くろかじきのカロリー・栄養を徹底解説！糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

くろかじきのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら！

まずはくろかじきの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー	93	Kcal	やや低い
炭水化物	0.1	g
└糖質	4.5	g	かなり低い
└食物繊維	(0)	g	無し
たんぱく質	22.9	g	多い
脂質	0.2	g	低い
食塩相当量	0.2	mg	普通

データは「日本食品標準成分表（八訂）増補2023年」より、魚分類に所属する正式名称「＜魚類＞　（かじき類）　くろかじき　生」の値を表示。評価（普通、低い、多い等）は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、くろかじきがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています！

くろかじきはどんな食材？用途や使い道をざっくり紹介

くろかじきとは？どんな食材？

「くろかじき」とは、魚の一種であり、日本では古くから親しまれている食材です。その特徴は、黒い体色と特有の形状にあります。この魚は、主に海で生息しており、岩礁や海藻の周りに生息しています。

くろかじきの特徴

くろかじきは、体長が20〜30センチメートルほどで、体は細長く、側扁（そくへん）しています。特徴的な体色は、黒っぽく、全体的に光沢があります。また、背びれや尾びれには黄色い模様が入っており、美しい魚としても知られています。

くろかじきの食材としての利用

くろかじきは、その特有の風味と食感から、日本料理や寿司のネタとして広く利用されています。特に、刺身や寿司の握りとして食べることが一般的です。身はやわらかく、淡白な味わいがありますので、さまざまな調理法に適しています。

また、くろかじきは、栄養価も高く、タンパク質やビタミンD、不飽和脂肪酸を豊富に含んでいます。これらの栄養素は、健康維持や美容効果に役立つとされています。

まとめ

くろかじきは、黒い体色と特有の形状が特徴の魚であり、日本料理や寿司のネタとして広く利用されています。食材としての利用のほか、栄養価も高く、健康や美容にも効果的です。その美しい姿と淡白な味わいは、多くの人々に愛されています。

くろかじきはダイエットに役立つ？カロリーや炭水化物を徹底評価！

1. カロリーがやや低いため、ダイエットに適している

「くろかじき」は可食部100gあたり93kcalと、カロリーが比較的低い食材です。そのため、ダイエット中の方や体重管理をしたい方にとっては、健康的な食事の一部として取り入れることができます。カロリーを抑えた食事を心がけることで、摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスを取ることができ、健康的な体重維持や減量をサポートすることができます。

2. タンパク質が多く含まれており、筋肉の合成に役立つ

「くろかじき」は可食部100gあたり22.9gのタンパク質を含んでいます。タンパク質は筋肉の合成に不可欠な栄養素であり、健康的な食事には十分な量のタンパク質が必要です。特に筋力トレーニングや運動を行っている方にとっては、タンパク質の摂取が重要です。「くろかじき」はタンパク質が豊富に含まれているため、筋肉の合成をサポートし、健康的な身体作りに役立つ食材と言えます。

3. 糖質がかなり低く、血糖値の上昇を抑える効果がある

「くろかじき」は可食部100gあたり4.5gの糖質を含んでおり、糖質が比較的低い食材です。糖質はエネルギー源となる栄養素ですが、摂り過ぎると血糖値の上昇を引き起こす可能性があります。血糖値の急激な上昇は、インスリンの分泌を促し、体内のエネルギー代謝に悪影響を与えることがあります。そのため、糖質の摂取を抑えることは健康的な食事において重要です。「くろかじき」の糖質はかなり低いため、血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。血糖値の管理が必要な方や糖質制限を行っている方にとっては、健康的な食材として選ばれることでしょう。

おすすめ：くろかじきのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください！

くろかじきに含まれる無機質の栄養を解説！

「くろかじき」の特徴

「くろかじき」は、以下のような栄養データを持っています。

1. カリウムが多い

「くろかじき」は可食部100gあたりに390 mgのカリウムを含んでいます。カリウムは体内の水分バランスを調整する役割を持ち、血圧を正常に保つために重要な栄養素です。カリウムが多いことから、「くろかじき」は血圧管理に役立つ食材と言えます。

2. リンが多い

「くろかじき」には可食部100gあたりに260 mgのリンが含まれています。リンは骨や歯の形成に必要な栄養素であり、エネルギー代謝や神経伝達にも関与しています。リンが多いことから、「くろかじき」は骨や歯の健康維持に貢献する食材と言えます。

3. ナトリウムが普通

「くろかじき」は可食部100gあたりに70 mgのナトリウムを含んでいます。ナトリウムは体内の水分バランスや神経伝達に関与していますが、摂りすぎると高血圧や水分負荷の増加を引き起こす可能性があります。ナトリウムが普通であることから、「くろかじき」はバランスの取れた食事に適した食材と言えます。

以上のように、「くろかじき」はカリウムやリンが多く、ナトリウムが普通である特徴を持っています。これらの栄養データから、「くろかじき」は血圧管理や骨・歯の健康維持に役立つ食材と言えます。

くろかじきに含まれるビタミンを解説！

「くろかじき」のビタミン含有量の特徴

1. ビタミンAの含有量は非常に少ないです。レチノールは2 μgしか含まれておらず、α-カロテンやβ-カロテン、β-クリプトキサンチンなどのプロビタミンAも含まれていません。

2. ビタミンDの含有量は比較的多いです。可食部100gあたりには38 μgのビタミンDが含まれています。この量は多いと言えます。

3. ビタミンB群の含有量は一部多いです。ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12はいずれも多く含まれており、特にナイアシンの含有量は14 mgと非常に多いです。一方、ビタミンB1とビタミンB2は普通の量が含まれています。

「くろかじき」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	93	Kcal	やや低い
炭水化物	0.1	g
└糖質	4.5	g	かなり低い
└食物繊維	(0)	g	無し
たんぱく質	22.9	g	多い
脂質	0.2	g	低い
「くろかじき」のその他栄養情報
廃棄率	0	%	特になし
水分	75.6	g	普通
有機酸	-	g	無し
灰分	1.2	g	普通
コレステロール	48	mg	多い
食塩相当量	0.2	mg	普通
アルコール	-	g	無し
「くろかじき」のビタミン・無機質等
ナトリウム	70	mg	普通
カリウム	390	mg	多い
カルシウム	5	mg	低い
マグネシウム	34	mg	多い
リン	260	mg	多い
鉄	0.5	mg	普通
亜鉛	0.7	mg	普通
銅	0.03	mg	低い
マンガン	0.01	mg	低い
ヨウ素	-	μg	無し
セレン	-	μg	無し
クロム	-	μg	無し
モリブデン	-	μg	無し
ビタミンA
└レチノール	2	μg	普通
└α-カロテン	0	μg	無し
└β-カロテン	0	μg	無し
└β-クリプトキサンチン	(0)	μg	無し
└β-カロテン当量	(0)	μg	無し
└レチノール活性当量	2	μg	普通
ビタミンD	38.0	μg	多い
ビタミンE
└α-トコフェロール	0.9	mg	普通
└β-トコフェロール	0	mg	無し
└γ-トコフェロール	0	mg	無し
└δ-トコフェロール	0	mg	無し
ビタミンK	(0)	μg	無し
ビタミンB1	0.05	mg	普通
ビタミンB2	0.06	mg	普通
ナイアシン	14.0	mg	多い
ビタミンB6	0.44	mg	多い
ビタミンB12	1.5	μg	多い
葉酸		μg	無し
パントテン酸	0.29	mg	普通
ビオチン	-	μg	無し
ビタミンC	1	mg	普通

別名： くろかわ／切り身（皮なし）

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。