このページではめがいあわびのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
めがいあわびのカロリーは74kcal(100gあたり)!これってどうなの?
めがいあわびの可食部100gあたりのカロリーは、74kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中1121位です。これは多い順にすると上位70%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「やや低い」です。
また、日本食品標準成分表の「魚」ジャンルのでめがいあわびのカロリーを評価すると、296件中252位です。これは上位から85%に位置するカロリーで、評価は「低い」となります。
カロリー | 74Kcal |
全体での評価 | 1121位 / 1592件中(上位70%…やや低い) |
「魚」ジャンル内での評価 | 252位 / 296件中(上位85%…低い) |
めがいあわびはカロリーがやや低いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜめがいあわびのカロリーはやや低いの?なにが含まれているの?
「めがいあわび」のカロリーはやや低い
「めがいあわび」は、可食部100gあたりのカロリーが74kcalと評価されています。このカロリーは他の食材と比較して「やや低い」とされています。なぜ「めがいあわび」のカロリーはやや低いのでしょうか。
糖質は低い
「めがいあわび」の可食部100gあたりの糖質は9.4gです。この値は「低い」と評価されています。糖質が低いため、ダイエット中や血糖値を気にする方にとっては適した食材と言えるでしょう。
食物繊維は無し
「めがいあわび」には可食部100gあたりの食物繊維が0g含まれていません。食物繊維は腸内環境を整えたり、便通を促進するために重要な栄養素ですが、「めがいあわび」には含まれていないため、食物繊維を摂取したい方には他の食材を選ぶ必要があります。
タンパク質は普通
「めがいあわび」の可食部100gあたりのタンパク質は12.2gです。この値は「普通」と評価されています。タンパク質は体の組織や筋肉の形成に必要な栄養素であり、適切な量を摂取することが重要です。「めがいあわび」は普通の量のタンパク質を含んでいるため、バランスの良い食事に取り入れることができます。
脂質は低い
「めがいあわび」の可食部100gあたりの脂質は0.3gです。この値は「低い」と評価されています。脂質はエネルギー源として重要な栄養素ですが、過剰摂取は体に悪影響を与えることがあります。脂質を制限したい方にとっては、「めがいあわび」は低脂肪の食材として適しています。
以上の栄養データから、「めがいあわび」のカロリーがやや低い理由が明らかになりました。糖質や脂質が低く、タンパク質は普通の量を含んでいるため、バランスの良い食事に取り入れることができます。ただし、食物繊維は含まれていないため、他の食材と組み合わせることでバランスの良い食事を心掛ける必要があります。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「めがいあわび」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 9.4g | 4 | 37.6kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (0)g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 12.2g | 4 | 48.8kcal |
脂質 | 0.3g | 9 | 2.7kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「めがいあわび」のカロリー内訳です。一番多いのはたんぱく質で、48.8kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
めがいあわびは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
めがいあわびは、低糖質ダイエットに使える?
魚の中でも特に高級な食材として知られる「めがいあわび」は、糖質量が9.4gとされていますが、低糖質ダイエットにはどのように活用できるのでしょうか?
めがいあわびの糖質量は控えめ
まず、めがいあわびの糖質量についてですが、9.4gという数字は一般的な食材と比べると控えめと言えます。糖質制限を行っている方にとっては、めがいあわびは食べやすい選択肢の一つとなります。
めがいあわびは低糖質ダイエットにどちらかというと不向き
しかし、めがいあわびは低糖質ダイエットにどちらかというと不向きな食材とも言えます。なぜなら、めがいあわびは脂肪分が非常に多く含まれており、カロリーも比較的高いため、摂取量には注意が必要です。
めがいあわびを上手に活用する方法
低糖質ダイエットを行っている方がめがいあわびを上手に活用するためには、以下のポイントに気をつけることが重要です。
まず、めがいあわびを食べる際には、脂肪分の摂取量に注意しましょう。脂肪分はカロリーを増やす原因となるため、適量を守ることが大切です。
また、めがいあわびを摂取する際には、他の低糖質食材と組み合わせることでバランスの良い食事にすることができます。例えば、野菜や魚介類と一緒に摂ることで、栄養バランスを保ちながら糖質の摂取量を抑えることができます。
さらに、めがいあわびを調理する際には、バターやオイルを控えめに使用するなど、調理方法にも工夫が必要です。油を多く使うとカロリーが増えるため、糖質制限を意識して調理することが重要です。
まとめ
めがいあわびは低糖質ダイエットにどちらかというと不向きな食材ですが、糖質量は控えめです。適量を守り、他の低糖質食材と組み合わせることで、バランスの良い食事を実現することができます。糖質制限を行っている方は、めがいあわびを上手に活用して、健康的なダイエットを目指しましょう。
めがいあわびは、低脂質ダイエットに使える!?
