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なまずのカロリーは高い?低い?カロリーの内訳を理解してダイエットに役立てよう。糖質制限や低脂質などダイエットメニューに適しているかも判定!

カロリー調査隊

このページではなまずのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。

なまずのカロリーは145kcal(100gあたり)!これってどうなの?

なまずの可食部100gあたりのカロリーは、145kcalです。

このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中784位です。これは多い順にすると上位49%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「平均的」です。

また、日本食品標準成分表の「魚」ジャンルのでなまずのカロリーを評価すると、296件中111位です。これは上位から37%に位置するカロリーで、評価は同じく「平均的」となります。

カロリー145Kcal
全体での評価784位 / 1592件中(上位49%…平均的
「魚」ジャンル内での評価111位 / 296件中(上位37%…平均的
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なまずはカロリーが平均的という評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!

なぜなまずのカロリーは平均的?なにが含まれているの?

なまずのカロリーは平均的な理由



なまずのカロリーは、可食部100gあたり145kcalと評価されています。これは他の食材と比較して「平均的」と言われる理由について、以下の栄養データを参考に説明します。

糖質はかなり低い



なまずの糖質は、可食部100gあたり4.2gとかなり低いです。糖質はエネルギー源として重要ですが、摂りすぎると血糖値の上昇や肥満のリスクが高まることがあります。なまずは糖質が低いため、糖質制限をしている方や血糖値を気にしている方にとっては適していると言えます。

食物繊維は無し



なまずには可食部100gあたり食物繊維が0g含まれていません。食物繊維は腸内環境の改善や便通の促進に役立つ栄養素です。ただし、なまずは他の魚と比較しても食物繊維がほとんど含まれていないため、食物繊維を摂りたい方には他の食材を選ぶことがおすすめです。

タンパク質は多い



なまずのタンパク質は、可食部100gあたり18.4gと多いです。タンパク質は筋肉の生成や修復に重要な栄養素であり、健康的な体作りに欠かせません。なまずはタンパク質が多いため、筋肉をつけたい方や食事のバランスを考えている方にとっては良い選択肢と言えます。

脂質は普通



なまずの脂質は、可食部100gあたり8.6gと普通です。脂質はエネルギー源として重要ですが、摂りすぎると肥満や生活習慣病のリスクが高まることがあります。なまずは脂質が普通なため、バランスの取れた食事を心掛けている方にとっては適していると言えます。

以上の栄養データを考慮すると、なまずのカロリーは他の食材と比較して平均的と評価される理由が明確になります。糖質は低く、食物繊維はほとんど含まれていないものの、タンパク質と脂質は適度な量が含まれています。これらの栄養バランスから、なまずは平均的なカロリーと評価されるのです。

それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。

「なまず」のカロリー内訳

栄養素栄養素の量1グラム
あたりの
カロリー
栄養素
によるカロリー
炭水化物のうち、糖質4.2g416.8kcal
炭水化物のうち、食物繊維(0)g20kcal
たんぱく質18.4g473.6kcal
脂質8.6g977.4kcal

※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。

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上記が「なまず」のカロリー内訳です。一番多いのは脂質で、77.4kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。

なまずは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?

なまずは、低糖質ダイエットに使える?



魚の中でも、なまずは低糖質ダイエットに少し効果的な食材として知られています。なまずは、糖質量が4.2gと比較的低いため、糖質制限をしている人にとっては適した食材と言えるでしょう。



なまずの糖質量は4.2g



なまずは、糖質量が4.2gということが分かっています。糖質制限ダイエットを行っている人にとっては、糖質摂取量を抑えるための食材として利用できるかもしれません。



なまずは低脂肪で高タンパク



なまずは、低脂肪でありながら高タンパクな食材です。ダイエット中には、脂肪や糖質の摂取を抑えることが重要ですが、同時に必要な栄養素であるタンパク質はしっかりと摂取したいものです。なまずは、低脂肪でありながら高タンパクなため、ダイエット中の栄養バランスを保つのに適した食材と言えます。



