いぼだいのカロリー・栄養を徹底解説！糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

いぼだいのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら！

まずはいぼだいの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー	132	Kcal	平均的
炭水化物	Tr	g
└糖質	4.9	g	かなり低い
└食物繊維	(0)	g	無し
たんぱく質	16.4	g	多い
脂質	8.5	g	普通
食塩相当量	0.5	mg	普通

データは「日本食品標準成分表（八訂）増補2023年」より、魚分類に所属する正式名称「＜魚類＞　いぼだい　生」の値を表示。評価（普通、低い、多い等）は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、いぼだいがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています！

いぼだいはどんな食材？用途や使い道をざっくり紹介

いぼだいとは？どんな食材？

いぼだいとは、魚の一種であり、日本では主に食材として利用されています。その特徴的な「いぼ」があることから「いぼだい」と呼ばれています。

いぼだいの特徴

いぼだいは、体表に小さな突起状の「いぼ」があり、その姿が特徴的です。このいぼは、魚の皮膚の一部が盛り上がってできており、触ると少しザラッとした感触があります。

いぼだいの食材としての利用

いぼだいは、その豊かな旨味と食感の良さから、日本料理でよく利用される食材です。刺身や寿司のネタとして使われることが多く、特に新鮮なものは高級料理店で重宝されます。

まとめ

いぼだいは、魚の一種であり、特徴的な「いぼ」があることが特徴です。その豊かな旨味と食感の良さから、刺身や寿司のネタとして利用されることが多いです。新鮮なものは高級料理店でも使われることがあります。

いぼだいはダイエットに役立つ？カロリーや炭水化物を徹底評価！

1. 低カロリーでダイエットに適している

「いぼだい」は可食部100gあたり132kcalと、平均的なカロリー量です。これは、食事制限を行っている方やダイエット中の方にとっては非常に魅力的な食材です。低カロリーながらも、タンパク質を豊富に含んでいるため、満腹感を得ることができます。

2. 糖質が低く血糖値の上昇を抑える効果がある

「いぼだい」には糖質が4.9g含まれており、かなり低い量です。このため、血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。特に糖尿病や血糖値のコントロールが必要な方にとっては、積極的に摂取することで健康維持に役立つでしょう。

3. タンパク質が豊富で筋肉の形成に効果的

「いぼだい」には可食部100gあたり16.4gのタンパク質が含まれています。タンパク質は筋肉の形成や修復に不可欠な栄養素であり、適切な摂取が重要です。特にスポーツをしている方や筋力トレーニングを行っている方にとっては、タンパク質の摂取は欠かせません。「いぼだい」はタンパク質が多く含まれているため、筋肉の形成に効果的な食材と言えます。

以上のように、「いぼだい」は低カロリーでダイエットに適しており、糖質が低く血糖値の上昇を抑える効果があり、さらにタンパク質が豊富で筋肉の形成に効果的です。健康的な食事に取り入れることで、バランスの取れた栄養摂取が可能となります。

おすすめ：いぼだいのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください！

いぼだいに含まれる無機質の栄養を解説！

「いぼだい」の特徴

「いぼだい」の栄養データを見ると、以下の3つの特徴が見受けられます。

1. ナトリウムの含有量が多い

「いぼだい」は可食部100gあたりに190 mgのナトリウムを含んでいます。ナトリウムは体内の水分バランスを調整するために必要な栄養素ですが、摂りすぎると高血圧や水分の溜まりやすさなどの健康リスクがあります。そのため、ナトリウムの摂取量には注意が必要です。

2. カリウムの含有量が多い

「いぼだい」には可食部100gあたりに280 mgのカリウムが含まれています。カリウムは体内の細胞や組織の正常な機能を維持するために重要な栄養素です。特に心臓の健康に関与しており、カリウムの摂取が適切でないと心臓のリズムが乱れる可能性があります。

