このページでは、魚のがざみを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
がざみのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはがざみの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 61 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 0.3 | g | |
└糖質 | 4.1 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 14.4 | g | 多い |
脂質 | 0.3 | g | 低い |
食塩相当量 | 0.9 | mg | 普通 |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、魚分類に所属する正式名称「<えび・かに類> (かに類) がざみ 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、がざみがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
がざみはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
がざみとは?どんな食材?
がざみは、魚の一種であり、日本の伝統的な食材です。その名前は、日本語で「がざみ」と呼ばれていますが、英語では「mackerel」と表記されます。
がざみの特徴
がざみは、魚の中でも特に脂ののった肉質が特徴です。そのため、食べると口の中でとろけるような食感を楽しむことができます。また、がざみは栄養価が高く、オメガ3脂肪酸やビタミンDなどの栄養素が豊富に含まれています。
がざみの料理法
がざみは、さまざまな料理法で楽しむことができます。一般的な調理法としては、塩焼きや煮付け、刺身などがあります。塩焼きでは、脂が程よく溶け出し、香ばしさと旨みが引き立ちます。煮付けでは、しっとりとした食感と濃厚な味わいを楽しむことができます。また、新鮮ながざみを使った刺身は、その脂ののった美味しさが最も引き立ちます。
以上のように、がざみは脂ののった肉質と栄養価の高さが特徴の魚であり、塩焼きや煮付け、刺身などさまざまな料理法で楽しむことができます。ぜひ、美味しいがざみ料理を試してみてください。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はがざみがダイエットにどう役立つか説明します!
がざみはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. 低カロリーであるため、ダイエットに適している
がざみは100gあたり61kcalと低カロリーであり、ダイエット中の食事に適しています。カロリー摂取を抑えつつ、満腹感を得ることができるため、体重管理に役立つ食材と言えます。
2. 糖質がかなり低いため、血糖値の上昇を抑えられる
がざみには糖質が4.1g含まれており、これはかなり低い値です。糖質の摂り過ぎは血糖値の急激な上昇を引き起こすことがありますが、がざみを摂取することで血糖値の上昇を抑えることができます。
3. タンパク質が多く含まれており、筋肉の合成に貢献できる
がざみには100gあたり14.4gのタンパク質が含まれており、これは多い量です。タンパク質は筋肉の合成に必要な栄養素であり、がざみを摂取することで筋肉の合成を促進することができます。特に筋力トレーニングを行っている方や筋肉を増やしたい方にとって、がざみは有益な食材と言えます。
おすすめ:がざみのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
がざみに含まれる無機質の栄養を解説!
1. ミネラル豊富な食材
がざみはナトリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、亜鉛、銅など、さまざまなミネラルを含んでいます。特にカルシウムやマグネシウム、リンは多く含まれており、骨や歯の健康に役立ちます。また、亜鉛や銅は免疫力の向上や酵素の働きをサポートするため、がざみはミネラル補給に適した食材と言えます。
2. ナトリウムが多い
がざみはナトリウムが多く含まれています。ナトリウムは体内の水分バランスを調整する役割を持っていますが、摂りすぎると高血圧やむくみの原因になる可能性があります。そのため、がざみを摂取する際には適量に注意が必要です。
3. 鉄が低い
がざみには鉄が少量しか含まれていません。鉄は赤血球の形成や酸素の運搬に重要な役割を果たしており、不足すると貧血のリスクが高まります。そのため、がざみを摂取する際には他の鉄源との組み合わせや鉄の吸収を促す食材との組み合わせに注意が必要です。
以上、がざみの特徴として、ミネラル豊富な食材であること、ナトリウムが多いこと、鉄が低いことを挙げることができます。がざみを食事に取り入れる際には、バランスの取れた食事や適量の摂取を心掛けることが大切です。
がざみに含まれるビタミンを解説!
ビタミンA
「がざみ」に含まれるビタミンAの特徴は以下のとおりです。
- レチノールやα-カロテンは含まれておらず、ビタミンAはほとんど含まれていません。
- β-カロテンは7 μg含まれており、普通の量と言えます。
- β-クリプトキサンチンも含まれていません。
- レチノール活性当量は1 μgで、普通の量と言えます。
ビタミンE
「がざみ」に含まれるビタミンEの特徴は以下のとおりです。
- α-トコフェロールは1.8 mg含まれており、多い量と言えます。
- β-トコフェロールやγ-トコフェロール、δ-トコフェロールは含まれていません。
その他のビタミン
「がざみ」に含まれるその他のビタミンの特徴は以下のとおりです。
- ビタミンB1は0.02 mgで、低い量と言えます。
- ビタミンB2は0.15 mgで、多い量と言えます。
- ナイアシンは4.2 mgで、多い量と言えます。
- ビタミンB6は0.18 mgで、多い量と言えます。
- ビタミンB12は4.7 μgで、多い量と言えます。
- パントテン酸は0.78 mgで、多い量と言えます。
最後に、がざみの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「がざみ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 61 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 0.3 | g | |
└糖質 | 4.1 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 14.4 | g | 多い |
脂質 | 0.3 | g | 低い |
「がざみ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 65 | % | 特になし |
水分 | 83.1 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.9 | g | 多い |
コレステロール | 79 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.9 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「がざみ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 360 | mg | 多い |
カリウム | 300 | mg | 普通 |
カルシウム | 110 | mg | 多い |
マグネシウム | 60 | mg | 多い |
リン | 200 | mg | 多い |
鉄 | 0.3 | mg | 低い |
亜鉛 | 3.7 | mg | 多い |
銅 | 1.10 | mg | 多い |
マンガン | 0.06 | mg | 普通 |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 0 | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 7 | μg | 普通 |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 7 | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | 1 | μg | 普通 |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 1.8 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.02 | mg | 低い |
ビタミンB2 | 0.15 | mg | 多い |
ナイアシン | 4.2 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.18 | mg | 多い |
ビタミンB12 | 4.7 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.78 | mg | 多い |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | Tr | mg | 無し |
別名: わたりがに/廃棄部位: 殻、内臓等
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。