めがいあわびは、低脂質ダイエットに使える?
「めがいあわびは低脂質ダイエットに特に効果的」と言われていますが、本当でしょうか?今回は、魚の中でも特に注目されている「めがいあわび」の低脂質成分について詳しくご紹介します。
めがいあわびの脂質量は0.3g
まず、めがいあわびの脂質量についてですが、驚くべきことに0.3gと非常に低いことが分かっています。この数字は、100gあたりの脂質量を示しており、他の魚と比べてもかなり低い値です。低脂質ダイエットを実践している方にとっては、めがいあわびは理想的な食材と言えるでしょう。
めがいあわびの栄養価も優れている
ただ低脂質だけでなく、めがいあわびは栄養価も非常に優れています。特に、タンパク質やビタミンB12、ミネラルなどが豊富に含まれており、健康的な食生活をサポートしてくれます。また、めがいあわびにはDHAやEPAといった必須脂肪酸も含まれており、脂質制限しながらも必要な栄養素を摂取することができます。
めがいあわびの食べ方のポイント
低脂質ダイエットに効果的なめがいあわびですが、食べ方にも注意が必要です。まず、調理方法としては、蒸しや焼きなどの低脂肪調理がおすすめです。また、付け合わせには野菜をたっぷりと摂ることで、バランスの良い食事にすることが大切です。
まとめ
めがいあわびは、低脂質ダイエットに特に効果的な食材と言えます。低脂質だけでなく、栄養価も高く、必要な栄養素を摂取しながらダイエットを行うことができます。ただし、食べ方には注意が必要であり、低脂肪調理や野菜の摂取を心がけることが大切です。めがいあわびを上手に取り入れながら、健康的な生活を送りましょう。
最後に、めがいあわびの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「めがいあわび」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 74 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 6.8 | g | |
└糖質 | 9.4 | g | 低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 12.2 | g | 普通 |
脂質 | 0.3 | g | 低い |
「めがいあわび」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 55 | % | 特になし |
水分 | 80.1 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.4 | g | 普通 |
コレステロール | 110 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.8 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「めがいあわび」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 320 | mg | 多い |
カリウム | 230 | mg | 普通 |
カルシウム | 19 | mg | 普通 |
マグネシウム | 50 | mg | 多い |
リン | 110 | mg | 普通 |
鉄 | 0.7 | mg | 普通 |
亜鉛 | - | mg | 無し |
銅 | - | mg | 無し |
マンガン | 0.01 | mg | 低い |
ヨウ素 | 190 | μg | 多い |
セレン | 8 | μg | 多い |
クロム | 5 | μg | 多い |
モリブデン | 14 | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | 0 | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 9 | μg | 普通 |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 9 | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | 1 | μg | 普通 |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.3 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | - | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.16 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.09 | mg | 普通 |
ナイアシン | 1.1 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.02 | mg | 低い |
ビタミンB12 | 0.4 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 1.71 | mg | 多い |
ビオチン | 1.1 | μg | 普通 |
ビタミンC | 1 | mg | 普通 |
廃棄部位: 貝殻及び内蔵
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。