かたくちいわしのカロリー・栄養を徹底解説！糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

かたくちいわしのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら！

まずはかたくちいわしの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー	171	Kcal	平均的
炭水化物	0.3	g
└糖質	5.7	g	低い
└食物繊維	(0)	g	無し
たんぱく質	18.2	g	多い
脂質	12.1	g	多い
食塩相当量	0.2	mg	普通

データは「日本食品標準成分表（八訂）増補2023年」より、魚分類に所属する正式名称「＜魚類＞　（いわし類）　かたくちいわし　生」の値を表示。評価（普通、低い、多い等）は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、かたくちいわしがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています！

かたくちいわしはどんな食材？用途や使い道をざっくり紹介

かたくちいわしとは？どんな食材？

「かたくちいわし」とは、魚の一種であり、主に日本の海で獲れる美味しい食材です。

特徴1：小さくて可愛らしい姿

かたくちいわしは、体長が約5〜8センチメートルほどの小さな魚です。その姿は、銀色の体に黒い縦縞が入っており、とても可愛らしい印象を与えます。その小ささから、一度にたくさんのかたくちいわしを楽しむことができます。

特徴2：プリプリとした食感

かたくちいわしの特徴的な食感は、プリプリとしていて、歯ごたえがあります。そのため、食べ応えがあり、一度噛むと旨味が広がります。また、脂ののった身は、口の中でとろけるような感覚を与えます。そのため、食べると口の中で美味しさが広がり、満足感を得ることができます。

特徴3：豊富な栄養素

かたくちいわしには、豊富な栄養素が含まれています。特に、DHAやEPAといった不飽和脂肪酸が豊富であり、脳や血液の健康に良い影響を与えます。また、カルシウムや鉄分、ビタミンDなども含まれており、健康維持に役立つ食材として注目されています。

以上のように、かたくちいわしは小さくて可愛らしい姿、プリプリとした食感、そして豊富な栄養素が特徴的な食材です。その美味しさと健康に良い効果から、多くの人に愛されています。

かたくちいわしはダイエットに役立つ？カロリーや炭水化物を徹底評価！

1. タンパク質が豊富である

「かたくちいわし」は、可食部100gあたりに18.2gのタンパク質を含んでいます。タンパク質は体の組織や筋肉の形成に必要な栄養素であり、健康的な食事には欠かせません。特に運動をしている方や筋力を維持したい方にとって、タンパク質の摂取は重要です。その点で、「かたくちいわし」は優れた食材と言えます。

2. 糖質が低い

「かたくちいわし」には、可食部100gあたりに5.7gの糖質が含まれています。糖質はエネルギー源として重要ですが、摂りすぎると血糖値の上昇や肥満の原因になることもあります。その点で、「かたくちいわし」は糖質が低いため、血糖値のコントロールやダイエット中の方にも適した食材と言えます。

3. 脂質が多いが、塩分が普通である

「かたくちいわし」は、可食部100gあたりに12.1gの脂質を含んでいますが、塩分は0.2gと普通の量です。脂質はエネルギー源としても重要ですが、摂りすぎると体重の増加や動脈硬化のリスクが高まることもあります。しかし、「かたくちいわし」は塩分が普通の量であり、バランスの取れた食事に取り入れることができます。脂質の摂取量には注意しながらも、栄養バランスを考えた食事に役立てることができます。

おすすめ：かたくちいわしのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください！

かたくちいわしに含まれる無機質の栄養を解説！

1. カルシウムとリンが多い

「かたくちいわし」は、可食部100gあたりにカルシウムが60mg、リンが240mg含まれています。カルシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素であり、リンはエネルギー代謝や酸塩基平衡の調整に関与しています。このように「かたくちいわし」は、カルシウムとリンの摂取源として適しています。

2. ヨウ素とセレンが多い

「かたくちいわし」には、可食部100gあたりにヨウ素が38μg、セレンが40μg含まれています。ヨウ素は甲状腺ホルモンの合成に必要な栄養素であり、セレンは抗酸化作用を持ち、免疫機能の維持に関与しています。このため、「かたくちいわし」はヨウ素とセレンの良い供給源となります。

