. タンパク質と脂質が豊富で、栄養バランスの良い食事になる
ぎんざけは可食部100gあたり19.6gのタンパク質と12.8gの脂質を含んでいます。タンパク質は体の組織を作り、修復するために必要な栄養素であり、脂質はエネルギー源として重要な役割を果たします。ぎんざけにはこれらの栄養素が豊富に含まれているため、食事の栄養バランスを保つことができます。特に、筋肉を増やしたい方や運動をしている方にとっては、ぎんざけは有益な食材となるでしょう。
3. 糖質と塩分が低く、健康に配慮した食事になる
ぎんざけは可食部100gあたり糖質が4.5g、塩分が0.1gと、かなり低い値です。糖質の摂取量が多いと血糖値の上昇を招き、塩分の摂り過ぎは高血圧や体液バランスの乱れを引き起こす可能性があります。ぎんざけはこれらの成分が低いため、糖質や塩分の摂取を抑えることができます。健康に配慮した食事を心がけたい方にとって、ぎんざけは適した食材と言えます。
おすすめ:ぎんざけのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
ぎんざけに含まれる無機質の栄養を解説!
1. カリウムやリンが多い
「ぎんざけ」は可食部100gあたり、カリウムが350mg、リンが290mg含まれています。これらの栄養素は体内の機能をサポートするために重要です。カリウムは血圧の調整や心臓の健康維持に役立ち、リンは骨や歯の形成に関与しています。
2. ヨウ素やセレンが多い
「ぎんざけ」には可食部100gあたり、ヨウ素が9μg、セレンが29μg含まれています。ヨウ素は甲状腺ホルモンの合成に必要であり、代謝や成長に重要な役割を果たします。セレンは抗酸化作用を持ち、免疫機能の維持や健康な髪や爪の成長に関与しています。
3. モリブデンが含まれない
「ぎんざけ」には可食部100gあたり、モリブデンが0μg含まれていません。モリブデンは体内の酵素の活性化に必要な栄養素であり、代謝や成長に関与しています。しかし、「ぎんざけ」にはモリブデンが含まれないため、他の食材から摂取する必要があります。
ぎんざけに含まれるビタミンを解説!
1. ビタミンA
「ぎんざけ」に含まれるビタミンAは、レチノールとして36 μg含まれています。レチノールは、視力の維持や免疫機能の向上に役立つと言われています。また、レチノール活性当量も36 μg含まれており、ビタミンAの必要量を満たすことができます。
2. ビタミンD
「ぎんざけ」にはビタミンDが15 μg含まれています。ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、骨の健康に重要な役割を果たします。特に、日光によって体内で合成されるビタミンDは、魚に多く含まれています。
3. ビタミンB群
「ぎんざけ」にはビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミンB1は0.15 mg、ビタミンB2は0.14 mg、ナイアシンは5.3 mg、ビタミンB6は0.32 mg、ビタミンB12は5.2 μg、パントテン酸は1.37 mg、ビオチンは4.5 μg含まれています。これらのビタミンB群は、エネルギー代謝や神経機能の正常化に重要な役割を果たします。
ビタミンCは1 mg含まれており、ビタミンAやビタミンB群と同様に免疫機能の向上に寄与します。
最後に、ぎんざけの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「ぎんざけ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 188 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 0.3 | g | |
└糖質 | 4.5 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 19.6 | g | 多い |
脂質 | 12.8 | g | 多い |
「ぎんざけ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 66.0 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.3 | g | 普通 |
コレステロール | 60 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
アルコール | - | g | 無し |
「ぎんざけ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 48 | mg | 普通 |
カリウム | 350 | mg | 多い |
カルシウム | 12 | mg | 普通 |
マグネシウム | 25 | mg | 普通 |
リン | 290 | mg | 多い |
鉄 | 0.3 | mg | 低い |
亜鉛 | 0.6 | mg | 普通 |
銅 | 0.05 | mg | 普通 |
マンガン | 0.01 | mg | 低い |
ヨウ素 | 9 | μg | 多い |
セレン | 29 | μg | 多い |
クロム | 1 | μg | 多い |
モリブデン | 0 | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 36 | μg | 多い |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | Tr | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 36 | μg | 多い |
ビタミンD | 15.0 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 1.8 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | Tr | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | Tr | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | Tr | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.15 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.14 | mg | 普通 |
ナイアシン | 5.3 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.32 | mg | 多い |
ビタミンB12 | 5.2 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 1.37 | mg | 多い |
ビオチン | 4.5 | μg | 多い |
ビタミンC | 1 | mg | 普通 |
別名: ぎんます/切り身/(魚体全体から調理する場合、廃棄率: 35 %、廃棄部位: 頭部、内臓、骨、ひれ等)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。