このページではぼらのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
ぼらのカロリーは119kcal(100gあたり)!これってどうなの?
引用元:Nadia
ぼらの可食部100gあたりのカロリーは、119kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中875位です。これは多い順にすると上位54%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「平均的」です。
また、日本食品標準成分表の「魚」ジャンルのでぼらのカロリーを評価すると、296件中142位です。これは上位から47%に位置するカロリーで、評価は同じく「平均的」となります。
カロリー | 119Kcal |
全体での評価 | 875位 / 1592件中(上位54%…平均的) |
「魚」ジャンル内での評価 | 142位 / 296件中(上位47%…平均的) |
ぼらはカロリーが平均的という評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜぼらのカロリーは平均的?なにが含まれているの?
引用元:DELISH KITCHEN
「ぼら」のカロリーは平均的な理由
「ぼら」のカロリーは可食部100gあたり119kcalであり、他の食材と比較して「平均的」と評価されています。この評価がなされた理由について考えてみましょう。
カロリーの比較
まず、他の食材と比較して「ぼら」のカロリーが平均的であると評価された理由を見てみましょう。可食部100gあたりのカロリーは119kcalであり、他の食材と比べて特に高いわけではありません。また、他の食材と比較して低いわけでもありません。このような中間的なカロリー値が平均的と評価された要因となっています。
栄養素の比較
次に、「ぼら」の栄養データを参照し、他の栄養素との比較を行ってみましょう。
糖質
「ぼら」の糖質は可食部100gあたり4.5gであり、「かなり低い」と評価されています。糖質が低いということは、糖質制限を行っている方や糖質の摂取を控えたい方にとっては良い選択肢と言えるでしょう。
食物繊維
「ぼら」には食物繊維が含まれていません。食物繊維は消化を助けたり、便通を促進するなどの役割を果たしています。しかし、「ぼら」には食物繊維がほとんど含まれていないため、食物繊維を摂取したい場合には他の食材との組み合わせを考える必要があります。
タンパク質
「ぼら」のタンパク質は可食部100gあたり19.2gであり、「多い」と評価されています。タンパク質は体の細胞や組織の構成要素となる重要な栄養素です。特に筋肉をつけたい方や運動をしている方にとっては、タンパク質の摂取は重要です。その点で「ぼら」は良い選択肢と言えるでしょう。
脂質
「ぼら」の脂質は可食部100gあたり5gであり、「普通」と評価されています。脂質はエネルギー源として重要な栄養素ですが、摂り過ぎには注意が必要です。その点で「ぼら」は適度な脂質量を含んでいると言えます。
以上のように、「ぼら」のカロリーは他の食材と比較して平均的と評価されています。また、糖質は低く、タンパク質は多く含まれているため、特に糖質制限や筋肉の増強を目指す方にとっては良い選択肢と言えるでしょう。ただし、食物繊維はほとんど含まれていないため、食物繊維の摂取を考慮する必要があります。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「ぼら」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 4.5g | 4 | 18kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (0)g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 19.2g | 4 | 76.8kcal |
脂質 | 5.0g | 9 | 45kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「ぼら」のカロリー内訳です。一番多いのはたんぱく質で、76.8kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
ぼらは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
引用元:Nadia
ぼらは、低糖質ダイエットに使える?
