このページではめごちのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
めごちのカロリーは73kcal(100gあたり)!これってどうなの?
めごちの可食部100gあたりのカロリーは、73kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中1126位です。これは多い順にすると上位70%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「やや低い」です。
また、日本食品標準成分表の「魚」ジャンルのでめごちのカロリーを評価すると、296件中256位です。これは上位から86%に位置するカロリーで、評価は「かなり低い」となります。
カロリー | 73Kcal |
全体での評価 | 1126位 / 1592件中(上位70%…やや低い) |
「魚」ジャンル内での評価 | 256位 / 296件中(上位86%…かなり低い) |
めごちはカロリーがやや低いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜめごちのカロリーはやや低いの?なにが含まれているの?
なぜめごちのカロリーはやや低いのか?
「めごち」は魚の一種であり、可食部100gあたりのカロリーは73kcalです。他の食材と比較して、「やや低い」と評価されています。その理由について、以下の栄養データを参照し、説明します。
カロリーの低さ
めごちのカロリーは、可食部100gあたり73kcalとなっています。この数値は、他の食材と比べてやや低いです。このカロリーの低さは、以下の栄養データによって説明されます。
糖質と食物繊維
めごちには糖質と食物繊維が含まれておらず、それぞれ「無し」となっています。糖質はエネルギー源となるため、糖質の量が少ないことでカロリーが低くなります。また、食物繊維は消化吸収がされにくく、満腹感をもたらすため、カロリーの摂取量を抑える効果があります。
タンパク質の多さ
めごちにはタンパク質が17.1g含まれており、「多い」と評価されています。タンパク質は体の組織や筋肉の構成要素となるため、摂取することで体の健康を保つことができます。また、タンパク質は熱量が低いため、カロリーの低さに寄与しています。
脂質の低さ
めごちの脂質は0.6gとなっており、「低い」と評価されています。脂質は高いカロリーを持つため、脂質の量が少ないことでカロリーが低くなります。また、脂質の摂取量を抑えることは、健康な食生活を維持するためにも重要です。
以上の栄養データから分かるように、めごちのカロリーがやや低い理由は、糖質や脂質の量が少なく、タンパク質の量が多いことによるものです。これらの栄養データを考慮しながら、バランスの取れた食事を心掛けることが大切です。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「めごち」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 0g | 4 | 0kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (0)g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 17.1g | 4 | 68.4kcal |
脂質 | 0.6g | 9 | 5.4kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「めごち」のカロリー内訳です。一番多いのはたんぱく質で、68.4kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
めごちは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
めごちは、低糖質ダイエットに使える?
低糖質ダイエットは、現代の健康志向の中で注目を浴びている食事法です。糖質を制限することで、血糖値の上昇を抑え、脂肪の燃焼を促進するとされています。そのため、低糖質食品の需要も高まっています。そこで、今回は魚の一種である「めごち」について、その低糖質ダイエットへの効果について考えてみたいと思います。
めごちの糖質量は0gである
まず、めごちの特徴として挙げられるのは、その糖質量が0gであることです。糖質を摂取しないことで、血糖値の上昇を抑えることができます。血糖値が上がると、膵臓からインスリンが分泌され、脂肪の蓄積が促進されます。しかし、めごちを食べることで、糖質を摂取しないため、血糖値の上昇を抑えることができます。
めごちは低糖質ダイエットに特に効果的
めごちは糖質量が0gであるため、低糖質ダイエットに特に効果的と言えます。糖質を制限することで、脂肪の燃焼を促進し、体重の減少に繋がります。また、糖質制限は食事のバリエーションが少なくなることが課題とされていますが、めごちはその点でも優れています。さまざまな調理法で楽しむことができるため、飽きることなく続けることができます。
まとめ
低糖質ダイエットは、血糖値の上昇を抑え、脂肪の燃焼を促進する効果があります。その中で、めごちは糖質量が0gであるため、特に効果的と言えます。糖質制限による食事のバリエーションの少なさも問題視されていますが、めごちはさまざまな調理法で楽しむことができるため、飽きることなく続けることができます。低糖質ダイエットを検討している方にとって、めごちは一つの選択肢として考えてみる価値があるでしょう。
めごちは、低脂質ダイエットに使える!?
めごちは、低脂質ダイエットに使える?
魚の中でも「めごち」という魚は、低脂質な特徴を持っています。その脂質量はわずか0.6gと非常に低いため、低脂質ダイエットに特に効果的と言われています。
めごちの脂質量はわずか0.6g
めごちは、その小さな体にもかかわらず、脂質量がわずか0.6gしか含まれていません。この低脂質な特徴が、ダイエットに取り組んでいる人々にとって非常に魅力的な要素となっています。
低脂質ダイエットに特に効果的な理由
低脂質ダイエットは、脂肪の摂取量を制限することで体重を減らす方法です。脂肪は高カロリーであり、摂りすぎると体重が増えてしまいます。しかし、脂質は体に必要な栄養素でもありますので、完全に摂取しないわけにはいきません。
そこで、めごちのような低脂質な魚を積極的に取り入れることで、脂質の摂取量を制限しながらも必要な栄養素を摂ることができます。また、めごちは他の魚と比べても脂質量が非常に少ないため、さらに効果的なダイエット食材と言えます。
めごちの栄養価も高い
低脂質なだけでなく、めごちは栄養価も非常に高い魚です。たんぱく質やビタミン、ミネラルなど、体に必要な栄養素を豊富に含んでいます。これらの栄養素は、ダイエット中に不足しがちなものであり、めごちの摂取によってバランスの取れた食事を実現することができます。
まとめ
めごちは、低脂質ダイエットに特に効果的な食材です。その脂質量はわずか0.6gと非常に低く、脂質の摂取量を制限しながら必要な栄養素を摂ることができます。また、栄養価も高く、たんぱく質やビタミン、ミネラルなどを豊富に含んでいます。めごちを積極的に取り入れることで、バランスの取れた食事を実現し、健康的なダイエットをサポートすることができます。
最後に、めごちの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「めごち」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 73 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 0.1 | g | |
└糖質 | 0 | g | 無し |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 17.1 | g | 多い |
脂質 | 0.6 | g | 低い |
「めごち」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 81.1 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.2 | g | 普通 |
コレステロール | 52 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.4 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「めごち」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 160 | mg | 普通 |
カリウム | 280 | mg | 普通 |
カルシウム | 40 | mg | 普通 |
マグネシウム | 30 | mg | 普通 |
リン | 160 | mg | 普通 |
鉄 | 0.2 | mg | 低い |
亜鉛 | 0.6 | mg | 普通 |
銅 | 0.01 | mg | 低い |
マンガン | 0.04 | mg | 普通 |
ヨウ素 | 26 | μg | 多い |
セレン | 44 | μg | 多い |
クロム | Tr | μg | 無し |
モリブデン | 0 | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 2 | μg | 普通 |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 3 | μg | 普通 |
└β-クリプトキサンチン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 3 | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | 2 | μg | 普通 |
ビタミンD | 11.0 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.02 | mg | 低い |
ビタミンB2 | 0.08 | mg | 普通 |
ナイアシン | 2.4 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.14 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | 3.0 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.16 | mg | 低い |
ビオチン | 1.1 | μg | 普通 |
ビタミンC | Tr | mg | 無し |
関東で流通するめごち(ネズミゴチ)とは別種/三枚におろしたもの/(魚体全体から調理する場合、廃棄率: 60 %、廃棄部位: 頭部、内臓、骨、ひれ等)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。