このページではめじまぐろのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
めじまぐろのカロリーは139kcal(100gあたり)!これってどうなの?
めじまぐろの可食部100gあたりのカロリーは、139kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中800位です。これは多い順にすると上位50%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「平均的」です。
また、日本食品標準成分表の「魚」ジャンルのでめじまぐろのカロリーを評価すると、296件中116位です。これは上位から39%に位置するカロリーで、評価は同じく「平均的」となります。
カロリー | 139Kcal |
全体での評価 | 800位 / 1592件中(上位50%…平均的) |
「魚」ジャンル内での評価 | 116位 / 296件中(上位39%…平均的) |
めじまぐろはカロリーが平均的という評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜめじまぐろのカロリーは平均的?なにが含まれているの?
なぜめじまぐろのカロリーは平均的のか?
「めじまぐろ」は、可食部100gあたり139kcalのカロリーを持ち、他の食材と比較して「平均的」と評価されています。この評価がなされた理由について、以下の栄養データを参照して考えてみましょう。
カロリー
めじまぐろは、可食部100gあたり139kcalのカロリーを含んでいます。この値は、他の食材と比較して平均的と評価されています。カロリーは、食事においてエネルギー源となる重要な要素です。めじまぐろのカロリーは、他の食材と比べて適度な量であるため、平均的と評価されたのです。
糖質
めじまぐろは、可食部100gあたり5.9gの糖質を含んでいます。この値は、他の食材と比較して低いと評価されています。糖質は、体内でエネルギー源として利用される重要な栄養素です。めじまぐろの糖質の量は、他の食材と比べて少ないため、低いと評価されたのです。
食物繊維
めじまぐろは、可食部100gあたり食物繊維を含んでいません。食物繊維は、腸内環境を整えるために重要な栄養素です。しかし、めじまぐろには食物繊維が含まれていないため、無しと評価されています。
タンパク質
めじまぐろは、可食部100gあたり25.2gのタンパク質を含んでいます。この値は、他の食材と比較して多いと評価されています。タンパク質は、体の細胞や組織の構成要素となる重要な栄養素です。めじまぐろのタンパク質の量は、他の食材と比べて多いため、多いと評価されたのです。
脂質
めじまぐろは、可食部100gあたり4.8gの脂質を含んでいます。この値は、他の食材と比較して普通と評価されています。脂質は、エネルギー源としても重要な栄養素ですが、摂取量の過剰は健康に悪影響を及ぼす可能性があります。めじまぐろの脂質の量は、他の食材と比べて適度な量であるため、普通と評価されたのです。
以上の栄養データから、めじまぐろのカロリーが平均的と評価された理由が明らかになりました。めじまぐろは、カロリー、糖質、食物繊維、タンパク質、脂質のバランスが取れた栄養価を持っており、健康的な食事に適していると言えます。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「めじまぐろ」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 5.9g | 4 | 23.6kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (0)g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 25.2g | 4 | 100.8kcal |
脂質 | 4.8g | 9 | 43.2kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「めじまぐろ」のカロリー内訳です。一番多いのはたんぱく質で、100.8kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
めじまぐろは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
めじまぐろは、低糖質ダイエットに使える?
