このページでは、魚のやつめうなぎを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
やつめうなぎのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはやつめうなぎの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 245 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 0.2 | g | |
└糖質 | 3.2 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 15.8 | g | 多い |
脂質 | 21.8 | g | 多い |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、魚分類に所属する正式名称「<魚類> やつめうなぎ 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、やつめうなぎがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
やつめうなぎはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
やつめうなぎとは?どんな食材?
「やつめうなぎ」とは、日本の伝統的な食材の一つです。その特徴は、以下の3つに絞ることができます。
1. 長さと太さ
やつめうなぎは、一般的なウナギと比べて長さが短く、太さがあります。一般的なウナギの半分程度の長さで、太さは指の太さほどあります。この特徴により、食べやすく調理しやすいとされています。
2. 脂ののり
やつめうなぎは、脂ののりが非常に良い食材として知られています。脂ののりが良いため、焼いた際にジューシーでありながらも、しっとりとした食感を楽しむことができます。また、脂ののりが良いことにより、味わいも深く、香りも豊かです。
3. 旬の時期
やつめうなぎは、旬の時期があることも特徴の一つです。一般的には、夏から秋にかけてが旬とされており、この時期により一層美味しく味わうことができます。旬の時期に収穫されたやつめうなぎは、鮮度が高く、風味も際立っています。
以上のように、やつめうなぎは長さと太さ、脂ののり、旬の時期という3つの特徴を持つ食材です。その特徴を活かして、美味しい料理を楽しむことができます。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はやつめうなぎがダイエットにどう役立つか説明します!
やつめうなぎはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. 低糖質であること
やつめうなぎは糖質が3.2gとかなり低い食材です。糖質が少ないため、糖質制限を行っている方や糖尿病の方にとっては適した食材と言えます。糖質の摂取量を抑えることで血糖値の上昇を抑えることができ、健康な体作りに役立ちます。
2. 高タンパク質であること
やつめうなぎはタンパク質が15.8gと多く含まれています。タンパク質は体の組織や筋肉の修復や再生に重要な栄養素であり、健康な体作りに欠かせません。特に筋肉量を増やしたい方や運動をする方にとっては、やつめうなぎを摂取することで十分なタンパク質を摂ることができます。
3. 低塩分であること
やつめうなぎは塩分が0.1gと低い食材です。塩分の摂り過ぎは高血圧や心臓病のリスクを高めるため、塩分の摂取量を抑えることは健康にとって重要です。やつめうなぎは低塩分であるため、塩分制限を行っている方や健康な食事を心掛けている方にとっては適した食材と言えます。
以上のように、やつめうなぎは低糖質でありながら高タンパク質、低塩分であるため、健康的な食事に役立つ食材と言えます。ただし、カロリーが245kcalと高めであるため、カロリー摂取量には注意が必要です。適量を守りながらバランスの良い食事を心掛けることが大切です。
おすすめ:やつめうなぎのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
やつめうなぎに含まれる無機質の栄養を解説!
1. 栄養バランスが良い
やつめうなぎは、無機質栄養素をバランスよく含んでいます。ナトリウムやカリウム、マグネシウムなどのミネラルを適度に摂取することができます。さらに、リンや鉄、亜鉛、銅などの栄養素も多く含まれており、健康維持に役立ちます。
2. リンが豊富
やつめうなぎには、リンが多く含まれています。リンは骨や歯の形成に必要な栄養素であり、体内のエネルギー代謝にも関与しています。やつめうなぎを摂取することで、骨や歯の健康をサポートすることができます。
3. 低カルシウム
一方で、やつめうなぎはカルシウムの含有量が低い特徴があります。カルシウムは骨や歯の形成に不可欠な栄養素であり、筋肉の収縮や神経の伝達にも関与しています。そのため、カルシウムを十分に摂取するためには、他の食材との組み合わせやサプリメントの摂取が必要です。
以上の特徴から、やつめうなぎは栄養バランスが良く、リンが豊富な食材であると言えます。ただし、カルシウムの含有量が低いため、他の食材との組み合わせや栄養補助食品の摂取が必要です。
やつめうなぎに含まれるビタミンを解説!
1. ビタミンAの特徴
「やつめうなぎ」に含まれるビタミンAは、レチノールとレチノール活性当量の2つが豊富です。レチノールの含有量は8200 μgであり、レチノール活性当量も同じく8200 μgとなっています。これは非常に多い量です。
2. ビタミンDの特徴
「やつめうなぎ」にはビタミンDも含まれており、その含有量は3 μgとなっています。これも多い量です。
3. ビタミンEの特徴
「やつめうなぎ」に含まれるビタミンEは、α-トコフェロールのみが検出されており、その含有量は3.8 mgです。他のβ-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロールは含まれていません。多い量のビタミンEが含まれています。
最後に、やつめうなぎの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「やつめうなぎ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 245 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 0.2 | g | |
└糖質 | 3.2 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 15.8 | g | 多い |
脂質 | 21.8 | g | 多い |
「やつめうなぎ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 55 | % | 特になし |
水分 | 61.5 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.7 | g | 普通 |
コレステロール | 150 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
アルコール | - | g | 無し |
「やつめうなぎ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 49 | mg | 普通 |
カリウム | 150 | mg | 普通 |
カルシウム | 7 | mg | 低い |
マグネシウム | 15 | mg | 普通 |
リン | 180 | mg | 多い |
鉄 | 2.0 | mg | 多い |
亜鉛 | 1.6 | mg | 多い |
銅 | 0.15 | mg | 多い |
マンガン | 0.03 | mg | 普通 |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 8200 | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 8200 | μg | 多い |
ビタミンD | 3 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 3.8 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.25 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.85 | mg | 多い |
ナイアシン | 3.0 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.20 | mg | 多い |
ビタミンB12 | 4.9 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 1.18 | mg | 多い |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 2 | mg | 普通 |
試料: かわやつめ/廃棄部位: 頭部、内臓、骨、ひれ等
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。