3. 銅やマンガンの含有量が低い

「いぼだい」には銅やマンガンの含有量が非常に低く、可食部100gあたりにそれぞれ0.03 mgと0.01 mgしか含まれていません。銅は体内で酵素の働きを助ける役割を持ち、マンガンは骨や結合組織の形成に関与しています。したがって、銅やマンガンの不足は体内の酵素活性や骨の健康に影響を与える可能性があります。

以上のように、「いぼだい」はナトリウムとカリウムの含有量が比較的多く、銅やマンガンの含有量が低い特徴を持っています。これらの特徴を踏まえて、バランスの取れた食事を心掛けることが大切です。

いぼだいに含まれるビタミンを解説！

1. ビタミンAの特徴

「いぼだい」に含まれるビタミンAは、レチノールとレチノール活性当量の形で存在しています。レチノールの含有量は95 μgであり、レチノール活性当量も同様に95 μgと非常に多いです。一方、α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、β-カロテン当量は0 μgであり、含まれていません。ビタミンAは視力の維持や免疫機能の向上に重要な役割を果たす栄養素です。

2. ビタミンDの特徴

「いぼだい」に含まれるビタミンDは2 μgと多く含まれています。ビタミンDはカルシウムの吸収を促進し、骨の健康維持に重要な役割を果たします。また、免疫機能の向上や心臓病の予防にも関与しています。

3. ビタミンB群の特徴

「いぼだい」にはビタミンB群も豊富に含まれています。ビタミンB1の含有量は0.04 mg、ビタミンB2は0.19 mg、ナイアシンは4.7 mg、ビタミンB6は0.29 mg、ビタミンB12は2.7 μg、パントテン酸は0.57 mgです。これらのビタミンB群はエネルギー代謝や神経機能の維持、赤血球の生成などに関与しています。特にビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、パントテン酸の含有量は多く、バランスの取れた食事には欠かせない栄養素と言えます。

「いぼだい」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	132	Kcal	平均的
炭水化物	Tr	g
└糖質	4.9	g	かなり低い
└食物繊維	(0)	g	無し
たんぱく質	16.4	g	多い
脂質	8.5	g	普通
「いぼだい」のその他栄養情報
廃棄率	45	%	特になし
水分	74.0	g	普通
有機酸	-	g	無し
灰分	1.1	g	普通
コレステロール	57	mg	多い
食塩相当量	0.5	mg	普通
アルコール	-	g	無し
「いぼだい」のビタミン・無機質等
ナトリウム	190	mg	普通
カリウム	280	mg	普通
カルシウム	41	mg	普通
マグネシウム	30	mg	普通
リン	160	mg	普通
鉄	0.5	mg	普通
亜鉛	0.8	mg	普通
銅	0.03	mg	低い
マンガン	0.01	mg	低い
ヨウ素	-	μg	無し
セレン	-	μg	無し
クロム	-	μg	無し
モリブデン	-	μg	無し
ビタミンA
└レチノール	95	μg	多い
└α-カロテン	(0)	μg	無し
└β-カロテン	(0)	μg	無し
└β-クリプトキサンチン	(0)	μg	無し
└β-カロテン当量	(0)	μg	無し
└レチノール活性当量	95	μg	多い
ビタミンD	2	μg	多い
ビタミンE
└α-トコフェロール	0.7	mg	普通
└β-トコフェロール	0	mg	無し
└γ-トコフェロール	0	mg	無し
└δ-トコフェロール	0	mg	無し
ビタミンK	(0)	μg	無し
ビタミンB1	0.04	mg	普通
ビタミンB2	0.19	mg	多い
ナイアシン	4.7	mg	多い
ビタミンB6	0.29	mg	多い
ビタミンB12	2.7	μg	多い
葉酸		μg	無し
パントテン酸	0.57	mg	多い
ビオチン	-	μg	無し
ビタミンC	1	mg	普通

別名： えぼだい／廃棄部位： 頭部、内臓、骨、ひれ等（三枚下ろし）

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。