このページでは、魚のきだいを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
きだいのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはきだいの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 100 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 0.2 | g | |
└糖質 | 4.0 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 18.6 | g | 多い |
脂質 | 3.1 | g | 普通 |
食塩相当量 | 0.2 | mg | 普通 |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、魚分類に所属する正式名称「<魚類> (たい類) きだい 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、きだいがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
きだいはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
きだいとは?どんな食材?
「きだい」とは、日本近海でよく獲れる魚の一つです。その特徴は、美しい銀色の体と大きな目、そして鱗の美しい模様です。また、きだいは体長が30センチメートルから50センチメートルほどで、体形は細長く、背びれと尾びれが黄色く輝いています。
きだいの味と食べ方
きだいの肉は白身でありながら、しっかりとした歯ごたえがあります。その味は淡白でありながらも、上品でまろやかな風味があります。そのため、きだいはさまざまな調理法に適しており、刺身や煮付け、焼き物など、幅広い料理に使われています。
きだいの栄養価と効能
きだいには、たんぱく質やビタミンD、カルシウム、リンなどが豊富に含まれています。これらの栄養素は、骨や歯の健康維持に役立ちます。また、きだいにはDHAやEPAといった不飽和脂肪酸も含まれており、血液の循環を促進し、心臓病や脳卒中の予防にも効果があります。
以上のように、きだいは美味しさと栄養価の両方を兼ね備えた食材であり、多くの人々に愛されています。ぜひ、きだいを食卓に取り入れて、健康な食生活を送りましょう。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はきだいがダイエットにどう役立つか説明します!
きだいはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
「きだい」の栄養データ
カロリー:100kcal(やや低い)
炭水化物:0.2g
└糖質:4g(かなり低い)
└食物繊維:0g(無し)
タンパク質:18.6g(多い)
脂質:3.1g(普通)
塩分:0.2g(普通)
健康的な食事に役立つ点
1. カロリーがやや低い
「きだい」は100gあたりのカロリーが約100kcalとやや低いです。カロリーが低い食材を選ぶことは、ダイエットや体重管理に役立ちます。
2. 糖質がかなり低い
「きだい」の糖質は100gあたり4gとかなり低いです。糖質を控えたい方や糖尿病の方にとっては良い選択肢となります。
3. タンパク質が多い
「きだい」には100gあたり18.6gのタンパク質が含まれています。タンパク質は筋肉の形成や修復に必要な栄養素であり、健康的な食事には欠かせません。
おすすめ:きだいのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
きだいに含まれる無機質の栄養を解説!
1. カリウムが多い
「きだい」は可食部100gあたりに390mgのカリウムを含んでいます。カリウムは体内の水分バランスを調整し、神経や筋肉の正常な機能を維持するために重要な栄養素です。カリウムの摂取量が不足すると、筋肉の疲労や不整脈などの健康問題が起こる可能性があります。その点で、「きだい」はカリウムを豊富に含む食材と言えます。
2. リンが多い
「きだい」には可食部100gあたり210mgのリンが含まれています。リンは骨や歯の形成に重要な役割を果たす栄養素であり、エネルギー代謝やDNAの構成にも関与しています。リンの摂取量が不足すると、骨や歯の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、「きだい」はリンを多く含む食材として注目されるべきです。
3. 鉄が低い
「きだい」には可食部100gあたり0.2mgの鉄が含まれています。鉄は血液中のヘモグロビンの構成要素であり、酸素の運搬に重要な役割を果たしています。鉄の摂取量が不足すると、貧血や疲労感などの健康問題が起こる可能性があります。そのため、「きだい」は鉄を多く含む食材ではないため、鉄の摂取には他の食材を取り入れる必要があるかもしれません。
きだいに含まれるビタミンを解説!
「きだい」のビタミン含有量の特徴
1. ビタミンAの含有量は多いです。
- レチノールとレチノール活性当量の両方が50 μg含まれています。
- ビタミンAは、視力や皮膚の健康維持に重要な役割を果たします。
2. ビタミンDの含有量も多いです。
- 100gあたり4 μgのビタミンDが含まれています。
- ビタミンDは、カルシウムの吸収や骨の健康に関与しています。
3. ビタミンB群の中でも、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12の含有量が多いです。
- ナイアシンは2.8 mg、ビタミンB6は0.2 mg、ビタミンB12は3.2 μg含まれています。
- これらのビタミンは、エネルギー代謝や神経機能の維持に重要です。
最後に、きだいの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「きだい」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 100 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 0.2 | g | |
└糖質 | 4.0 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 18.6 | g | 多い |
脂質 | 3.1 | g | 普通 |
「きだい」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 60 | % | 特になし |
水分 | 76.9 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.2 | g | 普通 |
コレステロール | 67 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.2 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「きだい」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 73 | mg | 普通 |
カリウム | 390 | mg | 多い |
カルシウム | 23 | mg | 普通 |
マグネシウム | 30 | mg | 普通 |
リン | 210 | mg | 多い |
鉄 | 0.2 | mg | 低い |
亜鉛 | 0.4 | mg | 普通 |
銅 | 0.02 | mg | 低い |
マンガン | 0.01 | mg | 低い |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 50 | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 50 | μg | 多い |
ビタミンD | 4 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 1.5 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.03 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.04 | mg | 普通 |
ナイアシン | 2.8 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.20 | mg | 多い |
ビタミンB12 | 3.2 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.38 | mg | 普通 |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 1 | mg | 普通 |
別名: れんこだい/廃棄部位: 頭部、内臓、骨、ひれ等(三枚下ろし)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。