このページではがざみのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
がざみのカロリーは61kcal(100gあたり)!これってどうなの?
がざみの可食部100gあたりのカロリーは、61kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中1199位です。これは多い順にすると上位75%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「低い」です。
また、日本食品標準成分表の「魚」ジャンルのでがざみのカロリーを評価すると、296件中280位です。これは上位から94%に位置するカロリーで、評価は「かなり低い」となります。
カロリー | 61Kcal |
全体での評価 | 1199位 / 1592件中(上位75%…低い) |
「魚」ジャンル内での評価 | 280位 / 296件中(上位94%…かなり低い) |
がざみはカロリーが低いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜがざみのカロリーは低いの?なにが含まれているの?
がざみのカロリーは低い理由
がざみは他の食材と比較して、可食部100gあたりのカロリーが61kcalと低いです。この低いカロリーの理由は以下の栄養データから明らかになります。
糖質がかなり低い
がざみは可食部100gあたりの糖質が4.1gとかなり低いです。糖質はエネルギー源となるため、糖質が少ないことでカロリーも低くなっています。
食物繊維は無し
がざみには可食部100gあたりの食物繊維が0gとなっています。食物繊維は消化吸収されず、腸内で水分を吸収し便のかさを増やす働きがあります。食物繊維が少ないことで、消化吸収される栄養素も少なくなり、カロリーも低くなっています。
タンパク質が多い
がざみは可食部100gあたりのタンパク質が14.4gと多いです。タンパク質は体の組織を作るために必要な栄養素であり、筋肉や骨の形成にも関与します。タンパク質は熱量が低いため、カロリーも低くなっています。
脂質が低い
がざみは可食部100gあたりの脂質が0.3gと低いです。脂質はエネルギー源となるが、高カロリーな栄養素です。脂質が少ないことでカロリーも低くなっています。
以上の栄養データから、がざみのカロリーが低い理由が明らかになりました。がざみは糖質が少なく、食物繊維が無く、タンパク質が多い、脂質が少ないという特徴があります。これにより、がざみは他の食材と比較してカロリーが低くなっています。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「がざみ」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 4.1g | 4 | 16.4kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (0)g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 14.4g | 4 | 57.6kcal |
脂質 | 0.3g | 9 | 2.7kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「がざみ」のカロリー内訳です。一番多いのはたんぱく質で、57.6kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
がざみは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
がざみは、低糖質ダイエットに使える?
「がざみ」という魚は、糖質量が4.1gと比較的低いです。そのため、低糖質ダイエットに少し効果的な食材として取り入れることができます。
がざみの糖質量は4.1g
がざみは、糖質量が4.1gとなっています。この数値は、低糖質ダイエットを実践している方にとっては魅力的な数字です。糖質制限をすることで血糖値の上昇を抑え、脂肪燃焼を促進することができます。がざみは、そのような効果を期待できる食材の一つと言えるでしょう。
がざみは栄養価も高い
がざみは、糖質量が低いだけでなく、栄養価も高い食材です。たんぱく質やビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれており、健康的な食事には欠かせない要素となります。低糖質ダイエットを行う際には、栄養バランスも考慮しなければなりませんが、がざみはその点でも優れていると言えるでしょう。
がざみの調理方法
がざみは、さまざまな調理方法で楽しむことができます。焼き魚や煮つけ、刺身など、自分の好みや食事のバリエーションに合わせて調理することができます。また、がざみは他の食材との相性も良く、野菜と一緒に炒めたり、スープに入れたりすることもできます。食事の幅を広げながら、低糖質ダイエットを実践することができます。
まとめ
がざみは、糖質量が4.1gと比較的低い食材です。そのため、低糖質ダイエットに少し効果的な食材として取り入れることができます。さらに、栄養価も高く、さまざまな調理方法で楽しむことができます。がざみを上手に活用しながら、健康的な食事と低糖質ダイエットを両立させましょう。
がざみは、低脂質ダイエットに使える!?
がざみは、低脂質ダイエットに使える?
魚の中でも、特に低脂質なものとして知られている「がざみ」。その低脂質ダイエットへの効果について、ご紹介いたします。
がざみの低脂質成分とは?
がざみは、100gあたりの脂質量がわずか0.3gと非常に低いことが特徴です。この低脂質成分は、ダイエットを考えている方にとって非常に魅力的なポイントとなります。
がざみの効果的な摂取方法
がざみを効果的に低脂質ダイエットに取り入れるためには、以下の点に注意することが重要です。
1. 調理方法に工夫を
がざみを調理する際には、揚げ物や油を使った調理法は避けるようにしましょう。代わりに、蒸し焼きや煮物などの低カロリーな調理方法を選ぶことが大切です。
2. 塩分の摂取量に注意
がざみには、塩分が含まれていることもあります。塩分の摂り過ぎは、水分のバランスを崩す原因となりますので、適度な量に抑えるようにしましょう。
3. バランスの良い食事との組み合わせ
がざみを食べるだけでなく、バランスの良い食事と組み合わせることも大切です。野菜や穀物、他の魚介類などと一緒に摂ることで、栄養バランスを整えることができます。
まとめ
がざみは、低脂質ダイエットに特に効果的な食材と言えます。その低脂質成分を活かすためには、調理方法や塩分の摂取量に注意し、バランスの良い食事と組み合わせることが大切です。ぜひ、がざみを上手に取り入れて、健康的なダイエットを実践してみてください。
最後に、がざみの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「がざみ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 61 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 0.3 | g | |
└糖質 | 4.1 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 14.4 | g | 多い |
脂質 | 0.3 | g | 低い |
「がざみ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 65 | % | 特になし |
水分 | 83.1 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.9 | g | 多い |
コレステロール | 79 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.9 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「がざみ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 360 | mg | 多い |
カリウム | 300 | mg | 普通 |
カルシウム | 110 | mg | 多い |
マグネシウム | 60 | mg | 多い |
リン | 200 | mg | 多い |
鉄 | 0.3 | mg | 低い |
亜鉛 | 3.7 | mg | 多い |
銅 | 1.10 | mg | 多い |
マンガン | 0.06 | mg | 普通 |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 0 | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 7 | μg | 普通 |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 7 | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | 1 | μg | 普通 |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 1.8 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.02 | mg | 低い |
ビタミンB2 | 0.15 | mg | 多い |
ナイアシン | 4.2 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.18 | mg | 多い |
ビタミンB12 | 4.7 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.78 | mg | 多い |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | Tr | mg | 無し |
別名: わたりがに/廃棄部位: 殻、内臓等
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。