このページでは、魚のふなずしを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
ふなずしのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはふなずしの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 181 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 9.2 | g | |
└糖質 | 13.6 | g | 普通 |
└食物繊維 | 0 | g | 無し |
たんぱく質 | 21.3 | g | 多い |
脂質 | 7.9 | g | 普通 |
食塩相当量 | 3.9 | mg | 多い |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、魚分類に所属する正式名称「<魚類> ふな ふなずし」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、ふなずしがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
ふなずしはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
ふなずしとは?どんな食材?
ふなずしは、日本の伝統的な食材の一つであり、魚を主成分とした料理です。魚の種類によってさまざまなバリエーションがありますが、一般的には魚を酢飯に漬け込んだものを指します。
ふなずしの主な食材
ふなずしの主な食材は、新鮮な魚と酢飯です。魚の種類としては、鯖や鰯、鮭などがよく使われます。これらの魚は、鮮度が高く、風味豊かなため、ふなずしに適しています。また、酢飯は、ご飯に酢と砂糖を加えて調味したものであり、ふなずしの特徴的な味を作り出す重要な要素です。
ふなずしの特徴的な食材
ふなずしの特徴的な食材には、魚の切り身や魚の卵、魚の皮などがあります。これらの食材は、ふなずしの見た目や食感にアクセントを与える役割を果たしています。また、ふなずしには、魚の旨味を引き立てるために、わさびやしょうがなどの薬味も添えられることがあります。これらの食材の組み合わせにより、ふなずしは独特の風味と食べ応えを持つ料理となります。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はふなずしがダイエットにどう役立つか説明します!
ふなずしはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
「ふなずし」の栄養データに基づく健康的な食事への役割
1. タンパク質が豊富
「ふなずし」は可食部100gあたりに21.3gのタンパク質を含んでいます。タンパク質は体の細胞や組織の修復や再生に必要な栄養素であり、健康的な食事には欠かせません。タンパク質は筋肉の形成や免疫機能の維持にも関与しており、健康な体を維持するためには適切な量の摂取が重要です。したがって、「ふなずし」はタンパク質を豊富に含んでいるため、健康的な食事に役立つ食材と言えます。
2. 糖質が適度
「ふなずし」は可食部100gあたりに13.6gの糖質を含んでいます。糖質は体にエネルギーを供給するために必要な栄養素ですが、摂りすぎると血糖値の上昇や肥満のリスクが高まる可能性があります。しかし、「ふなずし」の糖質量は普通の範囲内であり、適度な糖質摂取を考えた食事に取り入れることができます。適切な糖質摂取はエネルギーのバランスを保ち、健康的な体重管理にも役立ちます。
3. 塩分には注意が必要
「ふなずし」は可食部100gあたりに3.9gの塩分を含んでいます。塩分は体内の水分バランスや神経伝達物質の働きに関与していますが、摂りすぎると高血圧や心血管疾患のリスクが高まる可能性があります。したがって、「ふなずし」を食べる際には塩分摂取量に注意が必要です。塩分の摂取量を制限するためには、他の食材との組み合わせや調理法に工夫をすることが重要です。塩分を控えた食事は健康維持に役立ちます。
おすすめ:ふなずしのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
ふなずしに含まれる無機質の栄養を解説!
1. ナトリウムが多い
「ふなずし」は可食部100gあたりに1500mgのナトリウムを含んでいます。ナトリウムは体内の水分バランスを調整し、神経や筋肉の正常な働きにも関与しています。しかし、摂りすぎると高血圧や心臓病のリスクが高まることもあります。そのため、ナトリウムの摂取量には注意が必要です。
2. カリウムが低い
一方で、「ふなずし」にはカリウムが64mgしか含まれていません。カリウムは体内の水分バランスを調整し、血圧のコントロールや心臓の正常な機能にも重要な役割を果たしています。カリウムの不足は筋肉の疲労や不整脈のリスクを高めることがあります。そのため、カリウムの摂取量も適切に管理する必要があります。
3. カルシウムが多い
「ふなずし」にはカルシウムが350mg含まれており、特に多いと言えます。カルシウムは骨や歯の形成に不可欠な栄養素であり、神経や筋肉の正常な機能にも関与しています。カルシウムの不足は骨粗鬆症や歯のトラブルの原因となることがあります。そのため、カルシウムを適切に摂取することは重要です。
以上のように、「ふなずし」はナトリウムが多く、カリウムが低いという特徴があります。また、カルシウムの含有量も多いことがわかりました。これらの特徴を踏まえて、「ふなずし」を食べる際にはナトリウムの摂取量には注意し、カリウムやカルシウムの摂取を意識することが大切です。
ふなずしに含まれるビタミンを解説!
1. ビタミンAの特徴
「ふなずし」に含まれるビタミンAは、レチノールの形で43 μg含まれています。レチノールは、目の健康や免疫機能の維持に重要な役割を果たします。この量は多い方です。
2. ビタミンDの特徴
「ふなずし」にはビタミンDが3.6 μg含まれています。ビタミンDは、カルシウムの吸収を促進し、骨の健康を維持するために必要な栄養素です。この量は多い方です。
3. ビタミンEの特徴
「ふなずし」に含まれるビタミンEは、α-トコフェロールとして4.6 mg含まれています。ビタミンEは抗酸化作用があり、細胞の損傷を防ぐ役割を果たします。この量は多い方です。
最後に、ふなずしの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「ふなずし」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 181 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 9.2 | g | |
└糖質 | 13.6 | g | 普通 |
└食物繊維 | 0 | g | 無し |
たんぱく質 | 21.3 | g | 多い |
脂質 | 7.9 | g | 普通 |
「ふなずし」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 20 | % | 特になし |
水分 | 57.0 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 4.7 | g | 多い |
コレステロール | 300 | mg | 多い |
食塩相当量 | 3.9 | mg | 多い |
アルコール | - | g | 無し |
「ふなずし」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 1500 | mg | 多い |
カリウム | 64 | mg | 低い |
カルシウム | 350 | mg | 多い |
マグネシウム | 20 | mg | 普通 |
リン | 240 | mg | 多い |
鉄 | 0.9 | mg | 普通 |
亜鉛 | 2.9 | mg | 多い |
銅 | 0.23 | mg | 多い |
マンガン | 0.34 | mg | 多い |
ヨウ素 | 24 | μg | 多い |
セレン | 48 | μg | 多い |
クロム | 1 | μg | 多い |
モリブデン | 36 | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | 43 | μg | 多い |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | - | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 43 | μg | 多い |
ビタミンD | 3.6 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 4.6 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 4 | μg | 普通 |
ビタミンB1 | Tr | mg | 無し |
ビタミンB2 | 0.07 | mg | 普通 |
ナイアシン | 0.3 | mg | 低い |
ビタミンB6 | 0.03 | mg | 低い |
ビタミンB12 | 7.4 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.14 | mg | 低い |
ビオチン | 28.0 | μg | 多い |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
廃棄部位: 頭部、ひれ、尾/試料: 魚の表面に付着した飯をヘラ等で軽く拭ったもの
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。