このページではきんめだいのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
きんめだいのカロリーは147kcal(100gあたり)!これってどうなの?
引用元:ニッスイ
きんめだいの可食部100gあたりのカロリーは、147kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中773位です。これは多い順にすると上位48%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「平均的」です。
また、日本食品標準成分表の「魚」ジャンルのできんめだいのカロリーを評価すると、296件中106位です。これは上位から35%に位置するカロリーで、評価は同じく「平均的」となります。
カロリー | 147Kcal |
全体での評価 | 773位 / 1592件中(上位48%…平均的) |
「魚」ジャンル内での評価 | 106位 / 296件中(上位35%…平均的) |
きんめだいはカロリーが平均的という評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜきんめだいのカロリーは平均的?なにが含まれているの?
引用元:ニッスイ
「きんめだい」のカロリーは平均的な理由
「きんめだい」のカロリーは可食部100gあたり147kcalであり、他の食材と比較して「平均的」と評価されています。その理由を以下の栄養データを参考に説明します。
糖質:かなり低い
「きんめだい」の糖質は可食部100gあたり4.5gとかなり低いです。糖質の摂取量が多いと、血糖値の上昇や肥満のリスクが高まることがあります。そのため、糖質を制限したい方には適した食材と言えます。
食物繊維:無し
「きんめだい」には食物繊維は含まれていません。食物繊維は腸の働きを促進し、便秘の予防にも役立つ栄養素です。しかし、食物繊維が不足しているからといって、他の食材から摂取することもできますので、心配はいりません。
タンパク質:多い
「きんめだい」のタンパク質は可食部100gあたり17.8gと多いです。タンパク質は体の組織や筋肉の形成に重要な栄養素であり、健康維持に欠かせません。特に筋肉をつけたい方や運動をしている方には適した食材と言えます。
脂質:普通
「きんめだい」の脂質は可食部100gあたり9gであり、他の食材と比較しては普通と言えます。脂質はエネルギー源として重要ですが、摂りすぎると肥満や生活習慣病のリスクが高まることがあります。適度な摂取量を心がけましょう。
以上の栄養データから、「きんめだい」のカロリーは平均的と評価されていることが分かります。糖質は低く、タンパク質は多く含まれており、脂質も普通の範囲です。バランスの良い食事を心がける際には、積極的に取り入れることができる食材と言えるでしょう。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「きんめだい」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 4.5g | 4 | 18kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (0)g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 17.8g | 4 | 71.2kcal |
脂質 | 9.0g | 9 | 81kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「きんめだい」のカロリー内訳です。一番多いのは脂質で、81kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
きんめだいは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
引用元:ニッスイ
きんめだいは、低糖質ダイエットに使える?
魚の中でも特に人気のある「きんめだい」は、その糖質量が4.5gと比較的低いため、低糖質ダイエットには少し効果的な食材と言えます。
きんめだいの糖質量とは?
きんめだいは、魚の中でも糖質量が比較的低い部類に入ります。一般的に、低糖質ダイエットを実践している方にとっては、糖質摂取量を抑えることが重要です。その点で、きんめだいは適度な糖質量を持っているため、積極的に取り入れることができます。
きんめだいの栄養価とは?
きんめだいには、糖質以外にもさまざまな栄養素が含まれています。たんぱく質やビタミン、ミネラルなど、体に必要な栄養をバランスよく摂取することができます。また、きんめだいは低脂肪であるため、カロリーコントロールにも役立ちます。
きんめだいの調理方法とは?
きんめだいは、さまざまな調理方法で楽しむことができます。焼き物や煮物、刺身など、自分の好みに合わせて調理することができます。ただし、調理方法によっては、添加される調味料や油の量に注意が必要です。低糖質ダイエットを実践している方は、調理方法にも気を配るようにしましょう。
まとめ
きんめだいは、糖質量が4.5gと比較的低いため、低糖質ダイエットには少し効果的な食材と言えます。また、栄養価も高く、さまざまな調理方法で楽しむことができます。ただし、調理方法によっては、添加される調味料や油の量に注意が必要です。低糖質ダイエットを実践している方は、きんめだいを積極的に取り入れつつ、調理方法にも気を配るようにしましょう。
きんめだいは、低脂質ダイエットに使える!?
引用元:ニッスイ
きんめだいの脂質量は9g
魚の中でも特に人気のある「きんめだい」は、美味しさと栄養価の高さから多くの人に愛されています。しかし、低脂質ダイエットを目指している方にとっては、注意が必要な魚の一つです。なぜなら、きんめだいの脂質量は9gもあり、他の魚に比べて高いことが分かっています。
低脂質ダイエットに不向きな理由
低脂質ダイエットを行う際には、脂質の摂取量を制限することが重要です。そのため、脂質量の低い食材を選ぶことが求められます。しかし、きんめだいはその脂質量が比較的高いため、低脂質ダイエットには不向きと言えます。
他の魚の選択肢
低脂質ダイエットを成功させるためには、きんめだい以外の魚を選ぶことがおすすめです。例えば、さばやしらすなどの青魚は、脂質量が比較的低く、さらに健康に良いとされています。また、白身魚の中でもヒラメやカレイなども低脂質な選択肢として考えられます。
バランスの取れた食事が大切
低脂質ダイエットを行う際には、単に脂質量だけにこだわるのではなく、バランスの取れた食事を心掛けることが重要です。魚以外の食材や野菜、果物なども上手に取り入れることで、栄養バランスを保ちながらダイエットを進めることができます。
まとめ
きんめだいは美味しさや栄養価の高さから人気がありますが、低脂質ダイエットを目指す方には不向きな魚です。脂質量が9gと比較的高いため、他の魚を選ぶことがおすすめです。また、単に脂質量だけにこだわるのではなく、バランスの取れた食事を心掛けることも大切です。低脂質ダイエットを成功させるためには、適切な食材の選択と栄養バランスの考え方が重要です。
最後に、きんめだいの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「きんめだい」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 147 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 0.1 | g | |
└糖質 | 4.5 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 17.8 | g | 多い |
脂質 | 9.0 | g | 普通 |
「きんめだい」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 60 | % | 特になし |
水分 | 72.1 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.0 | g | 普通 |
コレステロール | 60 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
アルコール | - | g | 無し |
「きんめだい」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 59 | mg | 普通 |
カリウム | 330 | mg | 多い |
カルシウム | 31 | mg | 普通 |
マグネシウム | 73 | mg | 多い |
リン | 490 | mg | 多い |
鉄 | 0.3 | mg | 低い |
亜鉛 | 0.3 | mg | 普通 |
銅 | 0.02 | mg | 低い |
マンガン | 0.01 | mg | 低い |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 63 | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 63 | μg | 多い |
ビタミンD | 2 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 1.7 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.03 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.05 | mg | 普通 |
ナイアシン | 2.7 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.28 | mg | 多い |
ビタミンB12 | 1.1 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.23 | mg | 普通 |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 1 | mg | 普通 |
別名:きんめ/廃棄部位: 頭部、内臓、骨、ひれ等(三枚下ろし)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。