このページでは、魚のスルメイカの胴を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
スルメイカの胴のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはスルメイカの胴の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 78 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 0.1 | g | |
└糖質 | 4.7 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 18.6 | g | 多い |
脂質 | 0.7 | g | 低い |
食塩相当量 | 0.5 | mg | 普通 |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、魚分類に所属する正式名称「<いか・たこ類> (いか類) するめいか 胴 皮つき 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、スルメイカの胴がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
スルメイカの胴はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
スルメイカの胴とは?どんな食材?
スルメイカの胴とは、魚の一部であり、美味しさと食べ応えがあります。その特徴を以下に3つに絞って説明します。
1. しっかりとした食感
スルメイカの胴は、しっかりとした食感があります。そのため、噛むごとに歯ごたえを感じることができます。食べ応えがあり、満足感を得ることができるでしょう。
2. 濃厚な旨味
スルメイカの胴は、濃厚な旨味を持っています。そのため、一口食べるだけで口いっぱいに広がる美味しさを楽しむことができます。その旨味は、他の魚とは一線を画しており、特別な味わいを提供してくれます。
3. 多様な調理法に対応
スルメイカの胴は、多様な調理法に対応しています。刺身や焼き物、煮物など、さまざまな料理に活用することができます。そのため、自分の好みやシーンに合わせて、アレンジすることができます。
以上のように、スルメイカの胴は、しっかりとした食感、濃厚な旨味、多様な調理法に対応する食材です。その特徴を活かして、美味しい料理を楽しむことができます。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はスルメイカの胴がダイエットにどう役立つか説明します!
スルメイカの胴はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
スルメイカの胴の栄養データから見る健康的な食事への役立ち
1. 低カロリーでダイエットに適している
スルメイカの胴は可食部100gあたり78kcalと、やや低いカロリーです。この低カロリーな食材は、ダイエット中の方にとって非常に役立ちます。摂取カロリーを抑えながら、満腹感を得ることができます。
2. 高タンパク質で筋肉の合成を促進する
スルメイカの胴はタンパク質が豊富で、可食部100gあたり18.6gも含まれています。タンパク質は筋肉の合成を促進し、筋肉の修復や成長に重要な役割を果たします。筋肉量を増やしたい方や、運動後の筋肉の回復を促したい方にとって、スルメイカの胴は理想的な食材です。
3. 低脂質で心血管の健康をサポートする
スルメイカの胴は脂質が少なく、可食部100gあたり0.7gしか含まれていません。脂質の摂りすぎは心血管疾患のリスクを高めることが知られていますが、スルメイカの胴はそのリスクを軽減することができます。心血管の健康をサポートしたい方にとって、スルメイカの胴は適した食材と言えます。
注意点
スルメイカの胴は塩分が0.5g含まれていますが、普通の範囲です。塩分摂取量に注意しながら、バランスの取れた食事を心掛けましょう。また、食物繊維は含まれていないため、別の食材と組み合わせて摂取することがおすすめです。
おすすめ:スルメイカの胴のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
スルメイカの胴に含まれる無機質の栄養を解説!
スルメイカの胴の特徴
スルメイカの胴は、以下のような栄養データがあります。
1. ナトリウムが普通量
スルメイカの胴には、ナトリウムが200 mg含まれています。この量は普通量とされています。ナトリウムは体内の水分バランスを調整するために必要な栄養素です。
2. カリウムが多い
スルメイカの胴には、カリウムが330 mg含まれています。カリウムは体内の神経や筋肉の正常な機能を維持するために重要な栄養素です。スルメイカの胴はカリウムを多く含んでいるため、体内のカリウムバランスをサポートすることができます。
3. カルシウムが低い
スルメイカの胴には、カルシウムが10 mgしか含まれていません。カルシウムは骨や歯の形成に不可欠な栄養素ですが、スルメイカの胴はカルシウムを低い量しか含んでいないため、カルシウムを摂取するためには他の食材との組み合わせが必要です。
以上のように、スルメイカの胴はナトリウムが普通量、カリウムが多い量を含んでおり、一方でカルシウムは低い量しか含まれていません。これらの特徴を踏まえると、スルメイカの胴は塩分摂取量に注意しながら、カリウムを摂取したい方に適した食材であると言えます。また、カルシウムを補うためには他の食材との組み合わせが必要です。
スルメイカの胴に含まれるビタミンを解説!
1. ビタミンA
スルメイカの胴に含まれるビタミンAは、レチノールとレチノール活性当量の2つがあります。レチノールは12 μg含まれており、量としては多い方です。一方、α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、β-カロテン当量は含まれていません。レチノール活性当量は12 μgで、一般的な量と言えます。
2. ビタミンD
スルメイカの胴にはビタミンDが0.3 μg含まれています。ビタミンDの含有量としては多い方です。
3. ビタミンE
スルメイカの胴にはビタミンEの一種であるα-トコフェロールが1.9 mg含まれています。他のトコフェロール(β-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロール)は含まれていません。
なお、スルメイカの胴にはビタミンKと葉酸は含まれていません。
最後に、スルメイカの胴の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「スルメイカの胴」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 78 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 0.1 | g | |
└糖質 | 4.7 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 18.6 | g | 多い |
脂質 | 0.7 | g | 低い |
「スルメイカの胴」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 79.8 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.4 | g | 普通 |
コレステロール | 210 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.5 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「スルメイカの胴」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 200 | mg | 普通 |
カリウム | 330 | mg | 多い |
カルシウム | 10 | mg | 低い |
マグネシウム | 48 | mg | 多い |
リン | 280 | mg | 多い |
鉄 | 0.1 | mg | 低い |
亜鉛 | 1.4 | mg | 多い |
銅 | 0.27 | mg | 多い |
マンガン | 0.01 | mg | 低い |
ヨウ素 | 6 | μg | 多い |
セレン | 40 | μg | 多い |
クロム | Tr | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 12 | μg | 多い |
└α-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 12 | μg | 普通 |
ビタミンD | 0.3 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 1.9 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | Tr | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | - | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.06 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.04 | mg | 普通 |
ナイアシン | 5.1 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.27 | mg | 多い |
ビタミンB12 | 4.4 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.36 | mg | 普通 |
ビオチン | 5.3 | μg | 多い |
ビタミンC | 2 | mg | 普通 |
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。