このページではいぼだいのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
いぼだいのカロリーは132kcal(100gあたり)!これってどうなの?
いぼだいの可食部100gあたりのカロリーは、132kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中817位です。これは多い順にすると上位51%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「平均的」です。
また、日本食品標準成分表の「魚」ジャンルのでいぼだいのカロリーを評価すると、296件中125位です。これは上位から42%に位置するカロリーで、評価は同じく「平均的」となります。
カロリー | 132Kcal |
全体での評価 | 817位 / 1592件中(上位51%…平均的) |
「魚」ジャンル内での評価 | 125位 / 296件中(上位42%…平均的) |
いぼだいはカロリーが平均的という評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜいぼだいのカロリーは平均的?なにが含まれているの?
「いぼだい」のカロリーは平均的な理由
「いぼだい」のカロリーは可食部100gあたり132kcalで、他の食材と比較して「平均的」と評価されています。この評価がなされる理由について、以下の栄養データを参考に考えてみましょう。
カロリー
「いぼだい」のカロリーは132kcalです。この値は他の食材と比較して、平均的と評価されています。カロリーは、食物から摂取したエネルギーの量を表す指標です。一般的に、人々は1日に必要なエネルギーを摂取するために、食事を摂ります。そのため、食材のカロリー量が平均的であることは、バランスの取れた食事を提供する上で重要です。
糖質
「いぼだい」の糖質は4.9gです。この値は他の食材と比較して、かなり低いと評価されています。糖質は、体内でエネルギーとして利用される主要な栄養素です。糖質の摂取量が過剰になると、肥満や糖尿病のリスクが高まる可能性があります。そのため、糖質の摂取量が低い「いぼだい」は、健康的な食事に適していると言えます。
食物繊維
「いぼだい」には食物繊維が含まれていません。食物繊維は、腸内環境を整えたり、便通を促進するなど、健康に良い影響を与える栄養素です。食物繊維の摂取量が不足すると、便秘や消化器系のトラブルのリスクが高まります。そのため、「いぼだい」には食物繊維が含まれていないことから、食物繊維を摂取するためには他の食材との組み合わせが必要です。
タンパク質
「いぼだい」のタンパク質は16.4gです。この値は他の食材と比較して、多いと評価されています。タンパク質は、体の組織や筋肉の形成に重要な役割を果たす栄養素です。特に、運動や筋力トレーニングを行う人々にとっては、十分なタンパク質の摂取が必要です。そのため、「いぼだい」はタンパク質を多く含んでいるため、筋肉の成長や修復に役立つ食材と言えます。
脂質
「いぼだい」の脂質は8.5gです。この値は他の食材と比較して、普通と評価されています。脂質はエネルギー源として重要であり、体内の様々な機能に関与しています。ただし、脂質の摂り過ぎは肥満や心臓病のリスクを高める可能性があります。そのため、「いぼだい」の脂質量は適度であり、バランスの取れた食事に適していると言えます。
以上の栄養データを考慮すると、「いぼだい」のカロリーは平均的であると評価されています。カロリー量が適切であり、糖質や脂質の量もバランスが取れているため、健康的な食事に適していると言えます。ただし、食物繊維が含まれていないため、他の食材との組み合わせが必要です。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「いぼだい」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 4.9g | 4 | 19.6kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (0)g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 16.4g | 4 | 65.6kcal |
脂質 | 8.5g | 9 | 76.5kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「いぼだい」のカロリー内訳です。一番多いのは脂質で、76.5kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
いぼだいは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
いぼだいは、低糖質ダイエットに使える?
魚の中でも、糖質量が4.9gと比較的低い「いぼだい」は、低糖質ダイエットに少し効果的かもしれません。
いぼだいの糖質量は4.9g
いぼだいは、糖質量が4.9gと比較的低い魚の一つです。低糖質ダイエットを実践している方にとって、糖質量が少ない食材は非常に重要です。糖質を過剰に摂取すると、血糖値の上昇や体重増加の原因となるため、糖質制限が必要です。
いぼだいはダイエットに効果的かもしれない
いぼだいは、糖質量が比較的低いため、低糖質ダイエットに取り入れることで、効果的なダイエットが期待できるかもしれません。糖質を制限することで、血糖値の上昇を抑えることができます。また、糖質制限によって体内の糖質が不足すると、体は脂肪をエネルギー源として利用し始めます。その結果、脂肪燃焼が促進され、ダイエット効果が期待できるのです。
いぼだいを食事に取り入れる方法
いぼだいを低糖質ダイエットに取り入れるためには、適切な調理方法を選ぶことが重要です。油で揚げたり、糖質の多いタレをかけたりすることは避けましょう。代わりに、蒸したり焼いたりすることで、糖質を抑えた健康的な食事にすることができます。
まとめ
いぼだいは、糖質量が4.9gと比較的低い魚です。低糖質ダイエットを実践している方にとって、いぼだいは効果的な食材と言えるでしょう。適切な調理方法を選ぶことで、糖質を抑えた健康的な食事にすることができます。いぼだいを上手に取り入れて、理想の体型を目指しましょう。
いぼだいは、低脂質ダイエットに使える!?
いぼだいは低脂質ダイエットに不向き
魚の中でも低脂質な食材として知られる「いぼだい」ですが、実はその脂質含有量は8.5gと比較的高めです。そのため、低脂質ダイエットを目指す方にはあまり適していないと言われています。
いぼだいの脂質含有量
いぼだいは、その特徴的な見た目から「いぼだい」と呼ばれることがありますが、正式には「いわし」という魚の一種です。一般的に魚は低脂質であり、健康的な食材として注目されていますが、いぼだいはその中でも脂質含有量がやや高めです。
低脂質ダイエットには不向きな理由
低脂質ダイエットを行う際には、脂質摂取量を抑えることが重要です。しかし、いぼだいに含まれる脂質量は8.5gと比較的高いため、ダイエットを目指す方には適していないと言えます。
代替となる低脂質な魚の選択肢
代わりに、低脂質ダイエットに適した魚としては、さばやさんまなどが挙げられます。これらの魚は脂質含有量が低く、栄養価も高いため、ダイエット中でも安心して摂取することができます。
まとめ
いぼだいは魚の中でも脂質含有量がやや高めであり、低脂質ダイエットを目指す方には不向きです。代わりに、さばやさんまなどの低脂質な魚を選ぶことで、健康的なダイエットを実践することができます。食事のバランスを考えながら、自分に合った食材を選ぶことが大切です。
最後に、いぼだいの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「いぼだい」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 132 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | Tr | g | |
└糖質 | 4.9 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 16.4 | g | 多い |
脂質 | 8.5 | g | 普通 |
「いぼだい」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 45 | % | 特になし |
水分 | 74.0 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.1 | g | 普通 |
コレステロール | 57 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.5 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「いぼだい」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 190 | mg | 普通 |
カリウム | 280 | mg | 普通 |
カルシウム | 41 | mg | 普通 |
マグネシウム | 30 | mg | 普通 |
リン | 160 | mg | 普通 |
鉄 | 0.5 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.8 | mg | 普通 |
銅 | 0.03 | mg | 低い |
マンガン | 0.01 | mg | 低い |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 95 | μg | 多い |
└α-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 95 | μg | 多い |
ビタミンD | 2 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.7 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.04 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.19 | mg | 多い |
ナイアシン | 4.7 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.29 | mg | 多い |
ビタミンB12 | 2.7 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.57 | mg | 多い |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 1 | mg | 普通 |
別名: えぼだい/廃棄部位: 頭部、内臓、骨、ひれ等(三枚下ろし)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。