このページではぎんだらのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
ぎんだらのカロリーは210kcal(100gあたり)!これってどうなの?
ぎんだらの可食部100gあたりのカロリーは、210kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中580位です。これは多い順にすると上位36%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「平均的」です。
また、日本食品標準成分表の「魚」ジャンルのでぎんだらのカロリーを評価すると、296件中66位です。これは上位から22%に位置するカロリーで、評価は「高い」となります。
カロリー | 210Kcal |
全体での評価 | 580位 / 1592件中(上位36%…平均的) |
「魚」ジャンル内での評価 | 66位 / 296件中(上位22%…高い) |
ぎんだらはカロリーが平均的という評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜぎんだらのカロリーは平均的?なにが含まれているの?
なぜぎんだらのカロリーは平均的なのか?
「ぎんだら」のカロリーは、可食部100gあたり210kcalで、他の食材と比較して「平均的」と評価されています。その理由について、以下の栄養データを参考に説明します。
カロリー
「ぎんだら」のカロリーは、可食部100gあたり210kcalです。この値は、他の魚や食材と比較して平均的と評価されています。平均的なカロリーとは、一般的な食事において適切なエネルギー摂取量を提供することを意味しています。
糖質
「ぎんだら」の糖質は、可食部100gあたり3gです。この値はかなり低いと評価されています。糖質の摂取量が少ないことは、糖質制限を行っている方や糖質を控えたい方にとっては良い選択肢となります。
食物繊維
「ぎんだら」には食物繊維がほとんど含まれていません。食物繊維は腸内環境を整えるために重要な栄養素ですが、ぎんだらは食物繊維がほとんど含まれていないため、食物繊維摂取量を考慮する必要があります。
タンパク質
「ぎんだら」のタンパク質は、可食部100gあたり13.6gです。この値は多いと評価されています。タンパク質は体の組織を作り、修復するために必要な栄養素です。ぎんだらは多くのタンパク質を含んでいるため、タンパク質を摂取したい方には適した食材です。
脂質
「ぎんだら」の脂質は、可食部100gあたり18.6gです。この値も多いと評価されています。脂質はエネルギー源として重要な栄養素ですが、摂取量を適切にコントロールする必要があります。ぎんだらは脂質が多いため、脂質制限を行っている方には注意が必要です。
以上の栄養データから、ぎんだらのカロリーが平均的と評価される理由が明らかになりました。カロリーや栄養素のバランスを考えた食事において、ぎんだらは適度なカロリーと栄養素を提供する食材と言えるでしょう。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「ぎんだら」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 3.0g | 4 | 12kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (0)g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 13.6g | 4 | 54.4kcal |
脂質 | 18.6g | 9 | 167.4kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「ぎんだら」のカロリー内訳です。一番多いのは脂質で、167.4kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
ぎんだらは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
ぎんだらは、低糖質ダイエットに使える?
魚の中でも、ぎんだらは糖質量が3gと比較的低いです。そのため、「ぎんだらは低糖質ダイエットに少し効果的」と言われています。
ぎんだらの糖質量は3g
ぎんだらは、糖質量が3gと非常に低いです。糖質制限を行っている方にとっては、嬉しい食材と言えるでしょう。
ぎんだらは低糖質ダイエットに効果的
ぎんだらは低糖質ダイエットに少し効果的です。糖質を制限することで、血糖値の上昇を抑えることができます。そのため、食後の血糖値の急激な上昇を防ぐことができます。
また、ぎんだらにはたんぱく質やビタミンD、ビタミンB12などの栄養素も含まれています。これらの栄養素は、体の健康をサポートする役割を果たします。
ぎんだらの調理方法
ぎんだらを美味しく食べるためには、適切な調理方法を選ぶことが大切です。ぎんだらは、蒸し焼きや煮付け、炊き込みご飯などさまざまな料理に使うことができます。
また、ぎんだらは骨が柔らかいため、子どもや高齢者でも食べやすいです。食事のバリエーションを増やすためにも、ぎんだらを取り入れてみてはいかがでしょうか。
まとめ
ぎんだらは、糖質量が3gと比較的低いため、低糖質ダイエットに使える食材です。糖質制限を行っている方にとっては、嬉しい選択肢となるでしょう。また、ぎんだらにはたんぱく質や栄養素も含まれており、体の健康をサポートする効果も期待できます。ぎんだらを使ったさまざまな料理を楽しむことで、食事のバリエーションを増やすこともできます。
ぎんだらは、低脂質ダイエットに使える!?
ぎんだらは低脂質ダイエットに不向き
低脂質ダイエットは、健康的な体重管理や生活習慣の改善に効果的な方法として広く知られています。しかし、その中でも「ぎんだら」と呼ばれる魚は、低脂質ダイエットには不向きな食材とされています。
ぎんだらの脂質含有量
ぎんだらは、魚の中でも比較的高い脂質含有量を持っています。一般的なぎんだらの脂質含有量は、100gあたり約18.6gとされています。これは、低脂質ダイエットを行う上では適切な範囲を超えています。
低脂質ダイエットの効果
低脂質ダイエットは、脂肪の摂取量を制限することで体重を減らす効果があります。脂肪は1gあたり9kcalと高いエネルギー量を持っているため、摂取を制限することでカロリー摂取量を減らすことができます。また、脂肪の摂取を制限することで、心臓病や高血圧などの生活習慣病の予防にも効果があります。
ぎんだらの脂質制限の難しさ
ぎんだらは、その味や食感から人気のある魚の一つです。しかし、その脂質含有量の高さから、低脂質ダイエットを行う際には制限が必要です。特に、ぎんだらを揚げ物やバターソテーなどの調理法で食べると、脂質摂取量がさらに増えてしまいます。
低脂質ダイエットに適した食材の選び方
低脂質ダイエットを行う際には、脂質含有量の少ない食材を選ぶことが重要です。例えば、鶏胸肉や白身魚などは、脂質含有量が比較的低く、タンパク質も豊富に含まれています。また、野菜や果物、穀物なども低脂質で栄養価の高い食材です。
まとめ
ぎんだらは、低脂質ダイエットには不向きな食材です。その脂質含有量が高いため、摂取を制限することが難しく、適切な範囲を超えることがあります。低脂質ダイエットを行う際には、ぎんだらの代わりに脂質含有量の少ない食材を選ぶことが重要です。健康的な体重管理や生活習慣の改善を目指す方は、ぎんだらの摂取には注意が必要です。
最後に、ぎんだらの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「ぎんだら」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 210 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | Tr | g | |
└糖質 | 3.0 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 13.6 | g | 多い |
脂質 | 18.6 | g | 多い |
「ぎんだら」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 67.4 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.9 | g | 普通 |
コレステロール | 50 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.2 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「ぎんだら」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 74 | mg | 普通 |
カリウム | 340 | mg | 多い |
カルシウム | 15 | mg | 普通 |
マグネシウム | 26 | mg | 普通 |
リン | 180 | mg | 多い |
鉄 | 0.3 | mg | 低い |
亜鉛 | 0.3 | mg | 普通 |
銅 | 0.02 | mg | 低い |
マンガン | 0 | mg | 無し |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 1500 | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 1500 | μg | 多い |
ビタミンD | 3.5 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 4.6 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 1 | μg | 普通 |
ビタミンB1 | 0.05 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.10 | mg | 普通 |
ナイアシン | 1.7 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.09 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | 2.8 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.21 | mg | 普通 |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
切り身
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。