魚の中でも、ぼらは糖質量が4.5gと比較的低いです。そのため、「ぼらは低糖質ダイエットに少し効果的」と言われています。
ぼらの糖質量は4.5g
ぼらは、糖質量が4.5gと非常に低いです。糖質制限を行っている人にとっては、ぼらは嬉しい食材の一つです。糖質制限ダイエットでは、糖質の摂取を制限することで体重の減少や血糖値の安定を目指します。そのため、低糖質な食材を選ぶことが重要です。
ぼらは栄養価も高い
ぼらは、低糖質だけでなく栄養価も高いです。たんぱく質やビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれています。特に、EPAやDHAといった必須脂肪酸も多く含まれており、健康に良い影響を与えます。また、ぼらにはコレステロールが少ないという特徴もあります。そのため、健康的な食事を心掛けたい方にもおすすめの食材です。
ぼらの調理方法にも注意
ぼらを低糖質ダイエットに取り入れる際には、調理方法にも注意が必要です。揚げ物や煮物など、油を多く使用する調理方法は糖質量を増やしてしまう可能性があります。代わりに、蒸し焼きやグリルなどの調理方法を選ぶことで、糖質を抑えた食事を楽しむことができます。
まとめ
ぼらは、糖質量が4.5gと比較的低く、低糖質ダイエットに効果的な食材と言えます。また、栄養価も高く、健康にも良い影響を与えます。ただし、調理方法には注意が必要です。油を多く使用する調理方法は糖質量を増やしてしまう可能性があるため、蒸し焼きやグリルなどの調理方法を選ぶことがおすすめです。ぼらを上手に取り入れて、美味しく健康的な食事を楽しみましょう。
ぼらは、低脂質ダイエットに使える!?
引用元:DELISH KITCHEN
ぼらは、低脂質ダイエットに使える?
魚の中でも、ぼらは低脂質な特徴を持っています。しかし、ぼらは低脂質ダイエットにはどちらかというと不向きな魚と言えます。その理由を詳しく見ていきましょう。
ぼらの脂質量は控えめ
ぼらの脂質量は、一般的な魚と比べると控えめです。100gあたりの脂質は約5g程度です。この量は、他の魚と比べても低い方です。そのため、脂質を控えたい方には適していると言えます。
低脂質ダイエットには不向きな理由
しかし、ぼらは低脂質ダイエットにはどちらかというと不向きな魚と言われています。その理由は以下の通りです。
1. タンパク質量が少ない
ぼらは脂質量が少ない一方で、タンパク質量も少ない傾向があります。低脂質ダイエットでは、タンパク質を摂取することが重要ですが、ぼらのタンパク質量は他の魚に比べて少ないため、バランスの良い食事にはなりにくいです。
2. 必要な栄養素が少ない
ぼらには、ビタミンやミネラルなどの必要な栄養素が少ない傾向があります。低脂質ダイエットにおいては、栄養バランスを考えた食事が重要ですが、ぼらでは必要な栄養素を摂取しにくいため、他の魚を選ぶ方が良いでしょう。
まとめ
ぼらは低脂質な魚であり、脂質の量は控えめです。しかし、低脂質ダイエットには不向きな魚と言えます。タンパク質量や必要な栄養素が少ないため、バランスの良い食事を考える上では他の魚を選ぶ方が良いでしょう。ぼらを食べる際には、他の栄養素を補うために、野菜や豆類などの健康的な食品と一緒に摂ることをおすすめします。
最後に、ぼらの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「ぼら」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 119 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 0.1 | g | |
└糖質 | 4.5 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 19.2 | g | 多い |
脂質 | 5.0 | g | 普通 |
「ぼら」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 50 | % | 特になし |
水分 | 74.7 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.0 | g | 普通 |
コレステロール | 65 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.2 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「ぼら」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 87 | mg | 普通 |
カリウム | 330 | mg | 多い |
カルシウム | 17 | mg | 普通 |
マグネシウム | 24 | mg | 普通 |
リン | 170 | mg | 多い |
鉄 | 0.7 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.5 | mg | 普通 |
銅 | 0.06 | mg | 普通 |
マンガン | 0.01 | mg | 低い |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 8 | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 8 | μg | 普通 |
ビタミンD | 10.0 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 1.6 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.16 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.26 | mg | 多い |
ナイアシン | 4.5 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.43 | mg | 多い |
ビタミンB12 | 4.7 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.66 | mg | 多い |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 1 | mg | 普通 |
廃棄部位: 頭部、内臓、骨、ひれ等(三枚下ろし)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。