このページでは、魚のするめいかの耳・足を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
するめいかの耳・足のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはするめいかの耳・足の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 75 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 0 | g | |
└糖質 | 4.4 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 16.9 | g | 多い |
脂質 | 0.9 | g | 低い |
食塩相当量 | 0.6 | mg | 普通 |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、魚分類に所属する正式名称「<いか・たこ類> (いか類) するめいか 耳・足 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、するめいかの耳・足がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
するめいかの耳・足はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
するめいかの耳・足とは?どんな食材?
するめいかの耳・足は、いかの一部であり、日本料理や居酒屋などでよく使われる食材です。いかの身とは異なり、柔らかくて噛みごたえのある食感が特徴です。
1. 風味豊かな食材
するめいかの耳・足は、独特の風味があります。そのまま食べると、濃厚な旨味が口いっぱいに広がります。また、火を通すことで香ばしい香りが立ち上り、より一層美味しさが引き立ちます。
2. 多彩な料理に使用される
するめいかの耳・足は、さまざまな料理に使用されます。刺身や寿司のネタとして使われることもありますが、焼き物や煮物、揚げ物などにもよく使われます。そのまま食べるだけでなく、調理法によってさまざまな味わいを楽しむことができます。
3. 栄養価の高い食材
するめいかの耳・足は、タウリンやビタミンB12などの栄養素が豊富に含まれています。タウリンは疲労回復や目の疲れの改善に効果があり、ビタミンB12は血液の生成や神経機能の維持に役立ちます。そのため、健康に配慮した食事に取り入れることができる食材としてもおすすめです。
するめいかの耳・足は、その特徴的な風味と多彩な料理への活用の幅、そして栄養価の高さから、日本料理の一部として愛されています。ぜひ、様々な料理で楽しんでみてください。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はするめいかの耳・足がダイエットにどう役立つか説明します!
するめいかの耳・足はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. 低カロリーであるため、ダイエットに適している
するめいかの耳・足は100gあたり75kcalと、比較的低カロリーです。カロリーが低いため、摂取エネルギーを抑えたい方やダイエット中の方にとって、健康的な食事に役立ちます。
2. タンパク質が豊富であるため、筋肉の形成に役立つ
するめいかの耳・足は100gあたり16.9gのタンパク質を含んでいます。タンパク質は筋肉の形成や修復に重要な栄養素であり、適切な摂取量が必要です。するめいかの耳・足を摂取することで、筋肉の形成や健康な体作りに役立ちます。
3. 塩分の摂取量が普通であるため、塩分制限を必要としない方に適している
するめいかの耳・足は100gあたり0.6gの塩分を含んでいます。塩分の摂取量は健康に影響を与える要素の一つであり、過剰摂取は高血圧や心臓病のリスクを高める可能性があります。するめいかの耳・足は塩分の摂取量が普通であるため、塩分制限を必要としない方に適しています。
おすすめ:するめいかの耳・足のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
するめいかの耳・足に含まれる無機質の栄養を解説!
1. ナトリウムとカリウムのバランスが良い
するめいかの耳・足は、ナトリウムが230 mg、カリウムが270 mg含まれています。このバランスは普通とされており、塩分と水分の調節に関与するナトリウムとカリウムのバランスが良いことが特徴です。
2. マグネシウムとリンの含有量が多い
マグネシウムは45 mg、リンは210 mg含まれており、どちらも多いとされています。マグネシウムは骨や筋肉の健康維持に関与し、リンはエネルギー代謝や骨の形成に重要な役割を果たします。するめいかの耳・足はこれらの栄養素を多く含んでいるため、健康に良い影響を与えると言えます。
3. 亜鉛、銅、ヨウ素、セレンが豊富
するめいかの耳・足には亜鉛が1.6 mg、銅が0.31 mg、ヨウ素が8 μg、セレンが42 μg含まれています。これらの栄養素は抗酸化作用や免疫力の向上に関与し、体内の様々な機能をサポートします。するめいかの耳・足はこれらの栄養素を豊富に含んでいるため、健康維持に役立つ食材と言えます。
するめいかの耳・足に含まれるビタミンを解説!
するめいかの耳・足のビタミンの特徴
1. ビタミンAの特徴
- レチノールの含有量は15 μgで、多いです。
- α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、β-カロテン当量は無しです。
- レチノール活性当量は15 μgで、普通です。
2. ビタミンDの特徴
- ビタミンDの含有量は0.4 μgで、多いです。
3. ビタミンEの特徴
- α-トコフェロールの含有量は2.4 mgで、多いです。
- β-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロールは無しです。
その他のビタミンの特徴は以下の通りです。
- ビタミンB1: 0.09 mg(普通)
- ビタミンB2: 0.06 mg(普通)
- ナイアシン: 2.6 mg(多い)
- ビタミンB6: 0.14 mg(普通)
- ビタミンB12: 5.6 μg(多い)
- パントテン酸: 0.32 mg(普通)
- ビオチン: 4.4 μg(多い)
- ビタミンC: 1 mg(普通)
なお、ビタミンKと葉酸は含まれていません。
最後に、するめいかの耳・足の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「するめいかの耳・足」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 75 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 0 | g | |
└糖質 | 4.4 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 16.9 | g | 多い |
脂質 | 0.9 | g | 低い |
「するめいかの耳・足」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 80.8 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.3 | g | 普通 |
コレステロール | 290 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.6 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「するめいかの耳・足」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 230 | mg | 普通 |
カリウム | 270 | mg | 普通 |
カルシウム | 13 | mg | 普通 |
マグネシウム | 45 | mg | 多い |
リン | 210 | mg | 多い |
鉄 | 0.1 | mg | 低い |
亜鉛 | 1.6 | mg | 多い |
銅 | 0.31 | mg | 多い |
マンガン | 0 | mg | 無し |
ヨウ素 | 8 | μg | 多い |
セレン | 42 | μg | 多い |
クロム | Tr | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 15 | μg | 多い |
└α-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 15 | μg | 普通 |
ビタミンD | 0.4 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 2.4 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | Tr | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | - | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.09 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.06 | mg | 普通 |
ナイアシン | 2.6 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.14 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | 5.6 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.32 | mg | 普通 |
ビオチン | 4.4 | μg | 多い |
ビタミンC | 1 | mg | 普通 |
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。