3. ナトリウムが普通

「かたくちいわし」には、可食部100gあたりにナトリウムが85mg含まれています。ナトリウムは体内の水分バランスや神経伝達物質の働きに関与していますが、摂りすぎると高血圧や腎臓の負担を引き起こす可能性があります。そのため、「かたくちいわし」はナトリウムの摂取量を考慮しながら食べることが重要です。

以上のように、「かたくちいわし」はカルシウムとリンを多く含み、ヨウ素とセレンも豊富な食材です。また、ナトリウムの含有量にも注意が必要です。これらの特徴を踏まえて、バランスの取れた食事に取り入れることが大切です。

かたくちいわしに含まれるビタミンを解説！

1. ビタミンAの特徴

「かたくちいわし」に含まれるビタミンAは、レチノールとレチノール活性当量の2つがあります。レチノールの含有量は11 μgで、レチノール活性当量も同じく11 μgです。この量は普通と言えます。一方、α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、β-カロテン当量は含まれておらず、無しとなっています。

2. ビタミンDの特徴

「かたくちいわし」にはビタミンDが含まれており、その含有量は4 μgです。この量は多いと言えます。

3. その他のビタミンの特徴

「かたくちいわし」にはビタミンE、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、パントテン酸、ビオチン、ビタミンCが含まれています。ビタミンEの含有量は0.4 mgで、普通と言えます。ビタミンB1の含有量は0.03 mg、ビタミンB2は0.16 mg、ナイアシンは9.7 mg、ビタミンB6は0.58 mg、ビタミンB12は14 μg、パントテン酸は1.07 mg、ビオチンは18 μg、ビタミンCは1 mgです。これらのビタミンの含有量は、多いまたは普通と言えます。

なお、「かたくちいわし」にはビタミンKと葉酸は含まれていないことになります。

「かたくちいわし」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	171	Kcal	平均的
炭水化物	0.3	g
└糖質	5.7	g	低い
└食物繊維	(0)	g	無し
たんぱく質	18.2	g	多い
脂質	12.1	g	多い
「かたくちいわし」のその他栄養情報
廃棄率	45	%	特になし
水分	68.2	g	普通
有機酸	-	g	無し
灰分	1.2	g	普通
コレステロール	70	mg	多い
食塩相当量	0.2	mg	普通
アルコール	-	g	無し
「かたくちいわし」のビタミン・無機質等
ナトリウム	85	mg	普通
カリウム	300	mg	普通
カルシウム	60	mg	多い
マグネシウム	32	mg	普通
リン	240	mg	多い
鉄	0.9	mg	普通
亜鉛	1.0	mg	普通
銅	0.17	mg	多い
マンガン	0.13	mg	普通
ヨウ素	38	μg	多い
セレン	40	μg	多い
クロム	0	μg	無し
モリブデン	0	μg	無し
ビタミンA
└レチノール	11	μg	多い
└α-カロテン	0	μg	無し
└β-カロテン	0	μg	無し
└β-クリプトキサンチン	(0)	μg	無し
└β-カロテン当量	(0)	μg	無し
└レチノール活性当量	11	μg	普通
ビタミンD	4	μg	多い
ビタミンE
└α-トコフェロール	0.4	mg	普通
└β-トコフェロール	0	mg	無し
└γ-トコフェロール	0	mg	無し
└δ-トコフェロール	0	mg	無し
ビタミンK	(0)	μg	無し
ビタミンB1	0.03	mg	普通
ビタミンB2	0.16	mg	多い
ナイアシン	9.7	mg	多い
ビタミンB6	0.58	mg	多い
ビタミンB12	14.0	μg	多い
葉酸		μg	無し
パントテン酸	1.07	mg	多い
ビオチン	18.0	μg	多い
ビタミンC	1	mg	普通

別名： しこいわし、ひしこ、せぐろ ／廃棄部位： 頭部、内臓、骨、ひれ等（三枚下ろし）

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。