なまずの調理方法に注意



なまずを低糖質ダイエットに活用するためには、調理方法にも注意が必要です。なまずは、フライや唐揚げなどの揚げ物にすると、脂質や糖質の摂取量が増えてしまいます。代わりに、蒸しや焼きなどの調理方法を選ぶことで、より低糖質な状態で食べることができます。



まとめ



なまずは、糖質量が4.2gと比較的低いため、低糖質ダイエットに少し効果的な食材と言えます。また、低脂肪でありながら高タンパクなため、栄養バランスを保ちながらダイエットを行うことができます。ただし、調理方法には注意が必要であり、揚げ物よりも蒸しや焼きなどの調理方法を選ぶことがおすすめです。なまずを上手に取り入れて、健康的な低糖質ダイエットを実践しましょう。

なまずは、低脂質ダイエットに使える!?

なまずは、低脂質ダイエットに使える?



魚の中でも特に注目される「なまず」は、その肉質の柔らかさや独特の風味から、多くの人々に愛されています。しかし、低脂質ダイエットを目指す方にとっては、なまずは避けるべき食材となるかもしれません。



なまずの脂質量は8.6g



なまずの特徴の一つに、その脂質量が挙げられます。なまず100gあたりの脂質量は約8.6gと言われており、他の魚と比較すると高い値となっています。低脂質ダイエットでは、脂質摂取量を制限することが重要ですので、この点に注意が必要です。



なまずは低脂質ダイエットに不向き



なまずの脂質量が高いため、低脂質ダイエットを目指す方にとっては不向きな食材と言えます。低脂質ダイエットでは、脂質の摂取量を極力抑えることが求められますが、なまずを摂取することで逆に脂質摂取量が増えてしまう可能性があります。



代わりの食材としての選択肢



低脂質ダイエットを実践する上で、なまずの代わりに選ぶことができる食材もあります。例えば、白身魚や鶏胸肉などは低脂質でありながら、良質なたんぱく質を含んでいます。これらの食材を積極的に取り入れることで、低脂質ダイエットをサポートすることができます。



まとめ



なまずは、その脂質量が高いため、低脂質ダイエットを目指す方には不向きな食材と言えます。脂質摂取量を制限することが重要なダイエットでは、なまずの摂取は避けるべきです。代わりに、白身魚や鶏胸肉などの低脂質でたんぱく質豊富な食材を選ぶことをおすすめします。健康的な食事を心掛けながら、理想の体型を目指しましょう。

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最後に、なまずの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。

「なまず」の主な栄養情報(可食部100gあたり)

カロリー145Kcal平均的
炭水化物Trg
└糖質4.2gかなり低い
└食物繊維(0)g無し
たんぱく質18.4g多い
脂質8.6g普通

「なまず」のその他栄養情報

廃棄率55%特になし
水分72.0g普通
有機酸-g無し
灰分1.0g普通
コレステロール73mg多い
食塩相当量0.1mg低い
アルコール-g無し

「なまず」のビタミン・無機質等

ナトリウム46mg普通
カリウム320mg普通
カルシウム18mg普通
マグネシウム23mg普通
リン170mg多い
0.4mg普通
亜鉛0.6mg普通
0.03mg低い
マンガン0.02mg普通
ヨウ素-μg無し
セレン-μg無し
クロム-μg無し
モリブデン-μg無し
ビタミンA
└レチノール70μg多い
└α-カロテン-μg無し
└β-カロテン-μg無し
└β-クリプトキサンチン-μg無し
└β-カロテン当量7μg普通
└レチノール活性当量71μg多い
ビタミンD4μg多い
ビタミンE
└α-トコフェロール6.3mg多い
└β-トコフェロールTrmg無し
└γ-トコフェロール0.1mg普通
└δ-トコフェロール0mg無し
ビタミンK(0)μg無し
ビタミンB10.33mg多い
ビタミンB20.10mg普通
ナイアシン1.8mg普通
ビタミンB60.16mg多い
ビタミンB122.3μg多い
葉酸μg無し
パントテン酸0.81mg多い
ビオチン-μg無し
ビタミンC0mg無し

試料: なまず(国産)、アメリカなまず/廃棄部位: 頭部、内臓、骨、ひれ等(三枚下ろし)

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

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