このページでは、魚のちだいを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
ちだいのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはちだいの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 97 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 0.1 | g | |
└糖質 | 3.3 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 19.4 | g | 多い |
脂質 | 2.4 | g | 普通 |
食塩相当量 | 0.2 | mg | 普通 |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、魚分類に所属する正式名称「<魚類> (たい類) ちだい 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、ちだいがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
ちだいはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
ちだいとは?どんな食材?
「ちだい」とは、魚の一種であり、日本料理において重要な食材です。その特徴的な味わいと食感から、多くの料理で使用されています。
ちだいの特徴
ちだいは、淡白な味わいと柔らかい食感が特徴です。そのため、さまざまな料理に合わせることができます。また、身が引き締まっているため、煮物や刺身などの料理にも適しています。
ちだいの利用方法
ちだいは、さまざまな調理方法で利用することができます。例えば、煮物では、だし汁や調味料と一緒に煮込むことで、魚の旨味を引き出すことができます。また、刺身では、新鮮なちだいを薄く切り、醤油やわさびをつけて食べることが一般的です。
ちだいの栄養価
ちだいには、たんぱく質やビタミン、ミネラルなどの栄養素が豊富に含まれています。特に、EPAやDHAといった必須脂肪酸が多く含まれており、健康に良い影響を与えるとされています。また、低カロリーなため、ダイエット中でも安心して食べることができます。
以上のように、ちだいは淡白で柔らかい食材であり、さまざまな料理に利用することができます。その栄養価も高く、健康にも良い影響を与える食材として重要です。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はちだいがダイエットにどう役立つか説明します!
ちだいはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. カロリーがやや低い
「ちだい」は可食部100gあたりのカロリーが97kcalとやや低いです。カロリーが低い食材を選ぶことは、ダイエットや体重管理に役立ちます。カロリー摂取を抑えることで、体重の増加を防ぐことができます。また、カロリーが低い食材を選ぶことで、食事のバランスを取りながら健康的な食事を摂ることができます。
2. タンパク質が多い
「ちだい」は可食部100gあたりのタンパク質が19.4gと多いです。タンパク質は身体の成長や修復に必要な栄養素です。タンパク質は筋肉の形成にも関与しており、筋肉量を増やすことで基礎代謝を上げることができます。さらに、タンパク質は満腹感を与えるため、食事の満足感を高めることができます。
3. 糖質がかなり低い
「ちだい」は可食部100gあたりの糖質が3.3gとかなり低いです。糖質の摂りすぎは、血糖値の急激な上昇を引き起こし、糖尿病や肥満のリスクを高める可能性があります。糖質を制限することで、血糖値の上昇を抑えることができます。また、糖質の摂りすぎによるエネルギー過剰摂取も防ぐことができます。糖質制限はダイエットや血糖値管理に役立つため、健康的な食事に取り入れることができます。
おすすめ:ちだいのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
ちだいに含まれる無機質の栄養を解説!
「ちだい」の特徴
「ちだい」は、以下のような栄養データがあります。
1. カリウムやリンが多い
「ちだい」には、カリウムやリンが多く含まれています。カリウムは体内の水分バランスを調整し、筋肉の収縮や神経の伝達にも関与しています。リンは骨や歯の形成に必要な栄養素であり、エネルギー代謝にも関与しています。このような栄養素が多く含まれているため、「ちだい」は体の健康維持に役立つ食材と言えます。
2. ナトリウムが普通
「ちだい」に含まれるナトリウムは、普通の量です。ナトリウムは体内の水分バランスを調整するために必要ですが、摂りすぎると高血圧や体の浮腫の原因になることもあります。そのため、ナトリウムの摂取量は適度に注意が必要です。
3. 銅やマンガンが低い
「ちだい」には、銅やマンガンが低い量しか含まれていません。銅は体内の酵素の働きを助け、マンガンは骨や結合組織の形成に関与しています。これらの栄養素が少ないため、「ちだい」は銅やマンガンを摂取するための主要な食材ではありません。
以上のように、「ちだい」はカリウムやリンが多く含まれており、ナトリウムは普通の量です。一方で、銅やマンガンは少ない量しか含まれていません。これらの特徴を踏まえると、「ちだい」は体の健康維持に役立つ食材であり、バランスの取れた食事に取り入れることが望ましいと言えます。
ちだいに含まれるビタミンを解説!
「ちだい」のビタミン含有量の特徴
1. ビタミンAの含有量は多い
- レチノールの含有量は21 μgであり、他のビタミンAの形態(α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、β-カロテン当量)は無しです。
- レチノール活性当量も21 μgであり、ビタミンAの供給源として優れています。
2. ビタミンDの含有量は多い
- ビタミンDの含有量は2 μgであり、日々の必要量に対して十分な量が含まれています。
- ビタミンDは骨の健康維持に重要であり、「ちだい」はその供給源として適しています。
3. ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12の含有量は多い
- ナイアシンの含有量は4.7 mg、ビタミンB6の含有量は0.33 mg、ビタミンB12の含有量は3 μgです。
- これらのビタミンはエネルギー代謝や神経機能の維持に関与しており、十分な量が摂取できる「ちだい」はバランスの取れた食事に貢献します。
最後に、ちだいの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「ちだい」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 97 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 0.1 | g | |
└糖質 | 3.3 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 19.4 | g | 多い |
脂質 | 2.4 | g | 普通 |
「ちだい」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 76.8 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.3 | g | 普通 |
コレステロール | 74 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.2 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「ちだい」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 75 | mg | 普通 |
カリウム | 390 | mg | 多い |
カルシウム | 33 | mg | 普通 |
マグネシウム | 32 | mg | 普通 |
リン | 230 | mg | 多い |
鉄 | 0.6 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.4 | mg | 普通 |
銅 | 0.03 | mg | 低い |
マンガン | 0.01 | mg | 低い |
ヨウ素 | 24 | μg | 多い |
セレン | 43 | μg | 多い |
クロム | Tr | μg | 無し |
モリブデン | 0 | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 21 | μg | 多い |
└α-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 21 | μg | 多い |
ビタミンD | 2 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 1.3 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.03 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.10 | mg | 普通 |
ナイアシン | 4.7 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.33 | mg | 多い |
ビタミンB12 | 3.0 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.49 | mg | 普通 |
ビオチン | 4.3 | μg | 多い |
ビタミンC | 2 | mg | 普通 |
別名: はなだい/三枚におろしたもの/(魚体全体から調理する場合、廃棄率: 55 %、廃棄部位: 頭部、内臓、骨、ひれ等)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。