このページでは、魚のめじまぐろを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
めじまぐろのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはめじまぐろの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 139 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 0.1 | g | |
└糖質 | 5.9 | g | 低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 25.2 | g | 多い |
脂質 | 4.8 | g | 普通 |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、魚分類に所属する正式名称「<魚類> (まぐろ類) めじまぐろ 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、めじまぐろがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
めじまぐろはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
めじまぐろとは?どんな食材?
めじまぐろは、魚の一種であり、日本料理において重要な食材とされています。その特徴的な味わいと高い栄養価から、多くの人に愛されています。
めじまぐろの特徴
めじまぐろは、身が赤く、脂ののった部分が豊富に含まれています。そのため、口の中でとろけるような食感と濃厚な味わいが特徴です。また、脂には豊富なDHAやEPAなどの不飽和脂肪酸が含まれており、健康にも良いとされています。
めじまぐろの使い方
めじまぐろは、刺身や寿司ネタとして最もよく使われます。そのまま生で食べることで、鮮度と味わいを最大限に楽しむことができます。また、焼き魚や煮付け、握り寿司など様々な料理にも活用することができます。
めじまぐろは、贅沢な味わいと栄養価の高さから、特別な日やおもてなしの場でよく使われる食材です。その美味しさを存分に楽しむためには、新鮮なものを選び、適切に調理することが大切です。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はめじまぐろがダイエットにどう役立つか説明します!
めじまぐろはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. タンパク質が豊富である
「めじまぐろ」は、可食部100gあたりに25.2gのタンパク質を含んでいます。タンパク質は体の組織や細胞の修復や再生に必要な栄養素であり、筋肉の形成や免疫力の向上にも関与しています。タンパク質は食事において重要な栄養素であり、健康的な食事には適切な量のタンパク質が必要です。その点で、「めじまぐろ」はタンパク質を多く含んでおり、健康的な食事に役立つ食材と言えます。
2. 糖質が低い
「めじまぐろ」は、可食部100gあたりに0.1gの炭水化物を含んでいます。その中でも糖質は5.9gであり、低い値となっています。糖質はエネルギー源となる栄養素ですが、摂りすぎると血糖値の上昇や肥満のリスクが高まることがあります。そのため、糖質の摂取量を抑えたい方や糖質制限を行っている方にとって、「めじまぐろ」は適切な食材と言えます。
3. 塩分が低い
「めじまぐろ」は、可食部100gあたりに0.1gの塩分を含んでいます。塩分は体内の水分バランスを調節する役割を持っていますが、摂りすぎると高血圧や心臓病のリスクが高まることがあります。健康的な食事には塩分の摂取量を適切にコントロールすることが重要です。その点で、「めじまぐろ」は塩分が低いため、塩分制限を行っている方や健康を意識している方にとって適した食材と言えます。
おすすめ:めじまぐろのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
めじまぐろに含まれる無機質の栄養を解説!
「めじまぐろ」の特徴
「めじまぐろ」は以下のような栄養データがあります。
1. カリウムが多い
「めじまぐろ」には可食部100gあたり410 mgのカリウムが含まれています。カリウムは体内の水分バランスを調整し、血圧の上昇を抑える働きがあります。そのため、カリウムの摂取量が多い「めじまぐろ」は、高血圧や水分不足の方にとって特に有益な食材と言えます。
2. リンが多い
「めじまぐろ」には可食部100gあたり290 mgのリンが含まれています。リンは骨や歯の形成に関与し、エネルギー代謝や細胞の機能にも関わっています。リンの摂取量が多い「めじまぐろ」は、骨や歯の健康維持に役立つ食材として選ばれることがあります。
3. ナトリウムが普通
「めじまぐろ」には可食部100gあたり42 mgのナトリウムが含まれています。ナトリウムは体内の水分バランスを調整する役割を果たしていますが、摂取量が過剰になると高血圧や体液の不均衡を引き起こす可能性があります。そのため、ナトリウムの含有量が普通である「めじまぐろ」は、塩分制限が必要な方にとって適度な食材と言えます。
以上のように、「めじまぐろ」はカリウムやリンが多く含まれており、ナトリウムの含有量は普通です。これらの特徴を考慮すると、「めじまぐろ」は高血圧や骨の健康維持に役立つ食材として選ばれることができます。
めじまぐろに含まれるビタミンを解説!
「めじまぐろ」のビタミン含有量の特徴
「めじまぐろ」に含まれるビタミンの特徴を以下の3つに絞って論じます。
1. ビタミンAの含有量が多い
「めじまぐろ」にはビタミンAが豊富に含まれています。レチノールの含有量は61 μgであり、ビタミンAの中でも特に多いです。レチノール活性当量も61 μgであり、ビタミンAの効果を考慮した値も高いです。
2. ビタミンDの含有量が多い
「めじまぐろ」にはビタミンDも多く含まれています。ビタミンDの含有量は12 μgであり、他の魚に比べても豊富です。ビタミンDは骨や歯の健康に重要な役割を果たすため、摂取することが推奨されます。
3. ビタミンB群の含有量が多い
「めじまぐろ」はビタミンB群も豊富に含まれています。ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、パントテン酸の含有量が多く、これらのビタミンの摂取に貢献します。特にビタミンB12の含有量は6.9 μgと非常に多いです。
以上の特徴から、「めじまぐろ」はビタミンA、ビタミンD、ビタミンB群の摂取源として優れていると言えます。
最後に、めじまぐろの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「めじまぐろ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 139 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 0.1 | g | |
└糖質 | 5.9 | g | 低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 25.2 | g | 多い |
脂質 | 4.8 | g | 普通 |
「めじまぐろ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 68.7 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.2 | g | 普通 |
コレステロール | 58 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
アルコール | - | g | 無し |
「めじまぐろ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 42 | mg | 普通 |
カリウム | 410 | mg | 多い |
カルシウム | 9 | mg | 低い |
マグネシウム | 40 | mg | 多い |
リン | 290 | mg | 多い |
鉄 | 1.8 | mg | 多い |
亜鉛 | 0.5 | mg | 普通 |
銅 | 0.09 | mg | 普通 |
マンガン | 0.01 | mg | 低い |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 61 | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 61 | μg | 多い |
ビタミンD | 12.0 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 1.2 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.19 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.19 | mg | 多い |
ナイアシン | 19.0 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.73 | mg | 多い |
ビタミンB12 | 6.9 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.59 | mg | 多い |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 1 | mg | 普通 |
くろまぐろの幼魚/別名: まめじ /切り身(皮なし)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。