このページでは、魚のあかがいを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
あかがいのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはあかがいの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 70 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 3.5 | g | |
└糖質 | 6.6 | g | 低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 13.5 | g | 多い |
脂質 | 0.3 | g | 低い |
食塩相当量 | 0.8 | mg | 普通 |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、魚分類に所属する正式名称「<貝類> あかがい 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、あかがいがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
あかがいはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
あかがいとは?どんな食材?
「あかがい」とは、魚の一種であり、日本では特に関東地方でよく食べられています。美味しいとされるのは、特に冬季の寒い時期であり、その時期には市場やスーパーマーケットでよく見かけることができます。
あかがいの特徴
あかがいは、体長が約30センチメートルほどで、体は細長く、鱗は細かいです。背びれや尾びれには黄色い模様があり、その特徴的な見た目から「あかがい」という名前が付けられました。
あかがいの味と食べ方
あかがいの特徴的な味わいは、淡白でありながらもコクがあります。身はやわらかく、独特の風味があります。主に刺身や寿司ネタとして食べられることが多く、新鮮な状態で食べることがおすすめです。また、あかがいの身は煮付けや焼き物にしても美味しくいただけます。
まとめ
あかがいは、関東地方でよく食べられる魚であり、冬季に特に美味しいとされています。体は細長く、黄色い模様が特徴的です。淡白ながらもコクのある味わいで、刺身や寿司ネタとして食べることが一般的です。煮付けや焼き物にしても美味しくいただけます。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はあかがいがダイエットにどう役立つか説明します!
あかがいはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. 低カロリーである
あかがいは可食部100gあたり70kcalと、比較的低カロリーな食材です。カロリー摂取を制限したい方やダイエット中の方にとって、あかがいは健康的な食事に役立ちます。低カロリーな食材を選ぶことで、摂取カロリーをコントロールし、体重管理や健康維持に寄与することができます。
2. 高タンパク質である
あかがいは可食部100gあたり13.5gのタンパク質を含んでいます。タンパク質は体の細胞や組織の構成要素となる重要な栄養素であり、筋肉の修復や再生にも関与しています。また、タンパク質は食事からの満腹感をもたらすため、食事の満足感を高めることができます。あかがいの高タンパク質は、筋肉量の維持や増加を目指すスポーツパフォーマンス向上のためにも役立ちます。
3. 低脂質である
あかがいは可食部100gあたり0.3gの脂質を含んでいます。脂質はエネルギー源として重要ですが、摂りすぎると体重増加や生活習慣病のリスクを高めることがあります。あかがいの低脂質は、脂質摂取を制限したい方や健康的な食事を心がけている方にとって適した食材です。低脂質な食材を選ぶことで、バランスの取れた食事を実現し、健康維持に寄与することができます。
おすすめ:あかがいのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
あかがいに含まれる無機質の栄養を解説!
1. ミネラル豊富な食材
「あかがい」はナトリウム、マグネシウム、鉄、亜鉛など、さまざまなミネラルを含んでいます。特にマグネシウムや鉄、亜鉛は豊富に含まれており、これらの栄養素は体の健康維持に欠かせません。マグネシウムは骨や筋肉の形成に関与し、鉄は血液中の酸素運搬に必要です。また、亜鉛は免疫力の向上や傷の治癒などにも関与しています。
2. ナトリウムが多い
「あかがい」にはナトリウムが多く含まれています。ナトリウムは体内の水分バランスを調整するために必要ですが、摂りすぎると高血圧や体の浮腫の原因になる可能性があります。そのため、ナトリウムの摂取量には注意が必要です。
3. カルシウムが普通
「あかがい」に含まれるカルシウムの量は普通です。カルシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素であり、また神経や筋肉の正常な機能にも関与しています。カルシウムは成長期や妊娠期、授乳期など、特に重要な栄養素ですが、普段の食事でバランスよく摂取することが大切です。
以上のように、「あかがい」はミネラル豊富な食材であり、特にマグネシウムや鉄、亜鉛が多く含まれています。ただし、ナトリウムの摂りすぎには注意が必要であり、カルシウムの量は普通です。バランスの取れた食事に取り入れることで、健康な体作りに役立てることができます。
あかがいに含まれるビタミンを解説!
1. ビタミンAの特徴
「あかがい」に含まれるビタミンAは、レチノール、α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、β-カロテン当量、レチノール活性当量の6種類があります。特にレチノールとβ-カロテン当量の含有量は多く、30 μgと60 μgとなっています。これは、ビタミンAが豊富に含まれていることを示しています。
2. ビタミンEの特徴
「あかがい」に含まれるビタミンEは、α-トコフェロールのみが含まれています。その含有量は0.9 mgで、普通と言える量です。他のβ-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロールは含まれていません。したがって、「あかがい」はビタミンEを摂取するための良い食材とは言えません。
3. その他のビタミン含有量の特徴
「あかがい」にはビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、パントテン酸、ビタミンCが含まれています。これらのビタミンの含有量は、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB12、パントテン酸が多く含まれており、ビタミンB6とビタミンCは普通の量が含まれています。また、ビタミンD、葉酸、ビオチンは含まれていません。
以上のように、「あかがい」はビタミンAや一部のビタミンB群を豊富に含んでおり、ビタミンEや他のビタミンはほとんど含まれていないことがわかります。
最後に、あかがいの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「あかがい」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 70 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 3.5 | g | |
└糖質 | 6.6 | g | 低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 13.5 | g | 多い |
脂質 | 0.3 | g | 低い |
「あかがい」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 75 | % | 特になし |
水分 | 80.4 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 2.3 | g | 多い |
コレステロール | 46 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.8 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「あかがい」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 300 | mg | 多い |
カリウム | 290 | mg | 普通 |
カルシウム | 40 | mg | 普通 |
マグネシウム | 55 | mg | 多い |
リン | 140 | mg | 普通 |
鉄 | 5.0 | mg | 多い |
亜鉛 | 1.5 | mg | 多い |
銅 | 0.06 | mg | 普通 |
マンガン | - | mg | 無し |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 30 | μg | 多い |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 60 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 35 | μg | 多い |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.9 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 1 | μg | 普通 |
ビタミンB1 | 0.20 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.20 | mg | 多い |
ナイアシン | 2.5 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.10 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | 59.0 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 1.02 | mg | 多い |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 2 | mg | 普通 |
廃棄部位: 貝殻及び内臓
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。