このページでは、魚のあげまきを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
あげまきのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはあげまきの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 44 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 2.0 | g | |
└糖質 | 4.5 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 8.1 | g | 普通 |
脂質 | 0.6 | g | 低い |
食塩相当量 | 1.5 | mg | 多い |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、魚分類に所属する正式名称「<貝類> あげまき 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、あげまきがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
あげまきはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
あげまきとは?どんな食材?
あげまきは、魚の一種であり、日本料理において広く使用される食材です。その特徴は、魚の身を巻いて揚げたものであり、外側はサクサクとした食感、内側はふわっとした食感が特徴です。
あげまきの特徴
あげまきは、魚の身を巻いて揚げることで、魚の旨みを引き立てると同時に、外側の衣が香ばしくなります。これにより、食べるときの食感が楽しめるだけでなく、揚げたての香りも楽しむことができます。
あげまきの種類
あげまきには、さまざまな種類がありますが、代表的なものとしては「さばのあげまき」「いわしのあげまき」「さんまのあげまき」が挙げられます。これらの魚を使用したあげまきは、それぞれの魚の特徴が生かされ、風味豊かな味わいを楽しむことができます。
以上のように、あげまきは魚の身を巻いて揚げた食材であり、サクサクとした食感と香ばしい香りを楽しむことができます。さばのあげまき、いわしのあげまき、さんまのあげまきなど、さまざまな種類が存在し、それぞれの魚の特徴が生かされた味わいを楽しむことができます。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はあげまきがダイエットにどう役立つか説明します!
あげまきはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. 低カロリーでダイエットに適している
「あげまき」は100gあたり44kcalと、低カロリーな食材です。カロリー摂取を制限したい方やダイエット中の方にとって、あげまきは適した食材と言えます。低カロリーながらもタンパク質を豊富に含んでおり、満腹感を得られるため、食事制限中でも満足感を得ながら健康的な食事ができます。
2. 糖質がかなり低いので血糖値の上昇を抑えられる
「あげまき」は糖質が4.5gとかなり低いです。糖質の摂り過ぎは血糖値の上昇を引き起こし、健康に悪影響を及ぼすことがありますが、あげまきはそのリスクを抑えることができます。糖質制限が必要な方や糖尿病の方にとって、あげまきは血糖値の管理に役立つ食材と言えます。
3. タンパク質が豊富で筋肉の形成に役立つ
「あげまき」は100gあたり8.1gのタンパク質を含んでいます。タンパク質は筋肉の形成や修復に不可欠な栄養素であり、健康的な食事には欠かせません。特に運動をしている方や筋力をつけたい方にとって、あげまきは筋肉の形成に役立つ食材と言えます。
以上のように、「あげまき」は低カロリーでダイエットに適しており、糖質がかなり低いため血糖値の上昇を抑えられます。また、タンパク質も豊富に含んでおり、筋肉の形成に役立ちます。これらの特徴から、「あげまき」は健康的な食事に取り入れることで、バランスの取れた食事や体重管理、血糖値の管理、筋肉の形成などに役立つ食材と言えます。
おすすめ:あげまきのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
あげまきに含まれる無機質の栄養を解説!
「あげまき」の特徴
「あげまき」の栄養データを見ると、以下の3つの特徴が挙げられます。
1. ナトリウムが多い
「あげまき」はナトリウムが600 mg含まれており、多いと言えます。ナトリウムは体内の水分バランスや神経伝達に関与していますが、摂りすぎると高血圧や体内の水分留めが起こる可能性があります。そのため、塩分摂取を控える必要がある方には注意が必要です。
2. カルシウムやマグネシウムが多い
「あげまき」にはカルシウムやマグネシウムが多く含まれています。カルシウムは骨や歯の形成に関与し、マグネシウムは神経や筋肉の正常な機能に必要です。これらのミネラルは健康な骨や筋肉を維持するために重要な役割を果たしています。
3. 鉄や亜鉛が多い
「あげまき」には鉄や亜鉛も多く含まれています。鉄は酸素の運搬や免疫機能の維持に必要であり、亜鉛は免疫機能や細胞の成長に関与しています。これらの栄養素は体内の様々な機能において重要な役割を果たしており、バランスの取れた食事には欠かせない成分です。
以上のように、「あげまき」はナトリウムが多い一方で、カルシウムやマグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラルが豊富に含まれています。適度な摂取量を守りながら、栄養バランスの良い食事に取り入れることが大切です。
あげまきに含まれるビタミンを解説!
1. ビタミンAの特徴
「あげまき」に含まれるビタミンAは、レチノールとβ-カロテンの形で存在しています。レチノールは20 μg含まれており、β-カロテンも85 μg含まれています。これにより、ビタミンAの含有量は「あげまき」において多いと言えます。また、レチノール活性当量も27 μg含まれています。
2. ビタミンDの特徴
「あげまき」にはビタミンDも含まれており、1 μg含有されています。これは一般的な食品と比較して多い量です。
3. ビタミンB群の特徴
「あげまき」にはビタミンB群のいくつかが含まれています。ビタミンB1は0.3 mg含有されており、ビタミンB2は0.14 mg含まれています。また、ナイアシンは1.3 mg、ビタミンB6は0.04 mg、ビタミンB12は59 μg、パントテン酸は0.37 mg含まれています。これらのビタミンB群の含有量は一般的な食品と比較して多いまたは普通の量です。
ビタミンEやビタミンCなどは「あげまき」にはほとんど含まれていません。また、ビタミンK、葉酸、ビオチンも含まれていないことに注意してください。
最後に、あげまきの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「あげまき」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 44 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 2.0 | g | |
└糖質 | 4.5 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 8.1 | g | 普通 |
脂質 | 0.6 | g | 低い |
「あげまき」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 35 | % | 特になし |
水分 | 87.1 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 2.2 | g | 多い |
コレステロール | 38 | mg | 多い |
食塩相当量 | 1.5 | mg | 多い |
アルコール | - | g | 無し |
「あげまき」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 600 | mg | 多い |
カリウム | 120 | mg | 普通 |
カルシウム | 66 | mg | 多い |
マグネシウム | 49 | mg | 多い |
リン | 120 | mg | 普通 |
鉄 | 4.1 | mg | 多い |
亜鉛 | 1.5 | mg | 多い |
銅 | 0.40 | mg | 多い |
マンガン | 0.20 | mg | 普通 |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 20 | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 85 | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 85 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 27 | μg | 多い |
ビタミンD | 1 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.8 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.30 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.14 | mg | 普通 |
ナイアシン | 1.3 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.04 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | 59.0 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.37 | mg | 普通 |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 1 | mg | 普通 |
廃棄部位: 貝殻
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。