私たちが健康的な生活を送るためには、バランスの取れた食事が欠かせません。特にダイエットをしている方にとっては、糖質の摂取量は非常に重要なポイントです。そこで注目されているのが、魚の中でも特に低糖質な「めじまぐろ」です。
めじまぐろの糖質量は5.9g
めじまぐろは、一般的には高脂肪の魚として知られていますが、糖質の量は非常に少ないです。100gあたりの糖質量はわずか5.9gとなっており、低糖質ダイエットに適していると言えます。
めじまぐろの効果的な摂取方法
めじまぐろを低糖質ダイエットに効果的に活用するためには、適切な調理方法を選ぶことが重要です。まずは、焼き魚や蒸し魚といったシンプルな調理方法がおすすめです。これにより、余分な脂肪や糖質を取り除くことができます。
また、めじまぐろは刺身としても美味しく食べることができます。刺身で食べる場合は、醤油やワサビを少量使用するなど、調味料の摂取量にも注意が必要です。低糖質ダイエットを意識する際には、調味料の使用量にも気をつけましょう。
めじまぐろの栄養価
めじまぐろは、糖質量が少ないだけでなく、栄養価も非常に高い魚です。特に、EPAやDHAといった必須脂肪酸が豊富に含まれており、心血管の健康をサポートする効果があります。さらに、ビタミンB群やミネラルもバランスよく含まれているため、健康的な食事に欠かせない存在と言えます。
まとめ
めじまぐろは、低糖質ダイエットにおいて少し効果的な食材と言えます。糖質量が少ないだけでなく、栄養価も高いため、健康的な食事を心がける方には特におすすめです。ただし、調理方法や調味料の使用量には注意が必要です。バランスの取れた食事を心掛けながら、めじまぐろを上手に取り入れて、理想の体型を目指しましょう。
めじまぐろは、低脂質ダイエットに使える!?
めじまぐろは、低脂質ダイエットに使える?
魚の中でも特に美味しいと評判の高い「めじまぐろ」。しかし、低脂質ダイエットを目指す方にとっては、注意が必要な食材とされています。その理由としては、めじまぐろに含まれる脂質の量がやや多いことが挙げられます。
めじまぐろの脂質量は4.8g
めじまぐろ100gあたりの脂質量は、約4.8gです。一般的な魚と比較すると、やや高めの数値となります。低脂質ダイエットを行っている方にとっては、脂質の摂取量を抑えることが重要ですので、めじまぐろは選ぶべき食材ではありません。
めじまぐろは控えめな脂質量
しかし、めじまぐろの脂質量は他の魚に比べると控えめな部類に入ります。例えば、ブリやサーモンのような脂ののった魚と比較すると、めじまぐろは脂質量が少ないです。そのため、低脂質ダイエットを行っている方が少量ながら脂質を摂りたい場合には、めじまぐろを選ぶこともできます。
バランスの取れた食事が大切
低脂質ダイエットを成功させるためには、単一の食材だけでなく、バランスの取れた食事が重要です。脂質を控えるためには、他の食材で脂質を摂りすぎないように注意することが必要です。また、適度な運動や食事の摂取量の管理も大切です。
まとめ
めじまぐろは低脂質ダイエットにはどちらかというと不向きな食材ですが、脂質の量は他の魚に比べて控えめです。低脂質ダイエットを行っている方が少量ながら脂質を摂りたい場合には、めじまぐろを選ぶこともできます。しかし、バランスの取れた食事を心掛けることが重要であり、他の食材や適度な運動との組み合わせが必要です。
最後に、めじまぐろの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「めじまぐろ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 139 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 0.1 | g | |
└糖質 | 5.9 | g | 低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 25.2 | g | 多い |
脂質 | 4.8 | g | 普通 |
「めじまぐろ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 68.7 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.2 | g | 普通 |
コレステロール | 58 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
アルコール | - | g | 無し |
「めじまぐろ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 42 | mg | 普通 |
カリウム | 410 | mg | 多い |
カルシウム | 9 | mg | 低い |
マグネシウム | 40 | mg | 多い |
リン | 290 | mg | 多い |
鉄 | 1.8 | mg | 多い |
亜鉛 | 0.5 | mg | 普通 |
銅 | 0.09 | mg | 普通 |
マンガン | 0.01 | mg | 低い |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 61 | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 61 | μg | 多い |
ビタミンD | 12.0 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 1.2 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.19 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.19 | mg | 多い |
ナイアシン | 19.0 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.73 | mg | 多い |
ビタミンB12 | 6.9 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.59 | mg | 多い |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 1 | mg | 普通 |
くろまぐろの幼魚/別名: まめじ /切り身(皮なし)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。